えぇ~、自身のブログを返して、観戦記が長っ!! って思いました(苦笑)
いや、長いのは観戦記だけじゃないですが。
今シーズンからは、試合内容とイベントを別の記事にしようと思います。
そんな訳で、まずは開幕戦を観戦記から。
まったく以て、予想のできなかったスタメンから。
GK 楢崎、DF 田鍋、大武
、闘莉王、本多
MF 枝村、ダニルソン、磯村、小川 FW 玉田、ケネディ
サブは、GK 高木、DF 牟田、MF 直志、泰士、FW 松田、永井、矢野
予想できなかった右SBは、田鍋。
特別指定選手の大武が開幕スタメン。
筆者の予想とは、玉田と小川のポジションが違っていましたね。
DFラインがねぇ…
と、一抹の不安を感じならも、清水ボールのキックオフで試合が始まる。
早々に攻め込まれてCKを与える。
セットプレーでのゴール前の守備は、昨年までと同様にゾーンディフェンス。
CKのピンチをしのいで、逆襲に出る。
前半3分、ゴール前の混戦からケネディがシュートを放つ。
ボールはクロスバーに当たってほぼ真下に落ちた。
ゴールが決まった!! と思ったが、これはノーゴールで、GKがキャッチ。
そこからの逆襲を受ける。ポストプレーにDFが釣られる。
前半5分、そこの落としをフリーでシュートを打たれてゴールを許す。
守備での連携はまだまだかな?
改めて、フォーメーションを確認する。
DFラインは、右から田鍋、大武、闘莉王、本多。
ダニルソン、磯村のダブルボランチ。インサイドハーフの右が小川、左は枝村。
ツートップに玉田とケネディ。
4-4-2は昨年と同じだが、サイドハーフが少し中に絞った位置取りをしているのが昨年までとの違い。
そのためか、SBの前にスペースができるので、田鍋、本多がスピードに乗って上がる場面が見られたのは、攻撃のバリエーションを広げそう。
1点先行されてから、やや落ち着いたのかボールを支配する時間が増えて来る。
前半14分、ケネディが前線からのプレスでボールを奪うと、そのまま持ち上がりクロスを上げる。
ファーサイドで小川がボレーを狙うが、これはミートせず。
清水のCKを跳ね返した流れから右サイドにいた本多がボールを持ち上がり、中央へクロス。
玉田がDFと競り合いながらケネディへパス。
ケネディがダイレクトでゴールへ蹴り込む。
前半20分、ケネディのゴールで同点に追いつく。
サイドハーフが中に絞っている分だけ、アッタキングサードの人数が増え、連続した攻撃ができるようになっていた。
後、少しタイミングが合うようになれば…
前半35分、小川が前線に放り込むとケネディがDFに競り勝ってヘッドで流す。
ファーサイドのスペースに上がっていた闘莉王が頭で押し込み、逆転に成功。
前半のアディショナルタイムは2分。
その1分にカウンターのチャンス。ケネディ、本多とつないで枝村がゴールを狙うが、僅かに枠の外。
前半を2-1で終える。
後半の開始。
後半7分にFKのチャンス。小川がゴール前に蹴り込み、ケネディが合わせるが枠を捉えきれず。
後半9分、清水が選手交代。20 OUT、7 IN。
後半14分に、ゴール前やや左の位置でFKのチャンス。
玉田が直接狙うが、このシュートはガベに阻まれる。
後半20分、カウンターからサイドに流れたケネディが中央に折り返す。
中で玉田がゴールを狙うが、シュートはGKがキャッチ。
後半23分、清水が選手交代。11 OUT、22 IN。
このあたりから、前線、中盤のプレスが甘くなりだし、試合の流れは清水へ。
後半27分、CKからどフリーでヘディングシュートを打たれ、同点ゴールを許す。
ゾーンディフェンスのウィークポイント、選手と選手の間にボールを放り込まれ、後方から飛び込む選手のマークが出来ないと言う状態だった。
もう、完全に試合の主導権を清水に握られる。
後半34分、小川の自陣深くでの不用意なパスを奪われると、あっさりとクロスを上げられる。
ノバコヴィッチがフリーで放ったシュートは楢崎の手を弾き、ゴールマウスの中へ。
後半35分 磯村⇒松田、玉田⇒永井の2枚代え。
松田がトップ、永井がサイドハーフに位置に入ろ。枝村がボランチへ下がる。
しかし、失った試合の流れを引き戻す事は出来ず…
後半40分 小川⇒田口。田口がボランチに入り、ダニルソンがDFラインに
闘莉王が前線に上がる。
監督が変わっても、最後の手段は闘莉王大作戦ですか?
しかし、ケネディ、闘莉王と2人のターゲットが前線にいるのだが、肝心のクロスやロングフィードの精度がねぇ。
後半44分 清水 6 OUT、19 IN。怪我での交代。
後半のアディショナルタイムは5分。
超攻撃的な布陣で、清水ゴールに迫るが…
ゴールネットを揺らす事は出来ずに終了のホイッスルを聴く。
開幕戦は2-3で敗戦。
12年続いた開幕戦の無敗記録は、ここで途切れる。
両SBは、厳しいところかな。
1対1を仕掛けられるとね。相手との間合いやポジショニングなどなど…
後は中盤の守備が機能していれば、DFラインもそこそこ安定するが、後半のように足が止まり出すと、ズルズル下がってしまい…
そのため、中盤との間にスペースが。で、中盤の守備がルーズにと悪循環になった。
SBの守備がアレなんで、サイドハーフの負担が増えている感じかな。
しばらくは我慢するしかないかな。
大武は、大学生とは思えないような落ち着たプレーだった。
是非、このまま入団となって欲しい選手ですな。
昨年から、ちょこちょこと目立ち始めたのが闘莉王のパスミス。
ここでのミスは致命傷になりかねないから、心配な部分ですね。
攻撃に関しては、昨年よりもゴールの可能性は感じた。
が、完成度から言えば、まだまだか。
ケネディの調子が良さそうなのは、安心材料です。
まぁ、W杯による中断期まで、どれだけ我慢できるかでしょう。