ベトナムの国益擁護というパラダイム(ものの考え方)
参考になりそうね↓
ベトナム指導部は、外交は「三つの否」を原則とする
*領土に外国人基地なし、
*ベトナムの軍事ブロックへの参加なし、
*第三国に敵対するいかなる同盟にも参加しない、
というものだ。
どこのグループにも参加・加担しないことで、敵をつくらない。
日本の憲法9条に近いかもね。

ベトナム「三つの否」政策
2016年10月14日 スプートニク日本
https://jp.sputniknews.com/opinion/201610142902794/
13日、ベトナム外務省のル・ハイニン大臣は、ベトナムは「いずれの国がベトナムに軍事基地を展開することも」許さない、と宣言した。
かつてソビエト軍事基地があったキューバとベトナムに基地を取り戻す可能性をロシア国防省が検討しているというロシアメディア報道の議論が背景にある。たとえば先週同省のニコライ・パンコフ次官は述べた。 ロシア外務省高官(匿名)はスプートニクに次のように述べた。
「ベトナム外務省の声明に何ら新しいこと、センセーションはない。ロシアは2002年、カムラニから基地を引き上げた。当時からベトナムはもう外国の軍事基地は設置されないと宣言していた。その後も一貫してそう宣言し、今回も、しかるべきインフラが国の利益のために利用されると宣言した。我々はその立場に準じる。ベトナムにロシア軍を復帰させることを省として検討中というロシア国防次官発言は驚きだ」。
一方、政治学者のウラジーミル・コロトフ教授はスプートニクのインタビューで述べた。
「ベトナムは国益擁護といういつも通りのパラダイムで行動している。数年前ベトナム指導部は、外交は「三つの否」を原則とする、と述べた。領土に外国人基地なし、ベトナムの軍事ブロックへの参加なし、第三国に敵対するいかなる同盟にも参加しない、というものだ。既にそうしたベトナムの国家主権強化をめざす政策が数年にわたり続いており、それが米軍基地のあるタイやフィリピンなど他の近隣諸国に対するベトナムの強みになっている。ベトナムにはいずれの外国軍事基地もない。カムラニのインフラは外国の軍艦を受け入れるのに使っている。修理のためにロシアの軍艦が入り、備蓄を追加し、かと思えば米国その他の国の軍艦も、ベトナムとの合意のもとに寄港する。センセーションは全くなく、すべて通常運転で行われている」。
「外国の軍事基地は設置させない」と政府が宣言することで、大国の干渉を防いできた。
カムラニのインフラとは、旧ソ連の海軍基地で、現在拡張工事中のようです。
南沙諸島問題で、どこの国の軍隊でも寄港できるようにしたと。
考え方が、スイスっぽい印象を受けた。
多極化の世界を生き抜くには、民間防衛か。
この方法は、あらゆる国々と上手くやる一つの答えかも知れません。
ベトナム軍事要衝に国際港 カムラン湾、中国けん制も
2016/3/8 日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM08H5B_Y6A300C1000000/
【ハノイ=共同】ベトナム海軍は8日、南シナ海に面するカムラン湾(中部カインホア省)の基地で国際港の開港式典を開いた。外国の軍艦船、民間船いずれも使用可能としている。国営ベトナム通信が伝えた。
カムラン湾はベトナムきっての軍事要衝で、これまで外国軍艦船の寄港を厳しく制限していた。外国軍の船も積極的に受け入れる姿勢を示すことで、南シナ海の領有権をめぐって対立する中国をけん制する狙いもあるとみられる。
日本とベトナムは南シナ海情勢を念頭に昨年11月、海上自衛隊の艦船をカムラン湾に寄港させることで合意しており、早ければ4月にも護衛艦が訪問する見通し。
カムラン湾の港は10万トン級の船舶停泊が可能で、ベトナムと中国などが領有権を争う南シナ海の西沙(英語名パラセル)、南沙(同スプラトリー)両諸島にも比較的近い。冷戦時代は旧ソ連の東洋最大の海外拠点となり、2002年のロシア軍撤退以降はベトナム海軍が基地を設置している。
国際港の建設工事は今後も続き、完成時には同時に18隻の受け入れが可能な同国最大の港になる見通し。



原発オワコンのようです↓
ロシアのような国土の広い国に、原発は向いているような気がする。

ベトナム 原子力エネルギーを拒否
2016年11月22日 スプートニク日本
https://jp.sputniknews.com/asia/201611223038363/
ベトナムの国権の最高機関である国会(一院制)は22日、原子力エネルギー開発の拒否に賛成した。ベトナムの通信機関VNAが報じた。
採択後に国会議長と投票集計委員会が決議に署名し、発効される。
ベトナムの原子力エネルギー開発計画の最も重要な部分は、ニントゥアン省の原子力発電所プロジェクトで、ロシア国営企業「ロスアトム」と共同で建設される予定だった。
ロシアは建設のために特別な特恵的融資を提供した。2基からなるロシアの第1原発は、2020年に建設が始まる予定だった。
なお日本もベトナムの原子力エネルギー開発プログラムで最も重要な国の一つとなっている。
安倍政権、上手く行ってないね(笑)
復興予算から調査費、さらに水増ししてネコババ?↓
黒塗りした人間を、逮捕聴取しない司法とは一体・・・
満田夏花 @kannamitsuta 11月23日
こんなこともあった
↓
ベトナム原発の建設調査に国税二五億円――復興予算流用!使い道不透明 http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/?p=3862
なお、この記事の後新たに追加調査の名目で3億円の調査が日本原電に発注。報告書は結局、ほんの一部だけしか公開されず、ほとんど黒塗り
東京新聞にもありますた↓
ベトナム原発計画、白紙撤回 日本受注、安倍政権に打撃
2016年11月22日 東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016112201001993.html
【ハノイ共同】ベトナム国会は22日、日本とロシアの受注が決まっていた初の原発建設計画について、東電福島原発事故を受けたコスト増加や財政難などを理由に中止する政府決議案を賛成多数で承認した。計画の白紙撤回が正式に決まった。
原発輸出を成長戦略の一つに位置付ける安倍政権にとって大きな打撃。完成すれば東南アジア初の原発となる予定だったが、ベトナム政府は今月10日、中止する決議案を国会に提出していた。
他国の政府は、多極化を見越して、すでに動いているのであった。