(A558)高速道路IC・PAレビュー(中央道)-4- | BLUEのブログ

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今日は高速道路IC・PAレビューの中央道シリーズの続きです。

 

では、スタートします。なお、順番は起点の高井戸ICから並べております。

 


 

【全体マップ下矢印

 

 

【15-2】双葉jct

開業⇒2002年3月30日

営業キロ⇒119.9km

接続道路⇒ E52  中部横断自動車道

 

中部横断道との連絡地点。双葉SAからは2km弱しか離れていない。位置的には甲府盆地の北西端であり、中央道はここから国道20号から離れて勾配をどんどん上げていく。

 

一応、ここから長坂ICまでは中部横断道との重複区間となる。

 

【16】韮崎IC

開業⇒1976年12月19日

営業キロ⇒124.4km

接続道路⇒県道27号

最寄り駅⇒韮崎(中央線

主なスポット⇒ライフガーデン韮崎・銀河鉄道展望公園・穂坂自然公園・スポーツランドやまなし・昇仙峡・甘利山公園 ほか

 

韮崎市街から東に離れた位置にあるインターチェンジ。IC付近は工場が点在しているが工業団地を形成するには至っていない。日本五大名峡の1つである昇仙峡への最寄りICであり、紅葉の季節には特に交通量が多くなる。

 

【17】須玉IC

開業⇒1976年12月19日

営業キロ⇒131.4km

接続道路⇒国道141号

最寄り駅⇒穴山(中央線

主なスポット⇒オオムラサキセンター・ハイジの村・シャトレーゼヴィンテージリゾート・通仙峡・増富温泉・みずがき湖 ほか

 

北杜市役所が目の前にあるインターチェンジ。ただし、当IC付近が市街地というわけではなく、どちらかと言えば隣の長坂ICの方が栄えている。それでも国道141号と直接接続しており、清里・野辺山方面への玄関口として機能するので需要は多い。なお、バブル期はスキーブームと重なり(当時は長坂ICの開通前後だった)大混雑していたそうで、現在でも夏を中心に渋滞が発生する事がある。

 

【17-1】長坂IC

開業⇒1986年9月27日

営業キロ⇒140.1km

接続道路⇒県道32号

最寄り駅⇒長坂(中央線

主なスポット⇒きららシティ長坂・清春芸術村・清里丘の公園・山梨県立まきば公園・北の杜カントリークラブ ほか

 

須玉ICの混雑を解消すべく追加設置されたインターチェンジ。小海線沿線からのバイパス機能を持ち、旧白州町中心部も近い。周辺道路が割とカーブが少なく整備されているため、八ヶ岳エリアへ観光する際に当ICを選ぶ利用者も多い。なお、当ICは中央道では初めて開通したハイフンナンバーのICである(ただし、開通は上野原ICより先)。

 

中部横断道が全線開通する際は、当IC付近に長坂jctが作られる予定。

 

八ヶ岳PA

開業⇒1976年12月19日

営業キロ⇒142.5km

 

名前の通り八ヶ岳の麓にあるパーキングエリア。施設自体は普通だが、南アルプスや八ヶ岳の山々がよく見えるためここで休憩する車が多い。そのためか、特に上り線では比較的駐車場のスペースが広めに設定されている(かつては下り線にガソリンスタンドが設置されていた)。

 

【18】小淵沢IC

開業⇒1976年12月19日

営業キロ⇒148.3km

接続道路⇒県道11号

最寄り駅⇒小淵沢(中央線

主なスポット⇒八ヶ岳リゾートアウトレット・山梨県馬術競技場・井戸尻史跡公園・清里高原・サントリー白州蒸留所 ほか

 

IC名は「こぶちさわ」であり、中央線の駅名(こぶちざわ)とは呼び方が異なる。旧小淵沢町が戦前から中央線小海線が分岐する地点として栄えたため、当IC付近には他のICよりも比較的商店が多く点在しているように思える。ただし、赤岳(八ヶ岳)から最も近い位置にあるためか、下道を通ると勾配が少しきつく感じられるかもしれない。

 

当ICから少し西へ行くと長野県となり、諏訪南ICまでの間に中央道最高地点(標高1015m)がある。なお、東海北陸自動車道が開通する前は、日本の高速道路における最高所であった。

