最近、プロレス界は色々なことがあって追いかけるのが大変ではありますが、このニュースに触れない訳にはいかないので、触れておきます。
この一報を聞いた時は、フェイクニュースかと思いましたが、本当でした。まず、明るいニュースだと思いましたし、レスラー兼社長と言うのが大昔の感じだったので、びっくりもしました。
昭和から平成の初めまでは、レスラー兼任社長は主流でしたが、やはり経営と言う意味では素人だったのか、時代の流れもあってか、次々と経営不振となる団体が続出しました。新日もその一つで、のちにブシロードに買収され、劇的なＶ字回復を成し遂げますが、このコロナの影響なのか、リング上の問題なのかここ最近、イマイチ感は否めない状況が続いていると個人的には思っていました。違う理由かもしれませんが、いわゆる背広組による経営に何か行き詰まりを感じたからこその棚橋新社長の誕生だと受け止めています。
ただ、現時点では、明るい良いニュースと思っていますが、今後、どうなるかははっきり言って不明です。昭和や平成初期と違うのは、ちゃんとバックボーンがあっての社長就任なので、その変は問題ないかと思います。おそらく、プロレス連盟を見据えたものだとも思いますし、今度、団体の垣根もなくなってくると思います。
しかし、棚橋新日におんぶに抱っこでは、プロレス自体が沈んで行く可能性もあるので、良くも悪くも、業界１位の新日に対する対抗心と言うものは各団体が捨ててはいけないものだと思います。やはり各団体の経営が健全な状態で、交流があれば良いと思うので、その辺は、変に棚橋新日に頼らずにやって欲しいと思います。
まずは、明日の記者会見で何を話すか注目です。