http://ms.toyota.co.jp/jp/wec/whats.html

世界各国を転戦する長距離レースの世界シリーズ
第3戦は伝統のル・マン24時間。日本戦は富士で10月に開催
長い歴史を持つ国際耐久選手権
現在は4つのクラスが混走で走る
2014年のル・マン24時間レースに参戦する全車両 世界耐久選手権(World Endurance Championship = WEC)はFIA(Federation Internationale de l'Automobile = 国際自動車連盟)が統括する世界選手権のひとつ。他にF1、WRC、WTCCがそれぞれの部門で世界最高水準の選手権として開催されている。WECはル・マン24時間の運営やヨーロッパとアジアで展開されているル・マン・シリーズを統括するACO(Automobile Club de l'Ouest =西部自動車クラブ)とFIAが協力しあって規則を作成し、選手権の運営に当たっている。LMP1、LMP2、LMGTE-PRO、LMGTE-AMという4つのクラスがあり、それらの車両が混走してレースが争われる。
ところでスポーツカーによる耐久レースシリーズの歴史は意外に古く、1953年にはセブリング12時間、ミッレ・ミリア、ル・マン24時間など全7戦で争われる世界選手権が既に行われている。
その後、レースの形態は変化し、車両規定もグループ6、グループCと移行。選手権の名称も世界マニュファクチャラーズ選手権、世界スポーツプロトタイプ選手権、スポーツカー世界選手権などと変遷をたどって来た。WECの名称は1980年代前半に用いられていたものだ。
WEC日本初開催の1年後、1983年からは同じグループC規定を採用した「全日本耐久選手権」がスタートする。後に「全日本スポーツプロトタイプカー選手権」となるこの選手権にはトヨタ、ニッサンがワークス活動を展開し、ともに「WEC IN JAPAN」、さらにはル・マン24時間制覇を目指すようになる。それまでにもル・マン24時間挑戦を視野に入れていた時期もある両ワークスだったが、「WEC IN JAPAN」開催がその流れを作り、実際にチャレンジを開始することになった。

WEC 2014年のシリーズ概要
2014年のFIA世界耐久選手権は全8戦が開催される。シルバーストンで開幕し、6月のル・マン24時間、10月の富士を経て、11月30日のサンパウロで閉幕する。ル・マン以外はすべて6時間レースとして開催され、ドライバーとマニュファクチャラーの世界選手権、GTドライバーのワールドエンデュランスカップ等の選手権、カップ、トロフィーが争われる。

カテゴリー
WECに参加する車両はプロトタイプカーとグランドツーリングカーに大別され、それぞれに2クラスずつ計4クラスが設けられている。また、競技規則でドライバーの類別がプラチナ・ゴールド・シルバー・ブロンズの4つに規定されていて、その類別によってクラス毎のドライバー編成に制限が加えられている。
■Le Mans Prototype 1(LMP1-H / LMP1-L)

エネルギー回生システムを装備するLMP1 Hybrid(LMP1-H)と、プライベーターのためにそれを装備しないLMP1 Light(LMP1-L)に区分される。すべてクローズドカー(屋根あり)で、燃料タンク容量はガソリン車が68.3リッター、ディーゼル車は54.3リッター。最大排気量はLMP1-Hが自由、LMP1-Lは5,500cc、最低車重はLMP1-Hが870kg、LMP1-Lは850kg。燃料の流量を制限するため燃料流量計の装備が義務付けられる。LMP1-Hは1周に使用できるエネルギー量が2MJ(メガジュール)から8MJまで4段階に定められている。ブロンズのドライバーは参加できない。TS040 HYBRIDはこのクラスに参戦し、エネルギー量は6MJを選択する。
■Le Mans Prototype 2(LMP2)
オープン(屋根なし)またはクローズドカーで、プライベーターのためのカテゴリー。また、コストキャップ制(車体やパーツの価格上限が決められている)を導入している。このため量産エンジンのみの搭載が認められ、最大排気量は、自然吸気が最多8気筒の5,000cc、ターボは最多6気筒で3,200cc。最低車重900kg。燃料タンク容量は最大75リッター。シルバーまたはブロンズに類別されるドライバーを少なくとも1名ドライバー編成に組み入れなければならない。■Le Mans Grand Touring Endurance Pro(LMGTE Pro)
2ドア、2座席または2+2(前後に2座席)のオープンまたはクローズドボディの量産GT(グランドツーリング)カー。最低車重1,245kg、最大排気量は自然吸気が5,500cc、ターボは4,000cc。燃料タンク容量は90リッター。パドルシフトは条件付きで可能。4WD、オートマチック、セミオートマチック・ギアボックス、アクティブ・サスペンションは禁止される。ドライバー類別に関する制限はないが、結果的にプロドライバーのゴールド、シルバーが中心になる。■Le Mans Grand Touring Endurance Am(LMGTE Am)
プロフェッショナル向けのLMGTE Proに対して、LMGTE Amはアマチュア向けと定義されている。車両面の違いは、Amが1年前の車両、または前年の仕様に完全に合致した車両でなければならないこと。ドライバーでは、ブロンズに類別される者が少なくとも1名と、ブロンズまたはシルバーに類別されるドライバー1名をドライバー編成に含めなければならない。 このようにアマチュアと実績ある中堅ドライバーが組んで参戦する事が決められている。 WEC ポイントシステム(2014年)

DTMやスーパーGTに気を取られ、疎かになっていた世界耐久選手権。
第5戦富士があったようです。
WECの年間王者獲得より、ルマンで勝つ1勝の方が、価値あるように感じる今日この頃であった。
GT500&GT300との比較で、マシンの速さが想像できると思う。
参考に↓
F1 : 1分17秒287 フェリペ・マッサ フェラーリ・F2008/フェラーリ
GT500 : 1分28秒799 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 日産・GT-R
GT300 : 1分36秒736 星野一樹 日産・GT-R
予選方式は、少々特殊です↓
映像がたまに止まるのは、元映像がストリーミング映像だったようで仕様です(笑)
WECの予選は、2名のドライバーが最低2回のアタックラップをこなし、それぞれ2人のベスト2周のタイム、計4周の平均タイムで決勝レースのグリッドを決定する。
2014 WEC round 5 - 6 hours of Fuji Qualifying
WEC 2014: 6H of Fuji Amazing Start+Highlights+Finish
2014 WEC round 5 - 6 hours of Fuji Part1-3
WEC 2014. 5 round - 6 hours of Fuji. Qualifying. HD
https://www.youtube.com/watch?v=W59MCFc6qgA
WEC 2014: 6H of Fuji Amazing Start+Highlights+Finish
https://www.youtube.com/watch?v=HdQ4l5FPeV0
WEC 2014. 5 round - 6 hours of Fuji. Race. Part 1. HD
https://www.youtube.com/watch?v=8HgXBIctlH0
WEC 2014. 5 round - 6 hours of Fuji. Race. Part 2. HD
https://www.youtube.com/watch?v=2zRNsB_gpgA
WEC 2014. 5 round - 6 hours of Fuji. Race. Part 3. HD
https://www.youtube.com/watch?v=3W6PlFYhnjU
結果&コメント↓
WEC 2014年 第5戦 富士6時間レース 決勝
http://ms.toyota.co.jp/jp/wec/racereport/1405-fuji-05.html