3月中旬とは思えない冷たい風の吹くパロマへ。
今回はタイミングよく、グランパコ女将に会うことができました
ぶらぶらしていると、ジュニアのグリーティングにも遭遇。
グランパスくんファミリーのスポンサーである浜乙女さんと松永製菓さんのしるこサンドのロゴあります。
「GRAMPUS NEW GENERATION 2019」の対象選手です。
瑞穂商店街さんが行っているプロ2年目応援隊のブースです。
J2での戦いだった2017年に特別指定選手として出てくれた、ありがたい選手です。
今、怪我みたいだけど、早く戻って来て欲しいな。
ファンサのピンバッジは3回目来場で、アウェーユニデザイン。
次に貰えるのは8回目の来場時らしいw
この時期に出店してくれる瑞穂商店街の山田餅本店さんの桜餅。
中は、こんな感じです。
名古屋おもてなし武将隊の皆さん。
マッチビジョンです。大会ロゴと対戦チームの表記のみといたってシンプルなカップ戦仕様ww
大分サポの皆さんです。平日に遠方からご苦労様です。
途中で、大分ナンバーのレクサスが呼び出されていたのには、笑いましたが。
ゴール裏のグランパスファミリーの皆さん。
途中で雨?みぞれ?雪?が降る中、暑い応援、本当に頭が下がります。
では、スタメンを。
GK 武田、DF 菅原、千葉、櫛引、金井
MF 前田、小林、伊藤、相馬、FW アーリア、杉森
サブはGK 渋谷、DF 中谷、MF 榎本、和泉、FW シャビエル、ジョー、赤﨑
名古屋ボールのキックオフで試合が始まる。
強い北風が吹く。前半は風上に立つ名古屋。
フォーメーションは、DFラインが右から菅原、千葉、櫛引、金井の4バック。
DHに小林と伊藤、SHの右に前田、左に相馬、ツートップがアーリアと杉森の4-4-2。
前半4分に試合が動く。
大分陣内のPA左側の角から、やや離れた位置で相馬が倒されてFKを得る。
キッカーは相馬。助走からキックのモーションに入った次の瞬間、えっ!と・・・
ボールがゴールネットを揺らして、ゴールマウスの中を転がっていた。
低くて速い弾道だったので、蹴った後のボールの軌道がよく分からなかったが、直接狙ったFKがゴールに突き刺さっていたのだった。
大型ビジョンのリプレイを確認すると、壁の横を抜ける低い弾道のシュートが、ゴール左下のニアサイド、必死に飛びつくGKの手の先を抜けて、ゴールマウスに吸い込まれていた。
うわっ、マジか‼ っていうくらいに久しぶりに見た直接FKからのビューティフルゴールだった。
前半18分、菅原がヘッドを相手のパスをカット、前田へとつなげる。
前田はアリーアへ預けると、前へ。アリーアからリターンを受け、シュートに行くがブロックされる。
菅原のプレーも、簡単に跳ね返すのではなく、味方へのパスになる守備になっている。
そこからのアーリアと前田の連携もまずまず。フィニッシュのところで、ワンテンポ遅かったかな。
前半27分、ミスからボールをロスト。奪われたボールを左サイドに展開されてカウンターを受ける。
左からのクロスがゴール前に。中央で合わせられるが、シュートはクロスバーの上に外れて助かる。
自陣でのボールロストは、やはり決定機につながるよな。
前半の30分を過ぎたあたりで、大分が2人の選手交代を行う。いや、前半から2枚替えに、少しどよめくスタジアムwww
前半34分、相馬からのパスを受けた前田が中央でタメを作る。そこから、後方へ下げるパスを出すと、フリーで受けた小林がミドルを狙う。
このシュートは枠の上に、大きく外れてしまう。
ルヴァンの第1節と違って、小林がかなり積極的に攻撃に参加していた。
このあたりで、気づいたが、いつの間にか、前田と杉森がポジションチェンジしていた。
前田がトップに、杉森が右SHに。
前半38分、ボールを奪ってカウンターへ。相馬から前田へボールが出るがDFに阻まれる。
こぼれたボールを相馬が拾ってシュートを打つが、これも枠を捉えられず・・・
前半41分、PA手前から相馬がDFラインの裏へスルーパスを出す。大外から走り込んだ金井が受けて中へ。
GKが詰めて来たところで、中央へマイナスの折り返し。中へフリーになっていたアリーアがゴールへ流し込んで、2点目を奪う。
ここはきれいに崩した場面だった。相手の守備のブロックの隙間を通すパスを、大外から入ってくるSBが受ける。そのままシュートにも行けるし、クロスも入れられる。
GKはシュートに対してニアを閉める。DFも下がらずを得ないので、ゴール前に入ってい来る名古屋の選手をつかめきれない。そこへマイナスを折り返しを入れて、シュートへの流れは、名古屋の得点パターンの一つになってきている。
前半43分、千葉ちゃんがやらかした(苦笑
自陣のPA付近で、前からプレスに来る大分の選手をかわそうとして、ボールコントロールをミス。
ボールを奪われると、そのままPA内に持ち込まれてシュート、ゴールを許す。
あちゃ~なプレーだったなぁ。
まぁ、風間塾のDF、DHあたりの選手が一度はやらかしてしまうミスだね。
