南條恭二郎の想い。サイドストーリー、命日、墓前より...。
時は少し1年ほど先に進む。現在は1999年7月某日。
そう早雲姉妹の両親である晴輝と亜紀が中国地方防衛戦で戦死してから1年後のその日。
(亜美と真木、西は少佐に、後に合流している上月副官は大尉に、奈月は中尉に進級している)
早雲姉妹は戦隊の後ろ盾である、南條中将から用があると言う事で彼が司令を務める基地へ来ていた、それと同時刻。
南條は執務室で書類仕事を片付けた後、窓を見ながら物思いに耽っていた。
南條中将「今日は晴輝と亜紀さんの命日か...あれからどのくらい経ったかな...。」
そこに早雲姉妹が南條中将に呼ばれ、司令官の執務室前でノックをしようとしたが、、、
姉妹の心に南條叔父様の想いが聞こえてくる。
南條中将(亜紀さん、天国で晴輝の奴と仲良くしているのだろうか...私の、初恋の人...。
あの人は晴輝と末永く幸せになって欲しかった...。)

ノックする、瞬間。
亜美と奈美はあ、と声を出しかけ口を二人とも塞ぐ。
??「あら!亜美少佐殿と奈美准尉殿。出迎えを寄越さず申し訳ありません。」
三芳隆文法務官と共に執務室前に現れたのは、切り揃えた黒髪短髪に黒縁眼鏡、キッチリと日本帝国陸軍制服を着た女性。
南條中将の秘書官である七瀬瑠姫(ナナセ ルキ) だった。
七瀬秘書官「今し方、三芳中将殿をお迎えに参ってましたので...。」
奈美准尉「(やはり前にお聞きした通り南條叔父様はお母さんの事が好きだったんだ。)」
と、どう言葉をかければいいのか二人は解らなくなり、司令官室に入るのをためらっている。
亜美少佐「あ、七瀬秘書官殿、お疲れ様です。大丈夫ですよ。」
奈美准尉「お疲れ様です。お迎えは不要ですよ私達には。大丈夫ですよ、あわあわ。」
と奈美は特に焦っているのがバレバレである。
三芳法務官「お、二人とも久しぶりだな。元気にしてるか、困ったことは無いか。
おいたをする奴が亜美の戦隊にいるとは思わんが、スパイ等には気をつけるんだぞ。うん?どうした。」
と二人の感じが何かあるなと思う。

七瀬秘書官「入りにくそうなのでしょうか、とにかく執務室へ。中将、お客様をお連れしました。」
南條中将「おぅ!入ってくれ!」
七瀬秘書官「失礼し、って何をなされてるんですか!」
七瀬が執務室に入ると、テーブルに右足を乗せて足の爪を切っているダラシない格好の南條の姿があった。
南條中将「七瀬ちゃん〜ありがとね。ん?見ての通り足の爪切りさ。
昨日切るのを忘れてたからね〜仕事は済んでるから、問題ないよ。」
七瀬秘書官「そう言う問題ではないです中将!せめて服装を正して下さい!お客様の前なんですよ!」
南條「んな固い事言わないでおくれよ七瀬ちゃん〜
おぅ!隆文!亜美ちゃん!奈美ちゃん!いらっしゃい〜!。」
マイペースの南條中将に、七瀬秘書官は呆れて溜息を吐いていた。
それを見た三芳法務官。諦めの表情で
三芳中将「、、、だからお前はモテないのだ。せめて女性が入室するときは止めておけ。」
亜美少佐「南條叔父様、それは私達でも引きますわよ┐(´д`)┌ヤレヤレ。」
奈美准尉「、、、(昔から、南條叔父様のこういう所が苦手、、、。言えないけど)。」
と七瀬秘書官の後ろに隠れる。
南條はそれを気にせず笑う。
南條中将「ハハハ!こんな感じに相手を振り回さなきゃ政治交渉や裏工作なんぞ出来んさ!
