遅くなりましたが、土曜日に参戦してきた、久しぶりのJリーグの試合の様子です。
収容人数を5,000人に制限しての開催だったので、いつものシャトルバスは無し。
どうしようかと悩んだ結果、5,000円とぼったくりな値段の豊スタの駐車場を予約しました(笑)
事前の天気予報が雨、ところによっては土砂降りになるってなっていたので。
雨の中、10分近く歩くのはねぇ・・・と。
歳を取るとお金よりも時間とか、楽できるとかを優先したくなりますから。
15時ちょい過ぎに豊スタに到着。
シャトルバスと同じバックスタンド側の駐車場に車を止めて、メインに向かって歩いて行きました。
途中に横断幕が。
本当に、こうしてまたスタジアムに来ることができる喜びを感じます。
スタメン風の横断幕も。
選手の等身大パネルも。
阿部ちゃん。何となく阿部選手とか、阿部っていうよりも「阿部ちゃん」って呼んじゃいますね。
ミッチェル・ランゲラック選手。やっぱり、イケメンです。
背番号が3番になったキャプテン、丸山選手。
漢、直輝! 前田直輝選手。
レンタルバックで戻って来た相馬、相馬は相馬だなwww
改めて、豊田スタジアムです。
アルコールの販売はないので(いや、お前は車だろうww)、氷にて。
グラスプ氷で、いつもの豊スタなうでした。
そうそう、入場に際しては、いつもの手荷物検査に加えて、手の消毒(なんか、ぬるぬるして乾かない液体だったからアルコールじゃないね)と検温がありました。
マッチディプログラムの配布も無し。
ファンサのピンバッジ。
マッチビジョンも至ってシンプル。協賛はないみたいです。
マスコットのグリーティングもピッチサイドのみでした。
グランパスくんファミリーのスポンサーであるリアクアさんの運営会社 株式会社喜久屋さんの修理部門特製のマスクです。
だるまさんがころんだに興じるグランパスくんファミリー。
アウェー専用席がないので、超久しぶりにスタジアムを1周してきました。
オフィシャルサポートソングを歌うクアイフさんのVTRライヴ。
いつもなら、両チームのサポーター席を紹介するのですが・・・
ホームゴール裏でもソーシャルディスタンスを取っての着席です。
レンタル移籍の契約によりこの日は出場はできませんでした。
何か、イマイチ締まりがないな(笑)
GK ランゲラック、DF 成瀬、中谷、丸山、吉田
MF 米本、阿部、稲垣、FW マテウス、山﨑、相馬
サブはGK 武田、DF 藤井、MF ジョアン、秋山、石田、FW シャビエル、前田
名古屋ボールのキックオフで試合が始まる。
フォーメンションはDFラインが成瀬、中谷、丸山、吉田の4バック、CMFに米本、稲垣、SHの右にマテウス、左に相馬、トップ下に阿部、ワントップが山﨑の4-2-3-1。
守備時には4-4のブロック、前に阿部、山﨑で4-4-2の形になる。
サポーターの応援がないので、スタジアムには選手のコーチングの声、ベンチからの指示、そしてボールを蹴る音だけが響く。
選手のコーチングの声は新鮮だったし、興味深かった。
良いプレーには拍手が。
前半2分、鳥栖のCK。ショートコーナーを使うが、シュートまで行かせず。
前半8分、名古屋のベンチから指示が。SHのマテウスと相馬のポジションを入れ替える。
このポジションチェンジの意図は何だったのだろう?
