きょうは、
私が子供の頃に作ってよく遊んだ
紙てっぽうで、
利用者さんと楽しい時間を過ごしました
紙てっぽうは
手で大きく振ると紙が開き、
“空気の抵抗”と“紙の摩擦”で
大きな音が鳴るんです
職員が作った紙てっぽうを
H様にお渡しすると、
イスに座ったまま音が出るまで
何度も懸命に腕をふります
しかし、なかなか音は出ません・・
すると、イスから立ち上がり
腕に勢いをつけて「せーの!」
すると、、
“パン”
周りにいた皆さんからは、
「良い音鳴ったで~!」
でも、Hさんは納得しません
「片方しか開らいとらん・・」
両方開かない紙てっぽうに満足せず、
その後もチャレンジを続けます
私は、そのあきらめないお姿に
「がんばって!」と
応援し続けました
そして、
ついに、、
両方開いて!
“パン”!!!
良い音が響き、
「すご~い!」の歓声
満足そうな笑顔を見せ
「あぁ~疲れた・・」とイスに座った、、
のも、つかの間
Hさんは、お隣のTさんと紙てっぽうを
作り始めたのです
御年95歳
そのチャレンジ精神には、脱帽です
介護士 タッチ