まぁ、今後はなるべく控えるかな...。」
三芳中将「これだから、(諦め顔)もう知らん。(# ゚Д゚)」
亜美少佐「(でも、あ母さんが生きていた時は頑張ってたんですよね。。。悲しい。それもあってこうしてる所もありそう。
あまり言ってはいけないか。)南條中将、お呼びにより参りました。」
と敬礼する。
奈美も慌てて隣に戻り敬礼する。
南條は亜美の僅かに変化した表情を見たあと、
南條中将「敬礼は大丈夫だ。今日呼んだのは他でもない、君達姉妹の両親 輝樹と亜紀さんの墓参りに行くって事なんだが...
せっかくだから最近の戦隊内の報告でも聞こうか。
隆文、すまんが先に七瀬ちゃんと行っててくれ。頼む。」
三芳中将「、、、(何か二人に話がありそうだな。)解った。先に行っている。
では七瀬秘書官、こんなじじいだがエスコートさせてくれ。
よろしく頼む。」
とキリッとして言う。
南條と三芳の言葉で察した七瀬は。
七瀬秘書官「了解しました。三芳中将殿、宜しくお願いします。」
三芳は七瀬をエスコートし、墓参りに向かう。
南條は2人が行ったのを確認し、だらしない服装を正して改めて姉妹に向き合った。
南條中将「亜美少佐、何か私から読み取ったようだが...一体何を読めたかね?」
亜美少佐「、、、(さすがに、奈美の表情で解るか)、申し訳ありません。南條叔父様。
この部屋に入る前に聞こえてしまいました。母の事が好きだったのですね。」
奈美准尉「申し訳ありません。心の声が聞こえてしまいました。ここまで
私達をご支援してくれるのは、お母さんの事があるから、、、でしょうか、ありがたいことですが。」
それを聞いた南條は吹き出した。
南條中将「わ、私の亜紀さんへの恋心が君達に!
なんて事だ...いや、いつかは知られるとは思ったがね...
あぁ、私は君達の母親。亜紀さんが好きだった...
このまま、こんなオジサンの話を聞いてくれるかな?」
亜美少佐「もちろんですよ。父の同期の桜な戦友で、母親とも戦友で好きになっていただいて
しかも私達をも護ってくれる南條叔父様は素敵な方ですよ、さっきなような事がなければなおよしですが、
はい、それは冗談として、お聞きします。」
奈美准尉「もちろんです。亜美姉さんと私も同じ思いですよ。」

南條は苦笑いをしながら話し始めた。
南條中将「亜紀さんとは、彼女が戦術機のテストパイロット時代からの知り合いでね...。
その頃から恋をしていて今みたいなだらしなさを本格的に直そうとした程惚れていたよ。
ある時、戦術機のテスト中に海難事故にあってね。晴輝から連絡があって横須賀の病院に駆け付けた時には、
既に亜紀さんと晴輝は良い雰囲気だったよ...。それを見て私は静かにその場を去って、影で泣いていたね。」
亜美と奈美は何とも言えない顔をしている。
(それは毛嫌いしていると言う表情ではなく、どう言えばいいのか、二人の人に好かれて
片方の方に対してはどうすればいいのかが解からないという感じに見える。
それに戦友思いでもある方でもあるので、、複雑な思いを感じ取って聞いている。
南條中将「私は彼らの仲を引き裂く事もできたがそれをしなかったよ...何故ならあんなに、
あんなにも仲睦まじい2人を引き裂ける訳ない...だから涙を亜紀さんへの思いを殺して、
2人の友人として接して来た。末永く幸せを願っていたよ。あの日、中国地方防衛戦で2人が逝ってしまうまでね...。」
普段は誰にも見せない、悲しい顔を南條はしながら話す。
亜美「両親の事をそこまで思っていただきありがとうございます。二人も喜んでいると思いますよ。
中国地方防衛戦は、、、あれは悔やんでも悔やみきれません。たどり着けなかった。。」
悔しさで涙でにじむ亜美。
それを気遣う奈美、自分の手で亜美の手を包む。
