Jリーグ 第6節 名古屋vs広島@豊スタ | taka@GH-AP1のグラとS2000とPerfumeと

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アラ還おじさんが名古屋グランパスとS2000とPerfumeをメインに仕事の愚痴、日々の出来事などを交えて、思いつくままに書き綴っていきます。

帰りのシャトルバスの中から更新したように、見事なまでの惨敗。


そんな試合を振り返ってみる(みたくないけど



リーグ戦は、怪我で離脱した田鍋以外は不動のメンバーだったが…


この日のスタメン。




GK 楢崎、DF 刀根、大武、闘莉王、本多

MF 矢田ビックリマーク、磯村、泰士、小川、FW 玉田、ケネディ



ここに来て、西野監督がスタメンをいじってきましたね。




しかし、守備に不安の残る両SBに加えて、ダニルソン抜きの中盤って…


完全に守備を放棄したとしか、思えないんですけど。




打ち合い上等、こっちには楢さんがいるしってな感じで試合が始まる。


思ったとおりに、前線、中盤から厳しくプレスに来る広島に手こずる名古屋。



が、思いがけない展開で名古屋に先制点が入る。


前半5分のプレー。広島DFがGKにバックパス。


これはルール上、GKは手で扱えない。



そこへケネディがプレッシャーをかける。


GKが前線に蹴ろうとしたボールをブロック。ケネディの足に当たってボールはゴールマウスの中へ。




先制されても、落ち着き払って試合を進める広島。これが王者の貫禄か。



ピッチをワイドに使って攻める広島に、名古屋の両サイドは完全に支配される。


かといって、中盤も厳しいチェックを受け、試合を作れない名古屋。



前半18分に左サイドを突破されると、きれいにクロスを入れられる。


ファーサイドに開いていた佐藤寿人がフリーでボールを受け、そのままシュート。


前半19分、寿人のゴールで同点にされる。



うむ、しっかりとスカウティングされてますな。


サイドに振られると、逆サイドのマークが甘くなると言う今年の名古屋の癖をよくご存知で。




サイド攻撃が使えない名古屋は、細かなパスをつないで中央突破を試みるが、広島の固い守備に阻まれて、中々シュートまで行けない。


パスが単調なんだよなぁ。リズムが同じなんで、守りやすいだろうね。



広島の緩急を使い分けた攻撃、一度攻撃のスイッチとなる速いパスが出ると、それにあわせたように全員が動き出すから、マークもずれパスも通り易くなる。


実にすばらしい。見事に組織されたサッカー。



それでも、何とか前半は1-1で終える。




ハーフタイムにゴール裏で見つけたゲーフラ。




SKEメンバーで、熱狂的なグラサポで有名な木本花音ゲーフラ。


ですよね? たぶんwww



後半開始から、名古屋は小川と矢田がポジションを変えていた。

そう言えば、この試合の小川は殆ど消えていたような…




後半が始まっても試合のペースは広島が握る。




その後半の10分、広島の攻撃をしのぎ、楢崎がボールをキャッチ。


すぐさま、攻撃に転じようとスローで前にフィードする。


が、これがミスパスとなってボールを奪われて、サイドに展開される。


サイドから中に切れ込まれてシュートを打たれる。


楢崎が手に当てたが、はじき切れずにボールはゆっくりとゴールマウスの中に。


あっさりと、逆転を許す。




更に後半の16分にまたまたサイドに展開される。


広島の右SB ミキッチに名古屋の左サイドを深くえぐられて、マイナスの折り返しを出される。


中央からのミドルシュートは名古屋の選手に当たって、外へはじき出された。




と思ったら、ホイッスルが鳴った。


主審の右手がペナルティースポットを指していた。


どうやら、シュートをはじいた時にハンドを取られたようだった。


このPKを佐藤寿人にきっちりと決められて、3点目を献上。




更に更に、後半の19分。今度は右サイドを深くえぐられてゴール付近まで侵入される。


次の瞬間には、ボールはゴールマウスの中だった。



これで、1-4に。


もはや、勝負ありの感じ。


サッカーの質が違いすぎ。



後半24分には、広島は寿人を下げる余裕を見せる。



一方の名古屋は、後半28分 小川⇒松田、玉田⇒小松屋と選手交代を。




後半30分、闘莉王をボールを持って上がり、前線の選手にボールを預ける。


そのまま、PA内に走りこんでパスを受けようとするが、ディフェンスに会い倒れこむ。


このプレーでシミュレーションを取られて、イエローカードが出される。




その直後、後半32分頃か。ドリブルで持ち上がった小松屋がパスを出したところで倒れ込む。


見た感じでは、右足の太ももの裏を押さえていたような…



その後、担架で運ばれスタジアム内に消えていった。


交代で、枝村が投入される。




後半37分、カウンターのチャンスが生まれる。


前線の松田にパスが通ると、そのままドリブルで仕掛ける。


PA内に進入しようとしたところで倒されると、主審の右手がペナルティースポットを。


松田の突破からPKをゲット。


後半40分、このPKをケネディが落ち着いて決めて1点を返す。



が、時遅しの感は否めない。


PKも、名古屋のハンドを取った、お返しのような…




残り時間を少なくなった後半42分、これまでは安定したプレーを見せていた大武君だったが…


前線への縦パスが、なんと相手へのプレゼントパスに。



一気に、ショートカウンターを食らい、5点目のゴールを許す。



アディショナルタイムは4分。



後半45+1分、ゴールのほぼ正面でFKのチャンスを得る。


小川、玉田はすでにいない。キッカーは???


ボールのところには、泰士と闘莉王が。


蹴ったのは闘莉王!! ゴールマウスを捕らえるもキーパー正面でキャッチされる。




そして、試合終了のホイッスルがスタジアムに響く。


2-5での完敗。




もう、チームとしての完成度の違いをまざまざと見せ付けられたな。


動き出し、パスのスピード、判断の速さ、すべてに於いてレベルが違いすぎる。



とても、上位相手に太刀打ちできるメンバーではなかった分けだ。



致命的なのは、名古屋のストロングポイントであるはずのケネディの高さを生かすクロスをあげる選手がいないって言う事。


サイドからの崩しがあってこそ、中央突破も生きてくる。



それから、はじめにも書いたが緩急の使い分け。


スピードに変化をつけないと、相手も守り易いからさぁ。




来週の浦和戦も厳しそうだな。







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