ルヴァンからのクラグラ、Jリーグ観戦の記事をアップしていたため、中断していたGWにやった車いじりの続きです。
これまた、1月の車検時に指摘のあったブレーキパッドの交換をしました。
ラジエター交換でジャッキアップして馬を掛けるなら、ブレーキも一緒にってね。
前後のパッドを交換しましたが、まずはフロントからです。
ブレーキ周りをいじるのですから、当然タイヤを外す必要があります。
インパクトレンチです。
コンプレッサーは持ち合わせていないので、電動になります。
導入にあたってバッテリー式と迷いましたが、使いたい時にバッテリー切れはいやなので、素直にAC電源タイプにしました。
コードの取り回しがやや面倒ですが、電源さえ確保できれば、いつでも使える安定性は捨てがたいです。
で、ホイールナットを外すのに使用しましたが・・・
こりゃ、楽ですわwww もっと、早く購入していれば、と後悔w
タイヤを外すとキャリパーが見えます。これは左側になります。
下の赤丸部分のボルトを緩めて外します。
キャリパーを上に回して、下がらないように釣り下げて置きます。
自分は、吊り下げるのに園芸用のアルミ針金を使いました。鉄製よりも柔らかく、紐よりを固定しやすいですね。
パッドが見える状態になります。後は左右をそれぞれ手前、奥に引っ張って抜き取ります。
写真の下側を見ると、パッドが溝にはまっているのが分かるかと。溝に沿って抜き取る感じですね。
外したパッドです。外側のパッドの方が減っていますねぇ。
残りは3~4㎜くらいでしょうか。限界ですね。
交換するパッドは、色々迷いました。S2000用って、めっちゃ種類があるしね。同一メーカーでもグレード違いがあるのが、当たり前とかねwww
で、S2000用としては、あまりというか、みんカラの整備手帳やパーツレビューになかったブレンボのブラックをチョイス。
純正相当品で、安かったからwww あと、鳴きやダストが少ないものと言う事で。
サーキットとか走る訳ではないので、スポーツパッドまでは必要ないのでね。
まぁ、いつも遠りなので(笑)
色が黒で、主張していないのも、筆者的にはポイントが高いです。
一般的には、派手な赤とかなんでしょうけどw
一応、bremboの文字が入っていますが、付けたら見えません。
新品だと、これくらいの厚みがあります。
パッドとキャリパーの間にはシムが入ります。シムにはブレーキの鳴きを抑えるためにブレーキシムグリースを塗ります。
と、その前に・・・
パッドが減った分だけ、出ているピストンを押し戻しておく必要があります。
ピストンを押し戻す前に、更にやっておくことがあります。
リザーブタンクのブレーキフルードがMAXまで入っていたら、ある程度抜いておきます。
ピストンを押し戻した分だけ、フルードがリザーブタンクに戻って溢れてしまう恐れがあるからです。
ピストンを押し戻すには、やはりSSTのディスクブレーキセパレータを使うのが楽かと。
ピストンを押し戻した状態です。
フルードを抜いてあったリザーブタンクは、ほぼMAXまで液面が上がっています。
なので、ピストンを戻す前には、フルードを抜いておく必要がある訳ですね。
で、反対側のシムにもブレーキシムグリースを塗って、
パッドにシムをはめたら、キャリパーが当たる部分にもシムグリースを塗って、
新しいパッドを元のように、はめ込みます。
キャリパーを戻して、外したボルトを締め付ければ完了です。
右側も同じ手順で交換します。
右側も外側のパッドの方が減っていました。
減り方は、左右同じくらいかな。
ブレーキパッドの交換作業だと、最近はネットに動画が上がっている事も多いですね。
ただ、ジャッキで上げただけでだったり、ひどいとパンタジャッキであげただけだったりしてしている人もいますが、あれはちょっとねぇ~。
しっかりと馬はかけた方が良いかと・・・
ブレーキパッドの交換作業自体は、さほど難しい作業ではありません。
が、一応は保安部品をいじる訳ですので・・・
これを参考にされる方は、
あくまでもオウンリスクにてお願いします。
今回のブレーキパッドの交換だが、作業の方法、人選は全て君に任せる。
例によって、君、もしくは君の友人が怪我、あるいは車を壊しても当局は一切関知しないから、そのつもりで。
成功を祈る。