昨日の記事の続きになります。
北内郭を見た後は、中のムラを通り抜け、甕棺墓列の横を過ぎて北墳丘墓へ向かいます。
甕棺墓列です。
丘状になった北墳丘墓の入口から中に入ります。
中は、発掘状態をそのまま保存しています。
保存のために、温湿度管理されているので空調が効いています。
夏場には、ここまで歩いてかいた汗が引くまで、ゆっくりと見学するのがお勧めですねww
この北墳丘墓は、歴代の王が埋葬されていると言われています。
甕棺も大きく、埋葬されている間隔も広く取ってありますね。
甕棺の中には副葬されていた銅剣なども置かれています。
発掘された土の断面を見ると、何層かに分けて土が積み上げられているのも分かります。
副葬品の銅剣のレプリカです。
遺体が身につけていた副葬品の管玉。
それらが、見つかった状態がそのままで展示されています。
この発見が、遺跡を公園施設として残すきっかけになったそうです。
北墳丘墓の先には甕棺墓列があります。まさに墓地ですね。
遺跡は保護のため、埋め戻されています。このふくらみの甕棺が埋葬されている後です。
この後は来た道を戻りながら、資料展示室を見学しました。
出土した土器、他に矢じりや石斧も。鉄器もあったようです。
管玉の出土の復元です。
他にも腹部に10個の矢じりがあった甕棺の遺骨や頭部のない遺骨の収められた甕棺のレプリカも。
弥生時代も、かなりクニ同士の争いがあったようです。
見学を終えた頃はちょうどお昼。
歴史公園センターのレストランで食事。あまりに暑かったのでそうめん定食をww
吉野ケ里歴史公園を後にして博多へ。
残りの時間は、海の中道を抜けて志賀島を1周。
時間がなかった事と、車を止める場所がなくて、写真が撮れなかったのが残念です。
志賀島とマリンワールドは、ゆっくりと行ってみたいですね。