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愛知知多、日本文化をこよなく愛する

「おもてなし茶心花伝」平野ようこです。

先日、以前から気になっていたことの謎が解けたような気がした。

我が家の納戸に、現在5代目の兄から預かった

真塗りの家具膳一式が10膳ある。

それと共に、付随する飯次、杓子、湯桶なども

一式揃っている。

 

生前、義母がいっていたことが思い出される。

 

大正時代はじめ、4代目が誕生した際に周りの人々

(特に2代目幸次郎夫婦)は大層喜んで、

「この子は、平野家の煙をたてる子だ」と記念に漆塗りに、

朱色で、名前入りの家具膳を作ったとのこと。

この「煙をたてる子」とは後を継いでやっていくという意味らしい。

 

そして、4代目のお食い染めの際、2膳だけ開封して使用したのみで、

あと8膳は未開封で木箱にはいり、薄紙に丁寧に包まれたまま、

ほぼ100年間の時を経た。

 

その話を聞いた私は、20年ほど前、生前の義母(4代目の妻)を促して、

二人で木箱を開けた。

 

緩衝材としての大量の木くずと思しきものと一緒に

薄紙に包まれた真塗りの器達が出現した。

私達は、その真塗りの美しさに溜息が出た。

現代のものとほぼ変わらない。

「なぜ。。。??。。。]

「100年も経つのに。。。」と不思議に思った。

 

話は過去帳に戻る。

3代目藤八は、明治43年に長女を1歳で、

次女を大正5年に1歳で亡くしている。。

 

その後、4代目長男が誕生したからなのか。。。

察するところ、それで記念に真塗りの家具膳を作って祝った

ということなのか。。。。

今となっては確かなことはわからない。

 

やぱり、幕末、明治時代あたりタイムスリップしてみたい。。。な。(笑)