明日は、S2000の足周りリフレッシュのため、ディーラーに入庫予定。
ついでに、12ヶ月点検も済ませるつもり。
となると、ちょっち問題がありまして・・・
筆者のS2000にはオイルキャッチタンクが付けてあるんですが、OUT側は大気開放(苦笑)
こんな感じで、ラジエター裏に付けたペットボトルにOUT側ホースの出口が突っ込んであります。
ディーラーに預けるんで、一応は合法仕様にしておこうかと思いまして。
ついでに、オイルキャッチタンクの掃除も。
オイルキャッチタンクの方は、9月に掃除した時には、こんな状態でした。
それから、約5ヶ月経った状態です。
レベルゲージの半分ほど、液体が溜まっていました。
この液体を抜いて、中を綺麗にしてやろうと言う訳です。
このオイルキャッチタンクは、IN、OUTのホースを外して、ステーから取り外さないと液体が出せません。
で、外してしまえば、上のホースニップルから出す事ができます。
一応、底にもドレンボルトがありますけどね。笑゛
溜まっていた液体は500mlのペットボトル半分ほど。
茶色の液体ですが、ほぼ水と言っていいでしょう。
後は、乳白色の物体が浮いていました。乳化したオイルでしょうかねぇ。
これを見て、S2000のスロットルボディにアイシング(凍結)防止回路としてクーラント液が回っている理由が分かったような気がします。
ブローバイガスをオイルキャッチタンクに入れると、冬場はこれだけの水が溜まる。
と言う事は、PCVバルブを通してインテークマニホールドに戻されるブローバイガスにも、同じように水分が含まれている。
エンジンを止める時は、基本的にはアイドリング状態。
インテークマニホールドは、強烈な負圧になっているので、ブローバイガスがインテークマニホールドに吸い込まれていると思われる。
エンジンが切られて、温度が下がって来ると、インテークマニホールド内に残っているブローバイガスの水分は水滴となり、インテークマニホールド内に溜まる。
S2000のインテークマニホールドは、僅かにスロットルボディ側に傾斜している。
となると、水滴となった水分はスロットル側に溜まる事になるので、氷点下ではスロットルバルブが凍結する。故に、エンジン始動時に温められたクーラント液を回す事で凍結したスロットルを融かそうと言う訳ではないのかな。
まぁ、アイシング防止回路に関してはこれくらいにしてっと。
液体を出した後のオイルキャッチタンクにパーツクリーナーを吹き込んで中を洗浄。
その洗浄した液を、同じ容器に入れてみた。
上澄みのようになっているのがパーツクリーナーで洗浄した液体です。
中も汚れているようですね。
OUT側ホースの端を入れたペットボトルを見ると、
僅かだが、オイルらしき物が溜まっていた。
やはり、オイルキャッチタンクでは、取りきれない分があるのだろう。
で、オイルキャッチタンクの掃除が済んだら、合法化への変更。(笑)
まずは、OUT側のホースの端に付けてあるニップルを外して。
で、このホースをインテークパイプに付けたL字型ニップルに差し込んで、
これで、オイルキャッチタンクを通ったブローバイガスは、インテークパイプから戻って、再燃焼されるので、法規制はOKとなります。
やはり、大気開放は・・・
なので、この状態で、様子を見ようかと思っています。