3泊3日の函館旅行!!オヤジ!!ついに土方歳三の最後の地に立つ!! | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

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TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 

 10日の夕方5時過ぎにようやく函館に到着!!まず函館市内を回ってみる。(車中泊が出来そうな場所を探すのも考慮にいれていた。)

 函館は、どことなく小樽に雰囲気が似ていた。

 

 赤レンガ倉庫のお店もそうだが、人力車も走っていて、ますます小樽に似ている。

 

  埠頭まで走ってみたが、やはり車中泊を考えたら、道の駅が正解みたいである。

この後、土方歳三の最後の地に向かう。

(というか、他の建物は全て閉館になっている時間である。)

 

 以前来た時は簡単に見つかったのだが、何故か今回は探すのを苦戦してしまった。

30分以上探しまくり、6時ごろにようやく発見!!

 みれば、女性の方も石碑に頭を下げていた。

 

 

 小説上は賊軍のイメージが強い新選組ではあるが、ここ函館では土方歳三は、逆に英雄である。

 毎年、土方歳三コンテストなる物も開催されている。

「土方さん。今年、ようやくあなたに会いにやって来れました。」

 

 オヤジは石碑にそっと手を合わせ、頭を下げた。

 しばらく、石碑を拝んたり、回りを見渡していると、段々あたりは暗くなってきた。

「それでは、さようなら。土方さん。」

と、別れを告げたオヤジは今度の向かう場所は・・・・・

 

 昼も食べないで半日間走ってやってきたオヤジが向かった先は、函館と言えば塩ラーメンである。

 

 創業80年ほどの老舗のラーメン屋に向かった。

 

 そこは五稜郭タワーのすぐ近くにあった。

 

 早速。塩ラーメンを頼む。何やら特塩というメニューがあったので、これを頼む。950円也。

 

 

 

 見た目はシンプルだけど、奥深い味で、正にラーメンの王道の味だと感じた。

 

 しっかりスープまで全部飲みほし、体が温まった。

「ご馳走様でした。」

 

 30分後、ラーメン屋を出たオヤジは次に向かった場所は・・・・

 ラッキーピエロであった。

 

 偶然だが、このラーメン屋さんの向かいがその場所であった。

再び、人気のチャニーズ・チキン・バーガーを注文。

 

 特上・松・竹・梅の4種類があるが、もちろん特上を注文。

それでも600円はしない、非常にコスパの良い食べ物である。

 

 持ち帰って車で食べたら、ゴミくさくなるから店内で食べる。

 

 いゃーーー。ラッキーピエロのハンバーガーを完全になめていました。

 凄い大きさ。普通のハンバーガーの1.5倍はあるかと思う。

 

 しかし甘辛いチキンの味が美味しく、これもまた10分後にはペロリと食べ切ってしまいました。

 

 旅の目的の二つを終わらせたオヤジ。残るはイカ刺しと焼鳥(豚串)である。

当たりを見回すと完全に暗くなっていた。

「いかん。いかん。函館山に向かわないと!!」

 

 今を逃したら、次回、ロープウェーイに乗るチャンスは、明日の夜になってしまう。

すると、あさっては函館から一気に帰るから、帰りの予定がかなり厳しくなってくる。

 

 PM:8:00

 

 函館山に到着!!ロープウェーイの乗車料金は、行き帰りの往復で1,800円+駐車料金は200円である。

 

  函館山の頂上を映してあるモニターをみたら、きれいな夜景が映っていた。

 

 オヤジは過去3回、函館に来ているが、最初に夜景を見たのみで、後の2回は濃い霧で、全然見る事が出来なかった。

 

 「4度目の正直だな。」オヤジは一人、ニャリと笑いながら、ロープウェィに乗りこんだ。

 

 正直、行きは大した人は混んではいなかった。

 

 頂上に出たら・・・・やはり100万ドルの夜景にふさわしい、綺麗な光景がオヤジの目に飛び込んできた。

 

 

本州方面を見たら、遠くではあるが眼下に小さく光が映っていた!!

「おっ!!あれが本州だ!!」

 

 30分以上、きれいな夜景を眺めていたオヤジであったが、不意に寂しさがオヤジを襲ってきた。

 

 そして帰る為に、下りのロープウェイに乗りこもうとしたときに、それは決定的となった。

 

 周りを見渡すと、とにかく人だらけ。

若いカップルもいれば、年を取った夫婦もいた。

 

 その中でたった一人だけでいるオヤジが、何だか場違いな場所にいるような気がした。

 

 あれだけ行きは興奮したロープウェイであったが、帰りは黙々と黙り込んで駐車場を出た。

 

 函館の蔦屋は、道内最大規模の本屋さん。というコンセプトで作られたと思う。

昔行ったときは、とにかくその規模の大きさに驚いた記憶がある。

 

 時刻は9時過ぎてきたので、最後に蔦屋に行ってから、車中泊を行う事にした。

 蔦屋に着いたときは。もうすでに9時30分を過ぎていたので、10時に閉店の為、30分ぐらいしか見れなかったが、それでも店内の雰囲気は充分に堪能できた。

 

 10時。蔦屋の閉店と同時にオヤジは店を出て、近間の道の駅の場所をナビに打ち込んだ。

 

 アトレーの距離数は、もうすでに200kmを超えていた。そして隣町の道の駅なとわ・えさんが候補に挙がった。

 

 車内も暗かったのもあるだろう。地図上ではそこが一番近く表示されていた。

 

 距離は約40km。感覚的にはかなり遠い。さらにトリップメーターは220kmを超えていた。

 

 あちこち探しても面倒なので、早速、そこに向かったのだが、段々周りが暗くなり、漁師町が点々とする感じで、本当にそこに道の駅があるのか??不安になりながらそこに向かった。

 

 1時間も走った感じであろう。ようやく目的地に到着。

 

 一応、数台の車が止まっていたので、ホッと一安心!!

さっそく、トイレを済ませて、アトレーの中のカーテンを引き詰めて、布団を敷く。

 

 

  おやすみなさい♪

 

 時刻は11時ごろ。

 昨日から一睡もしていないオヤジはたちまちのうちに、深い眠りに落ちた。

 

 

  もし、良かったら今のオヤジの生き方に、多大なる影響を与えてくれた、この二人のブログに遊びに行ってみて下さい。