止める蹴る外すの精度を上げる過程で、やっちゃうミス。守備の選手がミスると失点に直結するので、DFやDHは辛いよね。
前半のアディショナルタイム2分が過ぎて、2-1でHTへ。
後半頭から前田に代えて榎本を投入。
榎本は右SHへ。右のSHにいた杉森が再度、トップの位置へ。
後半13分、榎本がドリブルで仕掛けて、中央のアーリアへ。アリーアが更に左へ展開。ボールを受けた相馬がシュートを放つが、GKにブロックされる。
榎本の得意なドリブルでの仕掛け、アーリアの中央でのさばき。相馬のシュートまでの流れは良かった。
ここは、シュートをブロックした大分GKがうまかった。総じて大分のGKはいいプレーを見せていた。
昨年まで早稲田で相馬と同じチームだった選手らしい。
後半16分、前線からプレスをかけると、相手PA手前をボール奪取に成功。
小林がミドルシュートを打つが、このシュートもGKにはじき出されてしまう。
大分さんも自陣深くからでも細かくパスをつないでくるスタイル。
ただ、止める蹴るの精度は、名古屋に一日の長があるね。
正直に書くと、名古屋の選手に比べるとパススピードも遅いし、トラップも見劣りしてしまう。
いや、そう見えるくらいにサブのメンバーでの名古屋の選手の技術が上がっているのが分かる。
後半22分 金井⇒和泉 和泉はそのまま左SBに入る。
本当に、どこでも和泉な和泉のSBも安定感があるよなぁ。一気に左サイドが落ち着いたwww
金井もなぜ、そこにいる、金井のNSKで攻撃はいいのだが、相手ボールになった時にいるべきポジションにいないのが・・・
後半24分、クリアボールを拾った伊藤が、豪快なミドルシュート。枠を捉えるも、GKのファインセーブに遭う。1試合に1本、スタジアムをどよめかせる伊藤君のスーパーミドルが炸裂(笑)
惜しかったな。もうちょっと外目か、軌道が落ちなければ決まっていたねぇ。
伊藤君も第1節に比べると、格段に良くなっていた。が、まだまだ判断の速さ、プレーの選択肢などを上げて行かないと、ジョアン、米本のポジションは奪えないかな。
後半38分 伊藤⇒ジョー これは、ジョーのコンディション維持のための交代だったようで。
ジョーがトップに、トップにいたアーリアがDHへ。この交代ができるのも、昨年までDHもやっていたアーリアがFWに入っていたからだね。
こういう選択肢が増えると、選手交代のオプションが増えて、対戦チームを惑わせるだろう。
後半40分、クリアミスを拾った杉森がシュートまで行くが、ポスト横に外れる。
この試合、杉森が少し目立たなかったかなぁ。
町田での武者修行を終えて、たくましくなって帰って来たが、もう一皮むけると・・・かな。
後半のATは3分。
後半45+1分、和泉がパスカットして、そのまま持ち上がる。ゴール前のジョーへ送るとジョーがゴールを狙うが、大きく外してしまう。
ジョーは寒いとポテンシャルが下がるね(笑)
後半のアディショナルタイムが過ぎて、試合終了。
2-1でルヴァンの2戦目は勝利‼
第1節の神戸戦は、出場こそなかったもののイニエスタ、ビジャが来ていたこともあり、平日ナイター、しかも雨のカップ戦と観客動員にマイナスな要素ばかりの中で13,000人余りの入場者数を記録。
この日も平日ナイターのカップ戦、しかも真冬のような寒さ、申し訳ないが対戦相手は大分さんと、これまた集客の見込めない要素ばかり(苦笑
にも関わらず、10,150人と10,000人超えの観客動員を記録した。
なんか、名古屋の人気が半端ない状況になりつつあるな。
試合は、第1節の神戸戦に比べると格段に内容は良くなっている。
千葉ちゃんはやらかしちゃったけど、随所に最終ラインから前線への鋭いパスを通していた。
やはり、ビルドアップに関しては前評判どおりですね。
クッシーこと櫛引は名古屋にきてレベルアップした一人だよね。
プレスを受けながらも、落ち着いてあしらってプレスに来た選手を剥がす事ができる。
左CBはキャプテン丸山がいるから、競争は厳しいだろが、ACL出場権を獲った時には櫛引クラスの選手にいて貰わないと困るよね。
金井と前田が、ちょっと壁にぶち当たっている感じかな。
コバユーこと小林も、伊藤君の面倒を見ながらの、自分のポジションに戻ってこない金井のフォローもしつつのビルドアップに顔を出してって・・・大変だけどな。
まだまだビルドアップ時に下がり過ぎる傾向はあるものの第1節よりも前への意識は高かった。
アーリアのFW起用は、完全に名古屋のオプションになったかな。
それから、互いに悪質はファールはなく、クリーンな試合だったのも試合を面白くしていた。
大分さんは名古屋対策を打つのではなく、あくまでの自分たちにスタイルを貫く姿勢は、見ていて楽しいサッカーでした。
本当に、本当に、今年はルヴァン杯もめっちゃ面白いわ‼
唯一、名古屋が取っていないタイトルが前身のナビスコ杯からのルヴァン杯。
取りたいよね。
相馬にニューヒーロー賞も取らせたいから、最低でも準決勝くらいまでは行こうな。