さて、今日はMr.Childrenが1992年にデビューしてからちょうど30年となります。
そこで、今日はそのミスチルのデビュー日に合わせて、過去にシングルで発売された曲をまとめてみる事とします。
以下、ミスチルがシングルで発表した作品です。なお、両A面以上のシングルは表題曲のみ表示します。
※赤字はオリコンでミリオンセラーを記録した曲とする。
※青字はオリコンで1位を獲得した事がある曲とする。
※緑字は1位獲得曲以外で現存するベストアルバムに収録された事がある曲とする。
◆Mr.Children
【1990年代】
(1st)君がいた夏(1992.8.21)
最高69位・売上2.2万枚
- アルバム『EVERYTHING』からのシングルカット。
(2nd)抱きしめたい(1992.12.1)
最高56位・売上6.1万枚
- アルバム『Kind of Love』と同発。
- 2015年に平浩二がシングル『愛・佐世保』を発表した際、C/W『ぬくもり』の歌詞に盗作疑惑が浮上した。なお、作詞した沢久美曰く「『抱きしめたい』は全く知らない」との事。
(3rd)Replay(1993.7.1)
最高19位・売上8.8万枚
- グリコ「ポッキー」のCMソング。
- ミスチルとしては初のTOP20入りシングルとなった。
(4th)CROSS ROAD(1993.11.10)
最高6位・売上125.6万枚
- 日本テレビ系ドラマ「
同性愛同窓会」の主題歌。 - ミスチルとしては初のTOP10入りとなり、ミリオンセラーを記録した。
- 1994年の年間チャートでは15位となっている。
- 桜井はこの曲が完成した際に「100万枚売れる曲が出来た!」と叫んだという。
- このシングル以降、ミリオンを連発するようになったため「ミスチル現象」と呼ばれるようになる。
(5th)innocent world(1994.6.1)
最高1位・売上193.6万枚
- コカ・コーラ「アクエリアス」のCMソング。
- ミスチルとしては初のオリコンシングルチャートで1位を獲得した。
- 1994年の年間チャートで1位、歴代チャートでは27位となっている。
- カラオケの年間チャートでは1994~95年の2年連続で1位となった。なお、カラオケでは「イノセントワールド」と表記される事もある。
- このシングルで「日本レコード大賞」の大賞を受賞したが、メンバーは受賞すると思っておらずオーストラリアへ行っていたため、当日の授賞式を欠席する事態に。なお、「レコ大」の当欠は現在でもこの時が唯一である。
- サビの「いつの日もこの胸に流れてるメロディ」のフレーズはまさにミスチルを象徴する。
(6th)Tomorrow never knows(1994.11.10)
最高1位・売上276.6万枚
- フジテレビ系ドラマ「若者のすべて」の主題歌。
- ミスチルとしては初のダブルミリオンを記録し、トイズファクトリー発売のシングルで最大のセールスとなった。
- 年間チャートでは1994年の22位、1995年の4位となり、歴代チャートでは8位となっている。
- シングルVer.はアルバム未収録で、アルバムには1997年にRe-Mixされたものが収録されている。
- PVは壮大であり、サビにある「果てしない闇の向こうに oh oh 手を伸ばそう」のフレーズがよく似合う。
(7th)everybody goes-秩序のない現代にドロップキック-(1994.12.12)
最高1位・売上124.0万枚
- 作曲は小林武史との共作で、ミスチルのシングルでは唯一である。
- 1995年の年間チャートでは21位となっている。
- 当初は『Tomorrow never knows』のC/Wとなる予定だったが、「B面にするのはもったいない」との事で急遽シングル化された。
(8th)【es】~Theme of es~(1995.5.10)
最高1位・売上157.2万枚
- デビュー3周年の日に発売された。
- 自作のドキュメンタリー映画「【es】 Mr.Children in FILM」の主題歌として制作された。
- 歌詞はこの年に起きた阪神・淡路大震災にインスパイアされ、復興ソングとして位置付けている。
- 1995年の年間チャートでは12位、歴代チャートでは74位となっている。
(9th)シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~(1995.8.10)
最高1位・売上181.2万枚
