Jリーグ 第11節 名古屋vsC大阪@豊スタ | taka@GH-AP1のグラとS2000とPerfumeと

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アラ還おじさんが名古屋グランパスとS2000とPerfumeをメインに仕事の愚痴、日々の出来事などを交えて、思いつくままに書き綴っていきます。

試合の内容は、シャトルバスを待つ間に、携帯から更新したとおりです。


豊スタを埋めた38,966人の前で見せたサッカーは…




まずは、この日のスタメンから、




GK 楢崎、DF 矢野、ニッキ、闘莉王、本多

MF 枝村、泰士、直志、小川、FW 玉田、永井


大武君は怪我で欠場、その代わりはハーフナー・ニッキを使って来ましたねぇ。


にしても、ニッキ、デカ!! 



サブは、GK 高木、DF 佐藤、MF ヘジス、ダニルソン、矢田、青木、FW 松田



コイントスです。




前節の勝ちを生かすためにも、ホーム豊スタでの連敗を止める意味でも大事な試合だったんですが・・・




うぅ~ん、ニッキ、でかい!!



セレッソボールで、試合が開始される。


両チームのフォーメーションを確認する。


C大阪は、登録上では4-4-2だが、実質は3-4-3の形を取る。



一方の名古屋は、永井をワントップ、玉田をトップ下に置いた4-2-3-1。


などと、観察していた試合開始直後。



前半の3分、前線のフォルランに楔のパスが入ると、フォルランはダイレクトでDFラインの裏へスルーパス。そのパスにDFの間を斜めにすり抜けてきた柿谷が受けて、鮮やかにゴールに流し込む。


ハイ、巷で言われていた柿谷の今期、リーグ戦初ゴールをお膳立て。


この手の引き立て役を、気安く受けるのは名古屋のデフォです。




先制は許したものの、ゲーム自体は一進一退と言ったところか。


意外とC大阪の中盤もルーズなんで、ボールが運べる。


このあたりが、今期のC大阪がイマイチ、調子が上がらない理由かな?



広島や浦和も3バックだが、チームとしての完成度はかなり差があるように見えたな。


ウイングバックの位置取りが悪く、攻撃でも守備でも連携はまだまだでしょう。




そんなC大阪に対する名古屋は…


中央で細かなパスをつなごうとして、結果はフィニッシュに至らずと言った具合でして。。。


前半6分と7分に、小川、直志のミドルがシュートらしいシュートだったが、いずれも枠の外。




前半14分、泰士が自陣でボールを奪われる。


さっぱり、分からない?


何で、あんなに不用意なボールの奪われ方をするのか。



ボールを奪ったフォルランがゴール前に攻め上がるが、ここはうまくコースを消してサイドに追い込んで難を逃れる。



16分、玉田が相手のパスをカットすると、そのままドリブルでカウンターに入る。


PA直前で、永井とパス交換で突破を試みるが、抜けないと見ると後ろへ戻す。


そのスペースに走り込んだのが枝村。コントロールしたミドルはクロスバーの上を抜ける。。。




何だかなぁ・・・


再三、右サイドを矢野がいいタイミングで上がるも、そこを使う事はなく中央突破を試みる名古屋。


もっと、効果的なサイドチェンジを混ぜてもいいのでは?





24分、ゴール正面、やや距離はあるがFKを与えてしまう。


直接、狙ったFKは壁に当たってうまくクリアできた。




その直後の26分、ニッキが自陣深くから持ち上がろうとしたところで、ボールを奪われる。


そのまま、抜け出されて楢崎と1対1に。


ここは、楢崎がしっかりとキャッチして難を逃れる。


それにしても、つまらないミスが多いよな。




27分、前線の永井を走らせる。パスを受けた永井がPA内に持ち込み、角度のないところからシュート。


これは、GKがわずかに触ってCKに逃れる。




チャンスをつぶしている内にC大阪が、名古屋の攻撃に対応できるようになり、攻めあぐねるように。


試合の流れはC大阪のペースになる。



前半のアディショナルタイムは1分。その1分も過ぎて前半は0-1で終了。




前半を見る限りでは、C大阪もチームとしての成熟度はまだまだに見えた。


それでも、前線のフォルラン、柿谷にボールが入ると一気に攻撃でると言う約束事はできている。



対する名古屋は、相変わらずですな。


連携らしい連携はなく、何となくゴール前でパスを回しているだけ。


たまに、個人技で突破を試みるような何の工夫も見られない攻撃。




後半が始まる。


試合の展開は、ほぼ前半と同じ。



そんな後半の開始直後。西野監督が永井を呼んで、何か話しをしていた。


永井が足を指差していたように見えた。



その後半6分、永井⇒松田の選手交代。


永井は再三、倒されていたからかな?