前半9分、米本のクリアが小さくなったところを拾われてシュートまで行かれる。このシュートはランゲラックがはじき出す。
立ち上がりは、鳥栖の前線からのプレスにやや手こずる名古屋。
ボールを持たせて、奪ったところからカウンターを狙う感じか。
前半15分、右サイドをえぐった相馬からクロスが上がる。ファーで阿部が中央に折り返すと山﨑がシュートを放つ。このシュートはDFがブロック、跳ね返ったボールに相馬が反応するが、相馬のポジションがオフサイドの判定。
このシーンは、マッシモが狙っている攻撃じゃないかな。
前半23分に飲水タイムが入る。
前半26分、山﨑が相手パスを引っ掛けると、そのこぼれを拾った稲垣がマテウスへ。パスを受けたマテウスがミドルを放つが、枠を外す。
このあたりの時間帯になると、鳥栖にプレスにも慣れてきたのか、名古屋がボールを保持する時間も増える。
前半29分、丸山がドリブルで持ち上がって阿部へ縦パスを入れる。パスを受けた阿部がカットインからシュートを打つが、GKにキャッチされる。
このような速い縦パスからシュートまでの流れも、マッシモサッカーなんだろうな。
いわゆる攻撃にスイッチとなる速い縦パスを前線の選手に入れるって。
前半31分、吉田クロスがクリアされたところを拾った稲垣がミドルを狙うがDFにブロックされる。
前半のアディショナルタイム1分が過ぎて0-0でHTへ。
今季のマッシモサッカーを初めて生で見たが、リスクを冒さないサッカーだなって言うのが前半を見た感想ですね。
ローリスクローリターンって感じかなぁ。大量得点は望めないけど、大量失点もしないサッカーだな。
大崩れはしないだろうし、連敗も少ないんじゃないかな。
後半開始から、また両SHのポジションが換わった。マテウスが右、相馬が左に。
後半1分、CKのチャンス、相馬が中に入れるがクリア、再度CKに。逆サイドからマテウスが入れるが、大きく外れゴールキックに。
このマテウスはシュートやプレースキックに精度がイマイチだったなぁ。
後半4分、スローインからピンチに。至近距離からニアサイドを狙ったシュートを打たれたが、ランゲラックがわずかに触ってポスト。跳ね返ったボールを成瀬が落ち着いてクリア。
後半11分 山﨑⇒前田 前田はトップに入る。
正直、山﨑はもうちょっとかなぁ。前線での競り合いに勝てないシーンが多かったし、ポストプレーもねぇ。もう少し前線でキープできないとキツイかな。
後半13分、吉田からのパスを受けたマテウスがドリブルでPA内に侵入。中へ折り返すと走り込んだ前田がシュート!が、このシュートはクロスバー直撃。
後半16分、左サイドでのパス交換。吉田から阿部にボールがわたると、阿部が中にドリブルは入る。その動きに合わせて、前田が斜めにDFラインに裏に抜ける。そこへ、阿部から浮き球にパスが。
その斜め後ろからのパスを倒れ込みながらボレーシュート。
前田のビューティフルなボレーシュートがゴールネットを揺らす!
いや、このゴールは凄かったわ!
シュートも凄かったが、前田の動きにピタリと合わせた柔らかいパスを出した阿部ちゃん!
ゴールまでの一連の流れが美しすぎる。
このシーンを見れただけでもスタジアムに行って良かった!
後半22分、飲水タイム。
後半35分、前田のシュートはGKが触ってポストに。こぼれ球を拾って折り返し、稲垣がミドルシュートを打つが、マテウスに当たってしまう。
後半37分、ライン際で吉田が相手選手で競り合いに。この競り合いで吉田にイエロー、同時に吉田への報復行為で鳥栖の選手にもイエロー、このイエローが2枚目で退場に。
吉田はほぼ鳥栖の右サイドから攻撃を封殺していたな。
地上戦の守備はさすがの強さを見せる。
名古屋は残りの時間を数的優位に立つ。
数的優位には立ったが、ここでも無理には攻めず。ボールを保持して時間をかけた攻撃に。
後半41分、鳥栖のCK。混戦になってこぼれ球の押し込まれたかと思ったが、オフサイドの判定で助かる。
ここからは、徹底して時間稼ぎのプレーに。
ゆったりとしたパス回し、あのドリブル小僧の前田ですら、コーナーフラッグ付近でボールキープにww
後半44分 米本⇒ジョアン マテウス⇒シャビエル。
後半のアディショナルタイムは4分。
アディショナルタイムもボールキープを徹底する。
そのボール回しの中で、ランゲラックまでボールを戻した時に、たぶん阿部ちゃんだっとと思うけど「キーパー、使うな!」と声がかかる。
ここでも、徹底してリスクを避けるように指示する阿部ちゃん。
ボール回しの中で、試合終了を告げるホイッスルが鳴る。
1-0で勝利!
贅沢を言えば、もう1点取って、もっと楽に試合を終えたいですね。
リードしてからの試合の締めは、かなり改善されたねぇ(笑)
やっぱ、G大阪戦のアディショナルタイムでの同点打で、相当怒られたんだろうww
ある意味、玄人好みなサッカーかも知れない。
が、エンタメで見ると・・・
まぁ、現実的なサッカーっていうのは、こういうサッカーだろうな。
負けないサッカーってヤツね。
ロマンと勝ち点3は両立しないのかも。
実際、前監督のサッカーはハイリスクハイリターンだったかなぁ(トオイメ
写真がぶれちゃったけど、この日のMIPは吉田選手。
マンオブザマッチは決勝ゴールの前田選手。
勝利の挨拶。こうしてスタジアムで勝利を分かち合えるのはいいねぇ。
さて、そんなJリーグですが収容人数5,000人に制限した試合が8月10日まで延長される事になりました。
まだまだ、超厳戒体制での試合が続く訳です。
ただ、人混みが嫌いな筆者的には両サイドの席に人がいないのは快適でした。
売店も行列はないしね。
サポーターの応援がないのは、確かに違和感はありますけど。
サッカーのある週末は戻って来ましたが、とても日常が戻ったとは言えません。
油断は禁物で、サッカーを楽しみたいと思います。