- 1995年の年間チャートでは5位、歴代チャートでは40位となっている。
- ノンタイアップのシングルでは歴代最高の売上となった。なお、その売上は全て阪神・淡路大震災の義援金に充当している。
(10th)名もなき詩(1996.2.5)
最高1位・売上230.9万枚
- フジテレビ系ドラマ「ピュア」の主題歌。
- このシングルで2枚目のダブルミリオンとなった。なお、この記録を達成したアーティストはミスチル以外ではCHAGE&ASKAのみである。
- シングルでは史上初となる初動ミリオン(120万枚)を記録し、これはAKB48に破られるまで不滅の記録とされた(1種発売では現在でも唯一である)。
- 1996年の年間チャートでは1位、歴代チャートでは12位となっている。ただし、この年は2位のglobe『DEPARTURES』とは僅差であり、媒体によってはこのシングルを年間2位とするものもある。
- 歌詞にある「僕はノータリン」は当時放送禁止用語だったため、TVでは「言葉では足りん」に差し替えて対応していた。
(11th)花-Memento-Mori-(1996.4.10)
最高1位・売上153.9万枚
- C/Wなしの1曲のみ収録で、500円で発売された。
- サブタイトルの「Memento-Mori」はラテン語で「死を思う」。
- 1996年の年間チャートでは5位、歴代チャートでは83位となっている。
- 桜井曰く「女性ボーカルに歌わせたい曲」との事で、2022年には杏がカバーしたVer.がユーキャンのCMで流れていた。
(12th)マシンガンをぶっ放せ-Mr.Children Bootleg-(1996.8.8)
最高1位・売上73.3万枚
- アルバム『深海』からのシングルカット。
- サブタイトルの「Bootleg」は英語で「海賊版」。C/Wが2曲あり、いずれも『深海』に収録されなかった事から付けられた。
- 1996年の年間チャートでは33位となっている。
- ミスチル初のマキシシングル(12cmCD)で発売された。
(13th)Everything(It's you)(1997.2.5)
最高1位・売上121.7万枚
- 日本テレビ系ドラマ「恋のバカンス」の主題歌。
- アルバム『EVERYTHING』との混同を避けるため、サブタイトルに「It's You」が付けられている。
- 1997年の年間チャートでは8位となっている。
(14th)ニシエヒガシエ(1998.2.11)
最高1位・売上66.4万枚
- フジテレビ系ドラマ「きらきらひかる」の主題歌。
- 1998年の年間チャートでは35位となっている。
(15th)終わりなき旅(1998.10.21)
最高1位・売上107.0万枚
- フジテレビ系ドラマ「殴る女」の主題歌。
- 1998年の年間チャートでは19位となっている。
- ミスチルとしては最後のミリオンセラーとなった。
- このシングル以降、壮大なストリングスバラードを歌う事が多くなる。
(16th)光の射す方へ(1999.1.13)
最高1位・売上45.6万枚
- 1999年の年間チャートでは48位となっている。
(17th)I'LL BE(1999.5.12)
最高1位・売上30.1万枚
- アルバム『DISCOVERY』からのシングルカット。
- 資生堂「SEA BREEZE」のCMソング。
- 1999年の年間チャートでは73位となっている。
- アルバムではバラードだったが、シングル化の際にスピード感のあるロックスタイルに変化して全く別のような曲となった。なお、シングルVer.は現在でもアルバム未収録のままである。
【2000年代】
(18th)口笛(2000.1.13)
最高1位・売上72.4万枚
- 2000年の年間チャートでは25位となっている。
- ミスチルとしては最後の8cmシングルとなった。
(19th)NOT FOUND(2000.8.9)
最高1位・売上60.7万枚
- フジテレビ系ドラマ「バスストップ」の主題歌。
- 2000年の年間チャートでは36位となっている。
- この曲以降、マキシシングル(12cmCD)での発売となる。
(20th)優しい歌(2001.8.22)
最高1位・売上47.8万枚
- アサヒ「WONDA」のCMソング。
- 2001年の年間チャートでは34位となっている。
- ミスチルのCDシングルでは最も演奏時間が短い。
- タイトルこそ『優しい歌』だが、曲調はロックスタイルでかなり激しいものとなっている。
どこが「優しい歌」なんだ。
(21st)youthful days(2001.11.7)
