(N029)東京メトロ銀座線 | BLUEのブログ

BLUEのブログ

スケールのでかいオレの投稿

(Since 2014.1.11 from Yahoo!JAPAN)

 

今日投稿する内容は日本初の地下鉄として知られる東京メトロ銀座線についてです。

 

 

銀座線は浅草から東京都心部を貫き渋谷まで行く路線です。赤坂見附以西は半蔵門線と並走し、表参道駅では同一ホームでの乗り換えが可能。優等列車はなく、全て各駅停車で走ります。路線データは次の通りです。

 

【路線データ】

  • 駅ナンバリングは終点→起点方向で付番されている。

【全体マップ下矢印

 

上野駅の東側には地上に出る車両基地があり、地下鉄では唯一の踏切が存在します。銀座線は第三軌条を用いているので、裸足のサンダルとかでレールに触れると確実に死にます(特にピチピチの生足で歩く機会の多い10代・20代の女の子は注意!)。

 

また、赤坂見附駅では同じ標準軌(1435mm)を用いる丸ノ内線と同一ホームであると同時に浅草側で線路が繋がっており、銀座線の車両でも中野や小石川で検査する事がたまにあります。

 


 

各区間の開通年は次の通りです。なお、上野~浅草は日本初の地下鉄として開業した区間です。

 

  • 営団地下鉄が発足する1941年までは新橋を境に浅草方面が「東京地下鉄道」、渋谷方面が「東京高速鉄道」と名乗っており、1939~41年の間は相互直通運転をしていた形となってたらしい。
  • 他社路線の乗り入れはないが、かつては二子玉川から東急田園都市線に乗り入れる計画があった。ただし、車両規格の違いから断念し、半蔵門線建設に変更したという。
  • 浅草以北も三ノ輪まで延ばす計画が存在した(下のGoogleマイマップを参照)。

 

  車両

 

車両配置は次の通りで、全て6両編成(16m3ドア車)となっております。

 

【6両編成】

1000系:40本

  • 以前は01系(全盛期で38本)が走っていたが、2013年からワンマン運転対応の1000系への更新が行われ、2017年までに置き換えが完了している。
  • 現在の1000系は銀座線の初代車両(旧1000系)を忠実に再現している。
  • 増発分の1039F・1040Fは特別仕様車で、さらに旧1000系に近いレイアウトとなっている。

 

  ダイヤ

 

基本的に渋谷~浅草の折り返し運転です。ただし、一部は上野発着となっております。

 

【日中時間帯】

全区間で15本/時(4分間隔)で、以前の3分間隔よりもやや本数が削減されています。

 

【朝ラッシュ時】

両方向共に26本/時ずつで、京王線ほどではないですが平行ダイヤとしてはかなりの過密運転となっております。

 

【夕方~夜】

平均15~20本/時まで落ち着いてきますが、全線に渡って混雑している状況には変わりありません。

 

現時点で上野~浅草は開業から90年以上が経っており、一番新しい渋谷駅も戦前には開業しています(1997年開業の溜池山王駅は例外)。そのため、全駅でホームドア設置とリニューアル工事を実施し、起点の渋谷駅は1面2線の島式ホームに変更されました。下の写真は2016年当時の渋谷駅と01系との貴重な組み合わせです。

 

 

  所要時間

 

渋谷~浅草の所要時間は33分です(運賃260円)。ちなみに、半蔵門線⇒都営浅草線(水天宮前=人形町乗り換え)で行くと30分強ぐらいです(運賃320円)。各区間の所要時間は次の通りです。

 

【渋谷からの所要時間】

 

【各路線との比較】

 

【もし間違えたらマズいだろうシリーズ】

※所要時間が短い順に並べ替えてある。

 


 

今回はこんな感じです。フリーゲージトレインや蓄電池電車といった新技術導入がこれから進んでいく事を考えたら、将来的には渋谷駅から京王井の頭線と直通したりして…。銀座線とはやはり車両規格が違いすぎるのだが、かつて京葉線で走っていたE331系が14m車でE233系が20m車という例を考えたら出来なくもない気もするが。

 

つづく