マリアンヌ |

マリアンヌ

エロ業界とはまさに百鬼夜行、妖怪パレードなんですよ。


ぼくも、多少エロ業界にワラジを脱いでいた時期がございまして。

エロ業界をよして5年後たまたまコンビニで立ち読みした実話本の風俗体験記事の写真に写っていたのが、編集かつ雑誌モデルしてたぼくのおケツ丸出し写真。肖像権なんかありゃしねえ。
別に怒らないけどさー。


海外風俗事情について取材した御仁は、それがホンになる前にカンボジアでオーバードーズで死亡なさった。


村長に金握らせてムラの処女をつれて来させ、麻薬やりつつそのコを殴りつつ性交するという紛うことなきにんげんの屑さんであった。オーバードーズは悪党にとって「大往生」といえよう。


村西とおるは日常が「200X年」業界の帝王ですからね、何もかもがデタラメというか、逆方向に全力疾走! なんだけど、ある意味芯でアテているひとでもある。


裏本で帝王になってから、裏本作ってるのに拠点の札幌で真面目に申告する(納税額は札幌日産の次だったらしい)、まともな本を出す出版社つくるとか、贔屓目にいって滅茶苦茶なんだけど、それは他人から見た場合であって、村西とおる的にはスジは通しておる。


ひとはほっておくと何を考えつくかわからない。ということと、それが可能であればなんでもやってしまうのがにんげんという事実が出会った時、怪人無礼講ララバイが咲き乱れます。


山田某がやった全裸監督はおそらく村西とおるAV進出前後だろうと思うの。
あらゆる原作つきの映画やドラマは「原作に誘導する手段のひとつ」だと認識しているので、原作にあたるのがよろしかろうと判断した。


まだ村西とおるがAVを始める以前までしか読んでないんだけど、すでにお腹いっぱい。

村西とおるの原作は筒井康隆か戸梶圭太なんじゃないか?


善悪の彼岸とはもしかしたらこういうことかも知れぬ。

オラのmixiより転載。

「全裸監督」本橋信宏

太田出版

★4つ