最高1位・売上69.9万枚
- フジテレビ系ドラマ「アンティーク~西洋骨董洋菓子店~」の主題歌。
- 年間チャートでは2001年の36位、2002年の40位となっている。
- 曲自体は発売1年前に骨格が完成していたものの、スピッツの曲と似ていたため書き直した部分があるらしい。
- ドラマ「アンティーク」は挿入歌を含めてミスチルの曲で埋め尽くした異色の作品で、これによりミスチルの評価が見直されて現在の地位に繋がった。
(22nd)君が好き(2002.1.1)
最高1位・売上51.3万枚
- フジテレビ系ドラマ「アンティーク~西洋骨董洋菓子店~」の挿入歌。
- 2002年の年間チャートでは12位となっている。
- ドラマ放映時はタイトルが付いておらず、シングル発売は放送翌年の元日までズレ込んだ。ただし、曲自体は『youthful days』のセッション時に完成していたという。
(23rd)Any(2002.7.10)
最高1位・売上50.9万枚
- 「NTT DoCoMo Group 10th Anniversary」のCMソング。
- 2002年の年間チャートでは13位となっている。
(24th)HERO(2002.12.11)
最高1位・売上55.3万枚
- 「NTT DoCoMo Group 10th Anniversary」のCMソング。
- 2003年の年間チャートでは9位となっている。
(25th)掌(2003.11.19)
最高1位・売上65.2万枚
- 正式には『くるみ』との両A面シングル。
- 2004年の年間チャートでは5位となっている。
(26th)Sign(2004.5.26)
最高1位・売上77.4万枚
- TBS系ドラマ「オレンジデイズ」の主題歌。
- 2004年の年間チャートでは2位となっている。
- このシングルで「日本レコード大賞」の2度目となる大賞を受賞したが、この時は流石に出席した。
(27th)四次元 Four Dimensions(2005.6.29)
最高1位・売上92.6万枚
- ミスチルでは唯一のコンセプト・マキシシングルであり、「未来」「and I love you」「ランニングハイ」「ヨーイドン」の4つのタイアップ曲で構成されている。
- 2005年の年間チャートでは3位となっている。
- ミスチルとしては最後の80万枚突破シングルとなった。
- 日本レコード協会からはミリオン認定されたが、4曲収録とあってアルバムとして扱われている。
(28th)箒星(2006.7.5)
最高1位・売上42.0万枚
- タイトルの読み方は「ほうきぼし」。
- TOYOTA「トビラを開けよう」のCMソング。
- 2006年の年間チャートでは12位となっている。
- 初回限定盤に限りDVDが付属されており、これはミスチルでは初のケースとなる。
(29th)しるし(2006.11.15)
最高1位・売上74.0万枚
- 日本テレビ系ドラマ「14才の母」の主題歌。
- 年間チャートでは2006年の7位、2007年の31位となっている。
- ミスチルとしては最後の50万枚突破シングルとなった。
- ミスチルのシングル表題曲では最も演奏時間が長い。
- このシングル辺りから「ピアノまみれ」と呼ばれるサウンドが定着していく。
(30th)フェイク(2007.1.24)
最高1位・売上32.1万枚
- 映画「どろろ」の主題歌。
- C/Wなしの1曲のみ収録で、500円で発売された。
- 2007年の年間チャートでは12位となっている。
- 40万枚限定生産とされ、現在は廃盤である。
(31st)旅立ちの唄(2007.10.31)
最高1位・売上39.5万枚
- 映画「恋空」の主題歌。
- 2007年の年間チャートでは8位となっている。
(32nd)GIFT(2008.7.30)
最高1位・売上34.0万枚
- NHK「2008年北京オリンピック」のテーマソング。
- 2008年の年間チャートでは15位となっている。
- シングルVer.はアルバム未収録で、アルバムにはRe-Mixされたものが収録されている。
(33rd)HANABI(2008.9.3)
最高1位・売上49.0万枚
- フジテレビ系ドラマ「コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-」の主題歌。
- 2008年の年間チャートでは6位となっている。
- ミスチルとしては最後の30万枚突破シングルとなった。