 

【19】諏訪南IC

開業⇒1981年3月30日

営業キロ⇒160.9km

接続道路⇒県道90号・県道425号

最寄り駅⇒すずらんの里(中央線

主なスポット⇒富士見高原・富士見パノラマリゾート・入笠山・原村ペンションビレッジ・八ヶ岳自然文化園 ほか

 

インターチェンジの名前は「諏訪南」だが諏訪市街まではまだまだ先で、位置的には富士見町が近い。富士見高原や北八ヶ岳エリアの最寄りであり、中には次の諏訪ICでの混雑を避けて蓼科・白樺湖方面へ向かう車もある。

 

東海北陸道が開通する前は、日本の高速道路における最高所にあるICであった(標高950m)。

 

中央道原PA

開業⇒1981年3月30日

営業キロ⇒上り164.0km、下り163.2km

 

一応言っておくが、ここは「中央道」の原パーキングエリアである。決して「ちゅうおうどうげん」ではない。表記も「中央道原」と続けずに「中央道 原」と分けられる。他に「原PA」がないにも関わらず、なぜ「中央道 原PA」にしたのだろうか?……などと余計な事を書いてしまったが、当PAはパーキングエリアとしては至って普通の施設である。

 

東海北陸道が開通する前は、日本の高速道路における最高所にあるPAであった(標高は上り線が920mで、下り線が930m)。

 

【20】諏訪IC

開業⇒1981年3月30日

営業キロ⇒172.0km

接続道路⇒国道20号(諏訪バイパス)

最寄り駅⇒茅野(中央線

主なスポット⇒諏訪ステーションパーク・諏訪大社・諏訪湖・白樺湖・蓼科高原・車山高原・霧ヶ峰・ビーナスライン ほか

 

茅野市と諏訪市の境目付近にあるインターチェンジ。八ヶ岳中信高原国定公園の玄関口であり、諏訪大社を筆頭に諏訪湖・北八ヶ岳・蓼科高原・白樺湖・車山(霧ヶ峰)高原など、まさに観光地のオンパレード!!さらに、桜の季節には高遠城址公園への迂回ルート(国道152号経由)として使う事もある。街の規模に対して利用者が非常に多いICの1つで、繁忙期には首都圏を中心に様々なナンバーの車を見かける。

 

上記の観光地を巡る「ビーナスライン」については下記のブログを参照して欲しい。

 

 

諏訪湖SA

開業⇒1981年3月30日

営業キロ⇒177.8km

 

文字通り諏訪湖の南にあるサービスエリア。高台の上にあるため眺めが良く、日本夜景遺産にも認定されている。ただ、あまりに諏訪湖が良く見えるため、特に花火大会開催時には混雑で渋滞が発生する。そのため、大会当日は観覧自粛を呼び掛けたり、SA自体の入場制限を実施する事もある。なお、上下線共に「ハイウェイ温泉諏訪湖」が設置されているが、上り線が諏訪市、下り線が岡谷市にあるため、入湯税の関係で値段が異なる。

 

2023年にはスマートインターチェンジが併設される予定となっている。

 

【21】岡谷jct

開業⇒1986年3月25日

営業キロ⇒182.1km

接続道路⇒ E19  長野自動車道

 

長野道との連絡地点で、当初は岡谷ICのロングランプとして開通した。そのため、ジャンクションでは珍しくハイフンナンバーが付いていない(中央道で他には八王子jctのみ)。紛れもなく中央道……いや日本の東西を分ける分岐点であり、また中央道全線における最北端に位置している。

 


 

……こんな感じで、ここまでが E20 の区間となります。なお、国道20号は塩尻市が終点となり、この先の名古屋方面は国道19号または国道153号へ進みます。中央道もこれに倣って、岡谷jctから先の区間はナンバリングが E19 となります。なお、 E19 に該当する区間については、現時点で投稿時期は決めていません。

 

今日はこれで終わります。中央道はここら辺まで来ると避暑地として知られるようになるけど、それでも夏の一番暑い時期だとICの近くはまだまだ暑いんだよなぁ。

 

-5-へつづく