凍えないように
その手を握った
敷きつめられた白に
今を残していく
失いの意味も
忘れるくらいに
交わした約束が
彩りを増すから
何度も重ねた赤色
染み付いた糸が
この距離を繋ぐように
手のひらに
溶けた欠片と
終わりは似ているのかなと
つよがりの隙間を
埋めるように
君はただ…
凍えた手と手が
居場所を探すのに
離れた二人はただ
過去を求めてる
何度も重ねた赤色
染み付いた糸が
目の前でほどけていく
少しずつ
離れる距離が
始まりに戻るみたいだと
つよがりを重ねて一人きり
過去を探すように
少し濁って
霞んだ赤の糸
後戻りもできずに
不完全な赤で
確かにそこにあった
二人を繋ぐように
手のひらに
溶けた欠片と
終わりは似ているのかなと
つよがりの隙間を
埋めるように
君は…
少しずつ
離れる距離が
始まりに戻るみたいだと
つよがりを重ねて一人きり
過去を探すように
忘れないように
その手を握った
敷きつめられた白に
今を…
曲・詞 壱-ichi-