第27節の観戦記をアップしたのが、第28節の試合当日と言う情けない状態になっていますが、何か?
アウェーの町田戦も、これまたおバカな試合をやったようですww
ここ3試合が7-4、5-2、4-3って、とてもサッカーチームのスコアとは思えないわ(笑)
さて、ダイジェストもアップされたので、簡単に振り返ってみる。
まずは、先制を許した1失点目。
名古屋の左サイドを攻められて、一旦はクリアしたもののそのボールを拾われて、左サイドからクロスを入れられる。
ここで、そのクロスがワシントンに当たってコースが変わったのは不運ではあるが・・・
DFラインは、クロスに合わせて下がりかけたが、ボールはペナルティーアーク付近に。
そこでフリーの選手に蹴り込まれての失点。まぁ、シュートも良かったけどね。
それにしても、名古屋の守備はペナルティーアーク付近がルーズになるよなぁ。
同点シーンは、比較的ゆったりとしたパス回しから、最後は速いスルーパスがシャビエルからシモビッチへ。ワントラップから反転してシュートまでもまた速かった。
これが、風間サッカーなんだろう。
2点目はシャビエルのFKから。
新井のJ初ゴールをアシストするピンポイントクロス。新井のヘッドも良かったが、GKのミスかな。
雨でボール、ピッチが滑りやすいところをキャッチに行って、ハンブル。そのボールが自分に当たってゴールラインを割ってしまった。
きわどいが、スローで見る限り、ゴールラインは超えているね。
3点目も同じような位置からのFK。これまた、シャビエルのピンポイントクロスを青木がバックヘッドでゴールへ流し込む。
2点目とか、3点目が決まるようになったのが、ゴールを量産できている理由でしょう。
改めて、精度の高いプレースキッカーがいるのは、強みになる。
で、2失点目は、左サイドから。崩された訳ではないが、これまたペナルティーアークのやや外側でノープレッシャーでミドルを打たれると、ゴール左上に決まってしまう。
まぁ、これもシュートを打った選手をほめるしかないよねぇ。
あれだけ見事なシュートだと(苦笑
それにしても1失点目、2失点目とバイタルエリアでフリーな選手を簡単に作ってしまうよな。
同点に追い付かれたシーンは、左サイドをエンドライン付近までえぐられた時点で勝負ありだったか。
そこからマイナスのクロスを入れられると、今度はPA内中央でドフリーな選手にシュートを打たれる。
一旦は、田口がブロックしたものの、そのこぼれ球を押し込まれた。
たらればなんだが、最初のシュートは楢崎も反応していたので、ブロックしていなければセーブできたかもね。
3失点全てに言えるのだが、DHあたりがDFラインに吸収されているように見える。
だから、2列目からの相手選手を捕まえる選手がいない・・・ですな。
そして問題のシーン。
ネットなどでは大誤審と騒がれていますが、誤審とは少し違うような。
中盤からのロングフィードに、名古屋の選手が競る。
こぼれたボールを後方から走り込んだ青木が胸トラップで拾い、抜けようとしたところを町田の選手に挟み込まれるようにして倒される。
このプレーで家本主審は迷わずレッドカードを提示。抜けていれば決定的な場面になるので、一発レッドは妥当だろう。
が、問題はカードを提示された選手がプレーには関与していなかったと言う事。
これは、明らかなミス。ファールを取ったところからレッドの提示までは妥当なジャッジ。
ただ、提示された選手が関係ない選手だったのは・・・ちょっとねぇ。
このプレーで得たFKをシャビエルが直接決めて、勝ち越しの4点目。
壁の左側を巻いてゴールポストギリギリにコントロールされた正確なキック。
やっぱり、精度の高いキッカーは飛び道具になるな。
ここで、もう一度、レッドカード提示選手の取り違えを検証してみよう。
主審は後方から見ている位置になる。青木をはさんで町田の選手2人がクロスするように交錯。
まず、ここで青木を倒すきっかけとなった接触をした選手がどちらかを判断できなかったのでは?
他のダイジェストを見ると、家本主審は副審に確認したようだ。
副審は横から見ていた事になるが、それだと背番号まではっきり確認できていなかった可能性がある。
映像を見ると、町田のスタジアムの照明はやや暗いと思う。
さらに、ユニホームが濃いブルー、背番号はゴールド。このゴールドが曲者で。
印刷業界の人なら詳しいかもだが、金色には赤味の入った赤金と青みの入った青金がある。
どうも、町田の背番号の色は青金ではないのか?
もう一つ、誤認を招く要因が数字のフォント。8セグメント文字、いわゆる電卓の数字なのだ。
これは、数字の形が似たものになり、誤認を招くのではないか。
Jリーグとして、背番号の視認性は検討の余地ありだろう。
昨今の背番号固定制度になってから、近い数字や形が似ている数字の選手が近い場所でプレーする事も少なくないのだから。