11月にS2000のクランクプーリー、オルタネータープーリー、ウォーターポンププーリーの3点セットをアルミ製軽量プーリーに交換した。
その作業はこちらを⇒アルミ製軽量プーリー取り付け
このプーリーセットが回転比を変えてあったため、ベルトの張りがオートテンショナーの基準幅から、わずかだが外れてしまった。
また、オルタネータープーリーのナットを緩める時と締め付ける時に、かなりベルトに負担をかけてしまった。
そこで、今回はそのベルトを交換する事にした。
ネットにて、S2000、ファンベルトで検索して値段を確認。ディーラーで聞いた値段よりも安かったので、ネットで購入。
本日、その交換作業を実施。
後、ファンベルト(ファンは回してないのだが、昔の名残ですね)の交換に合わせて、前回、力技で締め付けたオルタネータープーリーのナットの増し締めもして置く事に。
作業に邪魔なエアクリーナーボックスは外します。
ベルトの交換だけなら、外さなくても出来そうだが。
エアクリボックスを外したところからです。
始めに、オルタネータープーリーを固定しているナットの増し締めを。
今回、使ったのはオフセット75°22mmのメガネレンチ。
正面から見ると、
そう、このメガネレンチを使うと、軸のボルトの先端にある六角部分にアプローチできる。
22mmのメガネをかけた状態で、更に10mmのメガネレンチをかけると、
こんな感じになる。
これで、軸を固定して、固定用のナットを緩めたり、締めたり出来る。
オルタネータープーリーを緩めるには、この方法がベターでしょう。
今回、使ったオフセット75°22mmのメガネレントとオフセット45°10mmのメガネレンチ。
オルタネータープーリーのナットは、しっかりと締まっていた。
さて、オルタのナットの締め付けを確認した後は、ベルトの交換を。
まずは、オートテンショナーのボルトに14mmのレンチをかけて、
レンチを下に回すと、
オートテンショナーが下がって、ベルトが緩む。
緩んだベルトを外す。
ネットで購入したベルト。
代用品だと思っていたら、純正の品番のラベルが貼ってあった。
ベルト自体は、
三ツ星ベルト(株)製の6PK1469だった。
PK形の6本溝用でベルト長が1469mmと言うものになるらしい(三ツ星HPより)
後は、逆の手順で新しいベルトを取り付ける。
オートテンショナーの位置を確認すると、
センターよりは、やや緩め側だが、基準の幅内に収まった。
やはり、長年使っていたので、多少は伸びていたのだろう。
プーリー比が変わった事で、伸びの分だけ基準位置から外れてしまったと思う。
エンジン始動時のベルトの鳴きは・・・
残念ながら、完全には無くならなかった。
それでも、鳴きはごくわずかなものになった。
まずは、ヨシとしよう。