(N002)東急田園都市線 | BLUEのブログ

BLUEのブログ

スケールのでかいオレの投稿

(Since 2013.8.3 from Yahoo!JAPAN)

 

ブログリニューアル第2弾の今日は田園都市線についてです。いや、新横浜線が来たら次は東横線目黒線だろ!!って思う人もいると思いますが、やはり自分の地元の路線を優先すべきと考え、あえてこの順番とさせて頂きました。

 

 

田園都市線は渋谷から国道246号沿いに進み、多摩田園都市を通って中央林間まで至る路線です。東急の路線としては比較的新しい部類に入り、二子玉川~溝の口を除く全ての区間が1960年代以降に作られております。そのため踏切というものが1つもない珍しい路線です。そして、あまりの混雑ぶりに東急では唯一完全10両ホーム化が実現しております。路線データは次の通りです。

 

【路線データ】

 

【他社乗り入れ区間】

 

【全体マップ下矢印

 

車両基地は長津田駅の西側にあり大井町線と共通とされていますが、検査時は世田谷線を除く全ての車両がここへ回送されます。

 

他社路線の乗り入れは渋谷から半蔵門線に入り、東武スカイツリーラインの久喜・南栗橋まで直通します。

 

なお、溝の口~鷺沼の複々線化の計画はありますが、これは大井町線の延伸として扱われます。

 


 

各区間の開通年は次の通りです。

 

  • 半蔵門線とは1978年、東武スカイツリーラインとは2003年から直通運転を開始している。
  • 二子玉川~溝の口は1943年に改軌が実施されている。
  • 渋谷~二子玉川は1969年まで「玉電」と呼ばれる路面電車が走っていた。その後、同じルートで「新玉川線」を地下に建設し、2000年からは田園都市線に編入されて現在に至る。
  • 1963~79年は大井町線の区間も田園都市線として扱われていた。

東急では中央林間駅を終点としており、さらに西へ延伸する声もありますが現在のところそのような話はありません。また、起点の渋谷駅では2面3線化する計画が存在しています。

 

  車両

 

現有車両は次の通りで、大井町線の車両は省略しています。随時更新予定。

 

【10両編成】

(東急)

5000系:18本、2020系:30本
(東京メトロ)

8000系:8本、08系:6本、18000系:11本

(東武)

50000型:2本、50050型:18本

  • 本数は2023/10/1(日)現在。
  • 東急は今後2020系を順次導入する予定で、2023年1月までに8500系の全編成を置き換えた。
  • 東急5000系はJR東日本以外では唯一6ドアが設置されており、かつては5101Fを除く全編成が6ドア車組込、最盛期は10両中3両が6ドアだった。しかし、ホームドアの設置に伴い、現在はオール4ドアに戻された。
  • 2020年に東京メトロ18000系が落成し、将来的には8000系の全編成を置き換える計画となっている。
  • 東武50000型は東上線からの転属車で、地下鉄乗り入れ機器を新たに搭載した。

なお、旧新玉川線区間と乗り入れ先の半蔵門線は他の路線よりも車両限界が狭く、5000系より車体幅が20mm広い5050系の入線ができません。さらに、東武50050型(及び転属してきた51008・09F)は他の50000系より車体幅が30mm狭くなっているといった特徴があります。

 

  ダイヤ

 

現行ダイヤではほとんどの電車が渋谷駅からそのまま半蔵門線に入ります。また、二子玉川~溝の口では大井町線各停が通過、各停が停車となります。

 

行先は下りが原則として長津田か中央林間行きで、メトロ運用の一部が鷺沼行きとなっています。上り線はラッシュ時を除けば、渋谷駅到着時で押上行きと東武線直通が交互に来るように設定されています。

 

溝の口以西の大井町線直通電車はほぼ急行のみですが、早朝・深夜を中心に鷺沼発着の各停が見られます。

 

【日中時間帯】

  • 溝の口~中央林間で15本/時で、1時間当たりに急行各駅停車が6本ずつ、準急が3本。
  • 急行は大井町発着が3本ある。また、大井町線各停3本が二子新地・高津にも停車する。

【朝ラッシュ時】

大井町線は全て各停となり二子新地・高津を通過します。また、東武線内を含めた全区間で準急となる運用も設定されています。

 

上り:最大26本/時(うち13本が準急

  • 大井町線直通の急行は1本のみ。
  • 7~9時台は優等種別と各駅停車が交互に来る。
  • 長津田始発が多く設定され、最大で半分ぐらいとなる。

下り:最大22本/時(うち7本は準急

  • 長津田以西はほぼ各駅停車となり、日中よりも本数が少なくなる。
  • 一部はメトロ運用の鷺沼行きが存在する。

【夕方~夜】

平均12~22本/時であり、下り方面の方が本数は多いです。

 

なお、平日の下りは2本/時が大井町線からの急行で、うち1本は3号車が「Qシート」となり田園都市線内は降車専用となります。

 

  種別・所要時間

 

田園都市線の停車駅は次の通りです。

 

(全体図)

  • 準急はかつての快速と同じと考えてもよい(違いはあざみ野に停車し、長津田以西での運用がある事)。
  • 東武と異なる種別になる場合は上り方面は渋谷、下り方面は押上で種別を変更する。ただし東武線内で普通になる運用はない。

渋谷~中央林間の所要時間は急行36分準急42各駅停車51分(運賃390円)です。ちなみに、井の頭線小田急線(下北沢乗り換え)で行くと40分(運賃530円)となります。

 
※2023年10月1日更新
 

【もし間違えたらマズいだろうシリーズ】

※所要時間が短い順に並べ替えてある。

 

なお、田園都市線の種別は東武線内でも案内されますが、逆に田園都市線では東武線内の種別の案内がなく、渋谷到着時に初めて東武線内の種別を知る事となります。

 

今日はここまでとします。高校の頃に鶴見川沿いの市が尾のガードまでランニングで走っていたあの時が懐かしい…。

 

つづく