そして二人を優しい表情で見つめる。
南條中将「私も虎の子の空挺部隊を向かわせたのだがね...。」
亜美少佐「今更、たらればですが、上層部の判断が悪すぎました。
超大型の台風が来ていたからと言いますが、BETAが来る時期を楽観視しすぎでした。
私はそれを大陸に派遣されて思い知らされました。言いたくありませんが両親は上層部に殺されたようなものです。」
と怒りの表情で言う。
奈美は悲しそうにそれを聞き亜美に抱き着く。
南條は、2人を見つめて言った。
南條中将「確かに、私もその責を負う1人だよ...私は亜紀さんが好きだったから君達姉妹を支援してるだけじゃない。
輝樹と亜紀さんが愛した、2人の宝物だからだよ。私にとって2人はかけがえのない存在だったからね。」
それに対しては、、、悲しそうに首を振ってこたえる。
奈美准尉「有難うございます。でも私達は、、人ではありません。お父さんもお母さんも私たちの事をそんなこと
関係ないと、愛情を注良いでくれましたが。。私達はだから、南條叔父様にも三芳叔父様にも、、、。」
と言葉が続けなられない奈美。
それを引き継いで言う亜美。
亜美少佐「ここまで支援していただき本当にありがとうございます。
それに上層部の責任に南條叔父様は入っていませんわ。出来る事を最大限してくれてるではないですか、
私も南條叔父様のその空挺部隊にも入れてくれてた。あれは本当にうれしかった。
陸軍だから、両親を助けに行けないと思って絶望していましたから。。。
ですが、結果は。。。奈美がいう事は私も同じ思いです。」
南條中将「人じゃないか...、私は沢山の人間を見てきたから分かる。
君達は人だ、誰に何を言われようとも早雲輝樹と早雲亜紀の娘達なんだ。
君達も私にとって大切な存在だ。君達だけは必ず守ってみせる。それが、私が君達に出来ることだと思う。」
二人は泣きながら答える。
亜美少佐「有難うございます。私達は南條叔父様達に護られてここまで生きてこれました。
私たちは、早雲家の娘でいたい。この先も。。そして叔父様達と共に笑って生きていきたい。」
奈美准尉「うれしいです、南條叔父様。私は早雲家の娘で良かった。前世のような事にはしたくありません。
皆さんと笑って暮らせる世界を見たいです。」
と、二人は南條中将に寄り添う。
南條は微笑む。
南條中将「うむ、私も出来る限りのことをしよう。これからも君達が早雲家の人間であるように守って行くよ、
さて話が長くなったな。我々も向かおうか。」
基地を出て早雲家の墓があるお寺へ向かう。
南條中将の少し後ろをついて歩いていたがその途中姉妹は思い出した。
小さい頃の記憶だ。南條叔父様が私達をあやしながら、右手で亜美を、左手で奈美を夜店や遊園地に連れて行ってくれた記憶が。
二人はちょっと恥ずかしそうにしながらもうなずきあい、
南條叔父様失礼しますと、当時と同じように寄り添い、手を繋ぐ。
南條中将は驚き。
南條中将「おや、いきなりどうしたのかい?私の手を握るなんて、両手に花でいいが...。」
亜美少佐「思い出したのですよ。私達が小さいころにこうやって手を引いて色々なところにつ入れて行ってくれましたよね。」
奈美准尉「そうです、私は特に夜店や色々なところに連れて行ってもらえてうれしかったですよ。
いつも楽しみにしてました。両親は懲罰的な内勤で忙しかったので、南條叔父様と三芳叔父様が
よく遊んでくれたこと、だから寂しくなかったです。」
微笑みながら奈美はさらに。
奈美准尉「当時私達は仲良くなった友達達にも気味が悪いと、言われ友達もできずに泣いていました。
それを南條叔父様が色々連れて行ってくれたのを思い出したのですよ。本当にうれしかった。」
亜美少佐「ああ、そうでした。南條叔父様ほんとそういうところは子煩悩と言うか、失礼ですが、お友達のような感じでしたよ。」