後半7分、右サイドから崩しにかかる。玉田と矢野のパス交換からできたスペースに松田が侵入。


そこへ玉田からパスが出る。が、松田のシュートは枠を捉えることはできず・・・




後半11分、自陣でボールを奪うと前線の玉田へ。


玉田からDFラインの裏へスルーパス。小川が受けてPAに浸入したところで、DFともつれるように倒れる。


主審のホイッスルが鳴る。てっきり、オフェンスファールかと思った。


が、主審はペナルティースポットを指差す。と同時に倒したC大阪 山下にこの日2枚目のイエローカードが示されて退場に。



これで得たPKを、またまた闘莉王が決める。後半13分、闘莉王のPKで1-1の同点に。


追いついた上に一人退場で、数的優位に立つ名古屋。



そのために、前半よりもボールポゼッションが上がる。


中盤でボールを回しながら、楔のパスを入れる。そこから、更に細かなパス交換で崩しにかかる。


しかし、殆どのパスが足元へのパス。



これでは、C大阪も守りやすい。


事実、パスをカットされて一気に、名古屋ゴール前へと言うシーンも何度も見られた。


かなり、ヤバイシーンも・・・



そんな感じで20分過ぎからは、オープンな展開に。


よく言えばゴール前からゴール前へと目まぐるしく攻守が変わるスリリングな展開。


って、言うか、名古屋は一人多いんですが(苦笑



後半25分、カウンターから攻め込み、敵陣深くに切り込む。


そこからマイナスの折り返しが玉田に。


パスがやや足元深くに入り過ぎて、シュートはうまくミートせず。



後半27分、CKのチャンス。小川は中ではなく、やや後ろでフリーになっていた玉田へボールを送る。


ボレーで狙ったシュートは枠の外。何度目のため息かな・・・


ショートバウンドの上がり際だから、難しいシュートと言えばそれまでだが。。。。。。




チャンスを逃した後の後半32分。


名古屋の右サイドをあっさりと突破されると、ゴール前でフリーになっていたフォルランにパスが通る。


フォルランは、このチャンスを確実に決めて、一人少ないC大阪が勝ち越す。



こうなって来ると、ボールのキープ力のある選手が多いC大阪がリスクを犯さないゆったりとした攻撃で時間稼ぎに入る。




徐々に、あせりの色が見え始める名古屋。


ついに、西野監督ができればやりたくないと言っていた闘莉王大作戦に打って出る。


後半37分、小川に代えて佐藤を投入。


佐藤が左SBに入り、左SBにいた本多をCBへ。闘莉王が前線に上がる。




ただ、闘莉王が前線に上がっても、そこにボールを供給する選手がいないんだよなぁ。



後半43分、枝村⇒青木の交代。



後半もアディショナルタイムに入る、示された時間は4分。


後半45+1分、松田が持ち上がり、サイドの矢野へ。


矢野から闘莉王へ、きれいなクロスが入る。


闘莉王の放ったヘディングシュートはGKにはじき出される。




最後まで、決定機で決め切れなかった名古屋。


一方、ここぞと言うチャンスで、キッチリとゴールを決めたC大阪。




結局、PKの1点のみで、後半の数的優位も生かせずに1-2で敗戦。






試合後、挨拶に向かう選手には、容赦ないブーイングが浴びせられる。


まぁ、あれだけ決定機を外してはねぇ~




相変わらず、ミスが多いな。


と言うか、攻撃や守備での意思統一、阿吽の呼吸ができていないよね。


確かに怪我人が多くて、メンバーが固定できないと言う事もあるけど・・・



せめて、ホームゲームは勝って、いや引き分けでもいいから負けだけは勘弁して欲しい。





しかし、サイドからの崩しが殆ど見られないのは如何なものか?


中央で足元、足元とこねくり回すだけでは、崩せないでしょ。




矢野がSBとして、だいぶよくなって来たが、1対1では、まだまだ不安だな。


各チーム、名古屋の右サイドを狙って来ているのが、この試合でも見て取れたし。



今年は、チーム作りで苦しいシーズンになると覚悟はしていたが…


目標は、J1残留でいいです。




W杯中の中断期で、どこまで建て直せるかと言ったところでしょうね。


いや、中断があって本当に良かったと思う、今日この頃・・・





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