スポーッカー乗りとして。 | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 

 今日はまれにみる快晴!!休みが一緒になった娘と共に、北見に遊びに行った。

乗る車はトーゼン、S2000。

多分今年は乗れても、後、数回であろう。

 

 そして今日は多分、年に数回しかしないオープンにして、S2000 を走らせた。

 

  オープンカーは開放感が半端ない。

余りの快晴で眩しすぎて、眼が痛くなった。

 オヤジは後部にあるコンソール・ボックスからサングラスを取り出し、ゆっくりゆっくりとS2000を走らせた。

 

 オープンカーに乗っている人が、殆どサングラスをかけているのは、眩しすぎるからなのだよ。

 北海道人は郊外の道路を走らせたら半端なく速い。

 遅くても時速80km/h位で流す。

中には常識を逸する速度で走り去る車もいる。

 

 そんな中でオープS2000を法定速度で走らせているので、片側2車線の道路では、色々な車がS2000を追い越して行った。

 

 ただ、そこはやはりS2000 はスポーッカーである。

 北見に着く前の郊外では、抜かされた車、全部をスラロームでぬき返して、北見に着いたときにはトップを走っていた。

 

 昨晩の事である。実は昨晩も北見に私用で、アトレーで来ていたのだが、帰りはかったるいので、そこそこのスピードで帰っている最中の事である。

 ※アトレーは軽のワゴン車であるも、ターボで武装されているから、燃費の事を考えないで走ったら、そこそこ速く走れるのだ。

 

 オヤジの前にTOYOTAのセダン型の1台のスポーッカーが走っていた。

その車はオヤジが来るまで、2車線を車線変更を繰り返しながら、前走車を追い抜かしていった。

 彼の車を追い抜いたオヤジはぬき返されるかな??と思いながら右車線を走り続けて行った。

 

 彼は左車線をそのまま、虎視眈々とオヤジの後ろを走っていた。

 

 しばらく走っていた時である。

 左車線を速度の遅い車が走っていたので、右車線を走っていたオヤジはその遅い車を追い抜こうと加速した途端!!

 

 ピカッ!!と突然後ろからライトが遠目になり

 

 オヤジの左後部を走っていた、あのスポーツカーが急加速を行い、前走車の遅い車めがけて、急加速してきた。

 

 横の車にぶつかる!!とチラッと横を見たオヤジの目に、その時とんでもない光景が現れた!!

 

 そのスポーッカーが一瞬でオヤジの目の前に現れた!!

 すかさずフルブレーキーのアトレー。

そして前を見ると遥か彼方に加速していく、スポーッカーの姿がいた。

 

 多分、そのスポーッカーはそこそこに速く走る、オヤジのアトレーにお灸をすえるつもりで、その行為を行ったのではないだろうか??

 

 オヤジは思うがそんな行為は、スポーッカー乗りとしては、最低なやつではないかと思う。

 

 オヤジもS2000に乗っているから、圧倒的なパワーで横の車を追い越したり、流れが良い状態からの、スラローム走行での追い抜きを行うときはある。

 しかしがそれは全て、相手を驚かせて、まして急ブレーキを踏ませてまで、相手の走行車線に入るような行為は行わない。

 

 あくまでも流れに沿って、それよりほんの少しだけ早く走ったり、気が付いたらいつの間にか前を走り去っていた。と、言うような流れに合わせた走りを行い、抜かしていく走りをを行う。

 

  

  遅い車が邪魔だとか、格下の車が、自分よりも速く走っていてむかっく。

 残念ながらそんな考えを持つドライバーは結構多い。

 

 アトレーでゆっくり走って通行の邪魔になっているクラウンを追い越すと、オヤジクラスのトライバーな んか、本当に目の敵にして、アトレーを追い越して行く。

 

 オヤジはS2000に乗っていても、急いでいる軽自動車がいたら、遠慮なく抜かされていく。

 

 周りの走る車を邪魔にしながら走ると、いつか自分にしっぺ返しが来てしまう。

あくまでも周りに合わせて邪魔をしないように、そして追い抜くときは、相手を驚かせないようにしていくのが、スポッカー乗りの心意気だと思う。

 こいつ(S2000)を手に入れてから、本当にいろいろなことを教わった。

 

 冬眠を秒読みに控えた2000を見ながら、ふと感じた1日であった。

 

PS:公道での暴走はとっても危険です。

だからやるときは・・・・トーゼン・・・・・

 

 

 

 これですねぇーーー。(笑♪)

 

 

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