と話す。
南條は懐かしむように言う。
南條中将「そうだったね...晴輝と亜紀さんからもお願いされて、連れて行ったね。家で待っている2人を見て、
そして遠くから友達に嫌われているのを私は目撃していたんだよ。
本当は、私達が色々連れて行きたいと2人とも嘆いていたよ。連れて行った話を、2人に聞かせて、感謝されたっけな...。」
思わず、涙が出そうになるのを被っていた軍帽を深く被り。涙を隠した。
それを見て二人は一層手を握るのを強めた。
奈美准尉「泣かないで、南條叔父様。叔父様に泣かれると私達も悲しいです。」
と奈美は悲しそうな顔を向ける。
そうこうしてるとお寺につき、三芳中将と七瀬秘書官の二人と合流する。
七瀬秘書官は南條中将を見て。
七瀬秘書官「遅かったですが...、流石に墓前ですから服装はしっかりとされてるみたいで、良かったです。」
胸を撫で下ろし、そう言う。
南條中将「流石に酷くないかい?普段がだらしないのは認めるけどさ。
改めて七瀬ちゃん、隆文。待たせたね。」
三芳中将「そりゃ、日頃の行いが悪すぎるんだよ、まあ、言っても仕方ないがな恭二郎は。。、では行くぞ。」
とみんなをそくし、早雲家の墓の前へ行く。
南條中将「よぉ晴輝。そして亜紀さん、今年も来たよ。ちゃんと娘達も来ている。こんなに立派になったぞ...。」
墓前で南條中将は語り掛けた。
三芳中将「彼女達は自分の居場所を作りそして仲間と一緒に進んでいるぞ。
二人のしたことに間違いはなかった。俺たちが引き継いで見守っていくよ。」
と同じく語り掛ける。
亜美と奈美は。
亜美少佐「お父さん、お母さん。いつも見守ってくれてて有難うございます。今は素敵な仲間がたくさんいます。
皆と共に教えを守り、日本帝国軍の軍人として恥ずかしくない戦いをしていきます。」
奈美准尉「お父さん、お母さん。いつもありがとうございます。私も少しは皆さんのお役に立てているのか不安ですが、、
叔父様方や真木さん達が助けてくれて助かっています。だがらかんばります。」
とそれぞれ語り掛ける。
南條中将「2人とも、あっちでは元気でやってるか?仲のいい夫婦で楽しくやってるんだろうな...。」
南條中将は一度黙った。それを見た七瀬秘書官は、心配で声を掛ける。
七瀬秘書官「中将、どうされたので?」
南條中将「...なぁ隆文。今日で何年経ったっけか?私達が無力だと痛感したあの日から。」
その言葉に愕然として答える。
三芳中将「...恭次郎。短いようで長い日々だった。俺なぞは何も支援すら出来なかった。
あの時ほど、衛士の適性があればと思ったことはない、俺は司法一筋だ。BETAには何の役にも立たん。。。。」
その悲愴な二人の心が見えてしまった姉妹は
二人に寄り添う。何も言わないが泣きそうになっている。
南條中将「あれからたまに思うんだよ。虎の子の空挺部隊を送る事以外、私に何が出来たのだろうかと。
無理にでも晴輝をウチに引っ張って来ればよかったのか、あるいは...何が陸軍中将だ。
こんな地位にいるのに、親友とその妻さえ救えないなんて。なんであの2人なんだ...。」
被っている帽子を再び深く被り、涙を見せないようにする南條中将。
その表情を見ても三芳中将は泣かなかった。だが心では。。。
三芳中将「、、、俺も同じだ。同期の桜な戦友達すら守れない法務官なぞクソくらえだ。
あの二人は上層部の怒りを買ったのだ。そこを何とかしたが、それでも最前線送りにされてしまった。
せめて、海で逝かせてやりたかった。なのにちっぽけな補給基地。。あの二人は生きていれば必ず護衛艦隊司令とその副長だったはずだ。
だが、だが、それでは亜美と奈美は救ってやれん。両方を護ってやることが出来なかった。」
南條中将は墓石を触り。
