さて、年の暮れに大掃除もせず、車いじりをしていた筆者ですが、何か?
早速、取り付けたデフマウントダンパーキットのインプレッションを。
取り付けたものは、こんなヤツです。
実際に組み付けた状態は、
仕組みとしては、奥のプレートで左右のデフマウント取り付け部をつなぐ事でメンバーの補強を。
手前のプレートでデフキャリアのボルトをつなぐ事で、ゴムブッシュで固定されているデフキャリアの動きをある程度、抑制する。
更に、2つのプレートをダンパーでつないで、ゴムブッシュによるデフの振動を減衰させる。
これで、デフの無駄な動きが減らす効果があると言う事らしい。
実際に取り付けて、走ってみた。
駐車場を出て、すぐにその効果が体感できた。
乗り心地が一段と良くなったし、リア周りからの音も減った。
リアが、どっしりと落ち着いた感じかな。
直進安定性も増したようだ。
いつもの通勤路を走って見る。
途中に工事中で、ちょっとしたジャンピングスポット的なアップダウンがあるが、そこを乗り越えた時のリアのダンピングの収まりがいい。
その先には踏切があるのだが、そこでも効果抜群だった。
踏切なので、一旦停止後に低速で線路を渡る訳だが、今までは結構、バタつく感じがあった。
それが、ほぼ消えたと言っていい。
いつもの抜け道峠を走る。
コーナリング初期では、ややアンダー目になったかな。
リアのトラクションが増して、プッシュアンダー気味か。気になる程でもないが。
コーナリングでも、センターブレースバーを付けた時の違和感は完全に無くなったな。
タイトなS字の切り返しでも、非常に収まりがいい。
こうして走って見ると、今まで足周りのバタつきだと思っていたのが、デフの揺れだった事が良く分かった。
NA6型 ロードスターに乗っていた頃、マツダスピードの強化マウントに変えた時の感じを思い出した。
クスコのリアロアアームバーの効果もまずまずだったが、これはいいね。
3万円ほどするので、ちょっと迷ったが、ポチって正解だったと思う。
デフの動きを抑制する方法としては、マウントカラーって言うのもあるようだが、あれは原理から見ると、デフの動きを抑える変わりに、ボディに振動が伝わりそうな気がする。
そのあたりはどうなんだろう?
ちなみに筆者のS2000は、純正足、デフも純正のトルセンです。
初期型標準の16インチアルミ、純正サイズのポテンザRE11Aと言った仕様です。