- 配信では「コード・ブルー」の放送と共に売上を伸ばし、レコチョクでは2017年の2位となり、Billboard Japan Hot 100では発売から10年前後経過した2017~20年になっても年間TOP100にランクインされた。
- ストリーミングでは2021年に2000年代発売の曲で初の累計1億回再生を達成しており、日本レコード協会からはミスチルで唯一ゴールド認定されている。
- サビにある「もういっかい、もういっかーい」のフレーズは特に有名。
(配信1st)花の匂い(2008.11.1)
- 映画「私は貝になりたい」の主題歌。
- 元々は「着うた」のみの配信だったが、現在はベストアルバムにも収録されている。
(配信2nd)fanfare(2009.12.2)
- アニメ映画「ONE PIECE FILM STRONG FIELD」の主題歌。
- 「ワンピース」原作者・尾田栄一郎のリクエストによって書き下ろされた。
- 元々は「着うた」のみの配信だったが、現在はベストアルバムにも収録されている。
【2010年代】
(配信3rd)かぞえうた(2011.4.4)
- ミスチルとしては初のPC配信シングル。
- 配信チャートでは初の週間1位を記録し、2011年の年間4位となっている。
(34th)祈り~涙の軌道(2012.4.18)
最高1位・売上27.6万枚
- 映画「僕等がいた」の主題歌。
- 正式には『祈り~涙の軌道/End of the day/pieces』で、トリプルA面シングルとなっている。
- 表題曲の『祈り~涙の軌道』は発売1ヶ月前の3月17日に先行配信されていた。
- 2012年の年間チャートでは23位となっている。
- ミスチルとしては最後の20万枚突破シングルとなった。
(配信4th)hypnosis(2012.8.29)
- 日本テレビ系「トッカン-特別国税徴収官-」の主題歌。
- 元々は「着うた」のみでの配信だったが、3ヶ月後にアルバム収録された。
(配信5th)REM(2013.5.29)
- 映画「リアル~完全なる首長竜の日~」の主題歌。
- このシングルから本格的な配信がスタートし、公式YouTubeチャンネルが開設された。
- iTunes Storeでは週間1位を記録した事がある。
(配信6th)放たれる(2014.5.24)
- 映画「青天の霹靂」の主題歌。
- iTunes Storeでは週間1位を獲得した事がある。
- 35thシングル『足音~Be Strong』にもC/Wとして収録された。
(35th)足音~Be Strong(2014.11.19)
最高2位・売上17.5万枚
- 編曲はMr.Children。
- フジテレビ系ドラマ「信長協奏曲」の主題歌。
- ミスチル初のセルフプロデュースとされ、小林武史が外れている。ただ、これが良くなかったのか21年ぶりにオリコン1位を逃す事となった。
- 2014年の年間チャートでは44位となっている。
(36th)ヒカリノアトリエ(2017.1.11)
最高1位・売上16.2万枚
- 編曲はMr.Children。
- NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」の主題歌。
- 2017年の年間チャートでは37位となっている。
- 発売日が1月11日で、これにあやかってBPMを111にしたという。
(37th)himawari(2017.7.26)
最高1位・売上16.3万枚
- 編曲はMr.Children。
- 映画「君の膵臓を食べたい」の主題歌。
- 2017年の年間チャートでは36位となっている。
- 現在のところ、ミスチルとしては最後のオリコン1位獲得かつ10万枚突破シングルとなっている。
(配信7th)here comes my love(2018.1.19)
- 編曲はMr.Children。
- フジテレビ系ドラマ「隣の家族は青く見える」の主題歌。
- 配信チャートでは週間1位を記録し、2018年の年間10位となっている。
- ミスチルとしては平成最後のシングルとなった。
【2020年代】
(38th)Birthday(2020.3.4)
最高2位・売上9.9万枚
- 編曲はMr.Children, Steve Fitzmaurice, Ken Masui。
- 正式には「君と重ねたモノローグ」との両A面シングル。
- アニメ映画「ドラえもん のび太の新恐竜」の主題歌。
- 2020年の年間チャートでは43位となっている。
(配信8th)turn over?(2020.9.16)
