日曜日のC大阪戦を振り返ってみます。
イタリア人監督らしい、実にしょっぱい塩試合でした。
先制したら、こうやって守って勝つんだってのを見せつけられましたねぇ(苦笑
まぁ、なんだかんだ言っても、やっぱり勝利はいいですww
勝てるサッカーが良いサッカーなんで(笑)
でも、ちょっとは試合内容にエンタメ性を求めてしまう風間信者な筆者ですが、何か?
男はロマンを持たなきゃいかんですw
それでは、試合の様子を。
スタメンは、
GK ランゲラック、DF 成瀬、中谷、丸山、吉田
MF 稲垣、阿部、ジョアン、FW マテウス、金崎、相馬
サブはGK 武田、DF 藤井、太田、MF 米本、FW シャビエル、山﨑、前田
ふむ、前節でパトリックへの対応がまずかった秋山が、ベンチから外されましたねぇ。
このあたりのはっきりした起用がマッシモなのかな?
ダイジェストも貼っておきます。
試合の入りは・・・
やべぇ、これは3点くらい取られるんじゃないかって、展開でしたね。
完全にC大阪に主導権を握られて、いいようにボールを回されていたなぁ。
前からプレスに行こうとしても簡単にはがされていたし・・・
前半の10~15分くらいまでは、頭をかかえるような展開が続きましたから(苦笑
幸い、C大阪の攻撃がシュートまで行かなかったり、シュートが枠を外れたりして助かりましたが。
ダイジェストの最初のシーンも。
パスを回されて、最後はフリーでミドル。これはバーの上に外れてくれました。
その次の29分のシーン。
C大阪の攻撃、スローインからパスをつながれて中央からクロス。
ヘッドでコースを狙ったシュートはランゲラックが横っ飛びではじき出す。
ここでもクロスを上げる選手に全くプレッシャーがかかっていない。中のブルーノ・メンデスのマークもずれていた。
そんな展開から、徐々に名古屋もペースをつかみだす。
中盤でプレスがかかるようになって、ボールを奪うとサイドから徹底して攻める。
そのサイド攻撃から得たCK。
マテウスはジョアンに合わせるようにニアへ速いボールを入れる。
ジョアンのヘッドが決まった!かと思ったけど、最終的にはオウンゴールとなった。
オウンゴールではあったけど、こういう展開でセットプレーから点が取れたのが大きかったなぁ。
この先制点で、試合のペースは名古屋へ。
40分の名古屋の攻撃
ゆったりとしたボール回しから、サイドへの縦パスで一気にスピードを上げる。
サイドを上がった吉田がパスを受けて、低い弾道のクロスを入れる。
ニアで夢生が頭で合わせたが、枠を取られきれず。
マッシモが目指す縦に速いサッカーの片りんでしょうね。
後半に入って、49分のC大阪のセットプレー
これは、やられたぁ!と思いましたね。
デザインされたセットプレーでしたね。ボール1個分くらい外れてくれて助かった。
ここで、追いつかれていたら、試合は分からなかったでしょう。
運も味方してくれた試合でしたねぇ。
60分の名古屋のカウンター。
米本が奪ったボールを拾った阿部が左の相馬へ。
相馬が持ち上がって中へ折り返そうとしたパスが相手に奪われかける。
が、ここで相手がミス、そのボールを稲垣が奪う。稲垣がコントロールしたボールを横から走って来た阿部がかっさらう感じで受け、1,2歩のドリブルの後、ミドルシュートを放つ。
このミドルがゴール右隅に決まる。
いやぁ、これは鳥肌もののシュートだったなぁ。
阿部ちゃんのシュート技術、半端ないわ。
2点リードしたら、更にやる事がはっきりしていた。
キッチリと守備のブロックを作って、隙あらばカウンターを狙う。
それが、77分のカウンターのシーン。
成瀬のパスカットから、左の相馬を走らせてカウンターへ。
中央の夢生を飛ばして右のシャビエルへクロス。シャビエルのシュートはGKにブロックされる。
う~ん、シャビエルのコースを狙ったシュートって決まらないよね(笑)
この後は、マイボールになっても攻め急がずに時間を使うプレーを見せていたwww
これ、前節のアディショナルタイムで失点を相当、マッシモに絞られたんだろうなw
結果、0-2で名古屋の勝利!
C大阪のストロングポイントである左サイド(名古屋の右サイド)の攻撃をしのいだ成瀬、マテウスの守備が効いていた。
成瀬の成長もだけど、マテウスに守備を仕込んだマッシモ恐るべし(笑)
CMFのスタメンは稲垣、ジョアンがベストかな。攻撃ではジョアンのパスは魅力ですから。
守備では、稲垣が狩りまくってくれるし。
で、リードした後半途中から米本が出て来るって、相手からしたら嫌だろう。
で、攻守にバランサーとして動きまくってくれて、おまけにすっごいミドルを決めてくれた阿部ちゃんはやっぱりすごいねぇ。
阿部ちゃんがいない時にどんな試合ができるかが、今後のポイントになりそうですな。
なんかつまらんサッカーだけど、勝っちゃうグランパスが戻ってきたような・・・
内容では勝っていた!って、対戦相手に言わせる名古屋のサッカーが!
とは言え、もうちょっとPA内に侵入するプレーも見たいけどねぇ~
ワクワク感が・・・
足りない・・・
まぁ、贅沢は言うまい。