個展を開きます!! | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 今朝、起きたら周りの景色が雪景色になっていました。

と、いっても根雪にはならないで、すぐに溶けるんですが・・・・

 

 ココはコタツでなくて、ボイラーの上で丸くなります。

 

 北海道の場合は、雪になったら暖房をつけっぱなしにするので、雪が降ればかえって、家の中は暖かくなります。

 

 さてさて、明日から地元で個展を開きます。

 

 と言ってもオヤジではなく、オヤジの娘1号がですが・・・(爆笑♪)

 

 入場は無料の為、オヤジの正体を知っている人は、よかったら見に行ってください。

 1週間ぐらい展示するかな??

 

 

 事の起こりは数か月前、娘1号が「今度、個展することになった。」と、オヤジに言い出してから始まった。

 

 なんでも毎週行っている、卓球の集まりの集会で娘が絵を書いている事を知ったクラブの人達が、娘の為に個展を開こうじゃないかと、街に呼び掛けて開催の運びとなったのだ。

 

 オヤジは最初、冗談かと思っていたが、段々と時が進み、いよいよ今日が展示となり、無事に展示も終わり、明日からの開催となった。

 

 娘は毎年、全国区の絵の応募に募集するも佳作とかで受かる為、そのために東京の美術館での展示に、展示料として3万円ほど取られていた。

 

 「いゃーー。受賞のは良いけど、お金取られるのは、これは受賞貧乏だなぁーー。」と、冗談をいっていたが、今年はある賞で銀賞をとり、その絵が売れたら8万円をもらえるとなった。

 

「いよいよ、新鋭画家が誕生か!!」と、オヤジは色めきだったが、よこしまな考えを持つオヤジのせいか??残念ながら受賞した絵は売れなかった。

 

 そんな運びもあり、今日は無事に展示をし終えたのだった。

 

 

 

 

 

 

  個人的にはこの絵が一番好きだ。何だか明るく、物語を想像してしまうような絵である。

 もちろん、スペインなんかには行っていない。

 

 

 オヤジは明るい絵を描く娘の絵が好きだ。

 どことなく絵本の様でもあり、見ていて気持ちも明るくなる。

 

 展示が終り娘は「卓球をやっていて、その仲間の人たちが手を貸してくれて、個展を開けることが出来たんだね。」

「自分の生き方に、無駄な事なんか一つも無いんだよね。」とオヤジに話しかけてきた。

 

 娘1号は20代の初めの頃に、凄く辛いことが沢山あった。が、それを乗り越えて今は明るく楽しく生きている。

 

 「そうだなぁーー。人生に無駄なことなんか一つも無いんだよ。」

 「いままで生きてきた経験や体験が、いまのお前を作っている。だから失敗しても良いから、どんどんいろんな経験を積みなさい。」

 「そして力を貸してくれた人たちに、感謝をわすれないようにね。」

 

 この個展は娘の始まりの一歩だろう。

 

 娘よ。これから色んなことを経験を積んでいく事だろう。

 

 けして楽しい事ばかりではなく、時としてそれはどんなに辛いことが起きても、それはきっと君の大きな力となっていくだろう。

 

 そう思いながら、明るく笑う娘の横顔をそっと見るオヤジであった。

 

 

 

 もし、良かったら今のオヤジの生き方に、多大なる影響を与えてくれた、この二人のブログに遊びに行ってみて下さい。