- 編曲はMr.Children, Steve Fitzmaurice, Ken Masui。
- TBS系ドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」の主題歌。
- ミスチルのシングル表題曲では最も演奏時間が短い。
(配信9th)永遠(2022.3.24)
- Netflix映画「桜のような僕の恋人」の主題歌。
◆ソロ活動
- 作詞・作曲は小田和正。
- 1979年にオフコースが発表した曲のカバー。
- 日本テレビ系スペシャルドラマ「火垂るの墓-ほたるのはか-」のエンディングテーマ。
- アルバム未収録で、シングル『to U』のC/Wとして収録されたのが唯一のCD化である。
- TBS系「筑紫哲也 NEWS23」のテーマソング。
- 制作段階で複数のアーティストで歌う事を想定しており、桜井とSalyuがデュエットしている。
- 現在のところ、Bank Bandでは唯一のCDシングルとなっている。
- 映画「ミッドナイト・イーグル」の主題歌。
- 配信では週間1位を獲得した事があり、iTunes Storeでは2007年の7位となっている。
- テレビ西日本「ゴリパラ見聞録」のエンディングテーマ。
- 元々は2008年に小林武史が発表したインスト曲『手紙』という作品で、櫻井和寿が詞を付け加えて配信された。
- 東京メトロ「Find my Tokyo.」のキャンペーンCMソング。
- 作詞はいしわたり淳治、作曲は蔦屋好位置、編曲はMUSIC CIRCLE。
- 正式な名義は「Bank Band with Salyu」であり、ゲストボーカルとしてSalyuが参加している。
- オリジナルのシングル曲では唯一、桜井と小林以外が制作に携わった曲となっている。
- 編曲は小林武史。
- 正式な名義は「Bank Band feat. MISIA」であり、桜井とMISIAがデュエットしている。
- 2021年の『音楽の日』のために作られた曲で、「3.11」から10年という節目を背景に制作された。
(配信1st)でも、手を出すな!(2013.3.20)
- 作詞・作曲・編曲はUKASUKA-G。
- Mr.Childrenの鈴木英哉がドラムを叩いている。
てか、半分ミスチルじゃねーか(笑)。
(配信2nd)勝利の笑みを、君と(2014.5.22)
- 作詞・作曲・編曲はウカスカジー。
- JFA公認のサッカー日本代表応援ソング。
- ここでもミスチルの鈴木がドラムを叩いているほか、さらにスキマスイッチの常田真太郎がピアノを弾いている。
※メンバーが桜井和寿と小林武史であり、Bank Bandの縮小版…というより実質的な桜井ソロである。
(配信)What is Art?(2017.7.21)
- 作詞は櫻井和寿、作編曲は小林武史。
- 総合芸術祭「Reborn-Art Festival 2017」のコンセプトソング。
- Bank Bandのベストアルバム『沿志奏逢 4』にて初CD化となった。
◆コラボシングル
(CD)奇跡の地球(1995.1.23)
最高1位・売上171.7万枚
桑田佳祐&Mr.Children
- 作詞・作曲は桑田佳祐、編曲は小林武史&Mr.Children。
- 当時はサザンオールスターズも小林武史プロデュースであったため、この奇跡とも言えるコラボが実現した。
- 「Act Against AIDS 1995」のキャンペーンソングで、1995年6月までの期間限定発売とされた。
- 1995年の年間チャートでは7位、歴代チャートでは50位となっている。
- ミスチルのアルバムには未収録で、桑田佳祐のベストアルバム『TOP OF THE POPS』収録まではそれなりのプレミアが付いていたという。
- 2019年の「最強のコラボだと思う男性デュオランキング」では見事1位に輝いている。
以上です。上記を見れば分かる通り、ミスチルのシングルデビューは30年前の今日ではなく8月21日です。また、知名度の高い『Over』やBank Bandの『糸』(中島みゆきのカバー)が実はシングルじゃないというのも意外なところです。そして、何よりも年間チャートで1位となったシングルが2作あるというのは驚異的で、これはミスチル以外ではピンク・レディーとAKB48しか達成していない(つまり男性アーティストでは唯一の)大記録です。
今日はここまでです。なお、『奇跡の地球』にてコラボした桑田佳祐のシングル一覧は下記のリンクを参照して下さい。