有名アートディレクターである著者の「佐藤可士和の超整理術」読了。ベストセラーにつき興味津々で読んだけど、うーむ。「空間」「情報」「思考」に整理術を用いて対応しろ!というのがこのビジネス本の切り口です。「空間」についてはとても参考になる。たとえば、かばんの中身をかならずすべて一度出して、不必要なものはしまいましょう。とか。机の上や、PCのデスクトップは必ず整理しましょう。とか。もう即実践を始めました。
しかし、「情報」の整理の項目はあまり参考にならない。クライアントをよく「問診」し、本質を捕まえろ、医師に学べ、ということなんですが、確かに私たちが毎日日常でやっていることですのよ。おほほほ。しかし、アート・ディレクションの世界ってこういうレベルで立ち往生しているんでしょうか?
「思考」の整理に至っては、何が論点なのかさえもよくわからない。どちらかというと自分の作品が不必要な情報を整理して、こういう風に出来たよという体験談なんだけど、彼の広告作品ってどれも同じように見えるので、あまり説得力がないのよ。
まあ、片付け上手になりましょう、って事ですね。この本も「整理」しちゃいましょう(爆)
佐藤可士和の超整理術/佐藤 可士和