(A530)神奈川県が相模川沿いにボード専用道路を整備、五輪効果による「ボード」人気が背景 | BLUEのブログ

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スケールのでかいオレの投稿

(今日は4月1日です)

 

※写真は2018年8月に相模大橋北側で撮影。

 

神奈川県は昨日、「スノボー」「スケボー」といったボーダーに特化した専用道路を海老名市内の相模川沿いに建設すると発表した。区間は新相模大橋(国道246号)相模大橋(県道51号)2.5kmで、工期2年程度での開通を目指す。

 

この道路建設は県道409号さがみグリーンライン自転車道)の未開通区間整備として位置付け、本来なら自転車道路として整備する予定だったのをボード専用に変更する形を取る。用途を自転車からボードへ変える事で勾配や線形などを考慮する必要がなくなり、工期を5分の1に短縮できるという。また、冬季はスノボーにも対応するため4箇所に人工降雪機が設置される。

 

なお、この「ボード専用道路」は自動車はもちろん、歩行者自転車の通行が禁止される。

 

これに伴い、途中通過する神奈川県立相模三川公園は大規模リニューアルを6月から予定しており、工事期間中は一時閉鎖される。県は相鉄・東急直通線が開通する2023年3月までに工事を終わらせたい考えで、リニューアル後は海老名駅からシャトルバスを運行する方向で調整している。

 

この整備計画が出た背景は東京五輪の「スケボー」及び北京五輪の「スノボー」でメダルラッシュに沸き、ボード人気が高まっている事にある。その一方でボーダーと歩行者などの接触事故が多発しており、安全性を確保するべく、神奈川県が率先してボード専用道路を整備する運びとなった。

 

神奈川県は海老名市内の他に平塚市内でもこのボード専用道路を整備する方向で検討しており、概成区間を含めた県道409号の全線開通を早期に実現したい考えだ。

 

【参考リンク下矢印

県道409号(さがみグリーンライン自転車道)のGoogleマイマップ

 

 

(今日は4月1日です)