南條中将「この墓の下には何もないただの墓標だ、だが今はそれで良い...必ず日本を取り戻して、少しでも良いから2人の骨を拾いに行かないと。
すまない隆文、亜美ちゃん、奈美ちゃん、七瀬ちゃん。
これ以上は墓前で無様な姿を晒してしまいそうだ...今日はこれで引き上げよう。
晴輝、亜紀さん...来年も必ず来るよ。」
墓石から手を離し、そう言うと墓に背を向ける。
その姿を静かに見守る三芳中将。
三芳中将「それは私も同じだ、その時は私も同行する。俺も引き上げるよ。失礼する。」
と制帽をかぶり早雲家の墓に敬礼をして一人立ち去る。
その二人を見て姉妹は何も声をかけられない。無念さが胸を揺さぶる。
帰り道、南條中将は姉妹へ口を開いた。
南條中将「ごめんな、亜美ちゃん、奈美ちゃん。しんみりした墓参りで...。」
亜美少佐「いえ、それは仕方のないことです。ですが、、今更ながらに両親は、、私達を助けるために。。。」
奈美准尉「お父さんとお母さんを死なせたのは私たちのせいです。叔父様達の無力だとか、
そんなことではないのです。これは私達が。」
と言いかけて言葉に詰まる。。。
南條中将「それ以上は言うんじゃない!
君達は悪くないんだ!すまん。つい声を荒げてしまった...そんな悲しい事を言わないでくれ、2人が悲しんでしまう。」
その言葉に亜美と奈美ははそれ以上両親を悲しませたくないと思った。
亜美少佐「申し訳ありません。確かにその通りです。早く、BETAを殲滅して両親を迎えに行きたいです。 」
と答える。
奈美はどうすればいいかわからず黙ったままであった。
姉妹と別れた南條中将が自身の基地へ戻ろうとしたところ、
先に帰ったと思われた三芳中将は南條中将を待っていた。
南條中将は三芳法務官の近くに向かい。
南條中将「2人を来させるべきじゃなかったかもしれないな...どう言えばいいか...。」
三芳中将「だが、2人には乗り越えなければいけない。育ての親を乗り越えてその先に進まねば。」
と二人は遠巻きに2人を見守る。
南條中将と別れた二人は寄り添いながら戦隊の基地へ戻ろうとした。
しかし奈美が泣き崩れる。
奈美准尉「お父さん、お母さんごめんなさい。私は、私は何もできなかった。」
亜美はどう慰めればいいかわからなかった。思いは一緒だったから。
そこへクラクションが鳴り、そこに見るとハンヴィーが止まっていて真木班長が降りてきた。
真木班長「心配で迎えに来だけど、奈美どうしたんだい?」

運転席からは、上月中尉が顔を出した。
上月副官「亜美さん、奈美さん、お迎えに来ました。」

泣き顔の奈美、真木を見て真木の胸に抱きつく。
奈美准尉「私、私、叔父様達が悲しんでるのに何もできなかった。お父さんもお母さんも助けることもできずに。」
と大泣きする。

亜美少佐「申し訳ない、真木さん、上月さん。ちょっと叔父様方と色々ありまして。」
と奈美ほどではないが、亜美も苦しそうな顔をしている。
真木班長は抱きついてきた奈美の頭を撫でる。
真木班長「過去に起こったことを嘆いても、帰って来ないよ...アタシもその気持ちは分かる。
奈美、思いっきり泣いて良いよ?」
上月副官「私もその気持ちは分かります。真木少佐に甘えて良いんですよ?
私は車内で待ってますので。」
有難うございますと、亜美は上月副官に答える。
奈美准尉「ごめんなさい、ごめんなさい。私は、私は。。。」
と泣き続ける。
それを寄り添いながら亜美は答える。
亜美少佐「どうしようもなかった。だけど、奈美、これからは叔父様方や真木さん達と道を切り開いていこう。
過去は変えられない。前世もそうだった。だけどこれからはみんなで変えていこう。」
と決意を新たに亜美は奈美に伝え奈美もそうしたいと思った。
END

























