オイルキャッチタンククリーニング | taka@GH-AP1のグラとS2000とPerfumeと

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アラ還おじさんが名古屋グランパスとS2000とPerfumeをメインに仕事の愚痴、日々の出来事などを交えて、思いつくままに書き綴っていきます。

会社周辺の停電は昼近くになっても復旧の目処が立たず。



かなりの地域で、停電となっているようで電力会社も、順次としか言いようがないみたいで。



ですから、サーバーはダウンしたまま・・・・


全く、仕事にならず。いや、工場用の電力は来てるんだからさぁ~



まぁいいっか。




そんな訳で、昼までで帰宅の指示が。


家に帰ったはいいが、予定もなく空いた時間。


台風は既に過ぎ去り、天候は回復へ。




で、昨日、やろうかと思っていた事を実行する事にした。


この日 にS2000に取り付けたオイルキャッチタンクの掃除。



ほぼ半年、5000kmになるので、どの程度ブローバイガスのオイルを取る事が出来たかを見る。


まずは、ホース周りをチェック。



エンジンヘッド前側のブローバイガス経路。


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それなりに汚れているので、うまくブローバイガスは抜けているようだ。



もう一方のPCV側。こちらはPCVレスにしている。


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ちょっと、ピンボケになってしまったが、ほぼ同じような汚れ具合。


やはりPCVレスにした方が、ブローバイの抜けが良いようだ。




で、三股の先が、


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ここは、インテークパイプを跨ぐ前で、やや低くなっている。


そのためか、一番汚れがひどい。



キャッチタンク周り。


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INもOUTも同じように見えるのが気になる。



OUT側の先端は、現状ではオイルキャッチタンクの性能を見るため、PETボトルに差し込んで大気開放にしてある。



そのホース。汚れが気になるな。


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PETボトルには、


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僅かだが、オイルらしきものが・・・


オイルキャッチタンクでは、取りきれない分だろう。




で、タンクを外してドレンボルトを緩める。


え゛~、何も出てこない。


レベルゲージのホースは茶色に変色しているのに・・・・・・・




こうなりゃ、分解だな。


このキャッチタンクはバラせる ので。




上蓋を開けてみると、


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何やら、焦げ茶色のカスがこびりついていた。



加工して付けたセパレーターにも。


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どうやら、一度溜まったものが蒸発したようだ。



夏前にレベルゲージを見た時には薄茶色の液体が溜まっていた記憶がある。



とすると、溜まっていたのは、大部分が水分だと思われる。


ブローバイガスは、大部分が燃焼ガスなので多くの水分が含まれる。


冬の朝、車のマフラーから水蒸気が出ているのを見た事があると思う。


あれと同じな訳だ。



春先は気温も低いのでオイルキャッチタンクで冷やされたブローバイガスは水やオイルミストが分離され、タンクに溜まる。


これが、本来のオイルキャッチタンクの機能である。


が、この夏の暑さでブローバイガスを冷やしきれず、水分やオイルミストが分離できなかった。


しかも、それだけではなく、溜まったオイル混じりの水も蒸発させてしまったと思われる。




ブローバイガスを冷やすには、容量が足りないのかもしれない。


このタンク、やたらと肉厚が厚いので、放熱が悪い事も考えられる。




取り敢えずの対策として、このオイルキャッチタンクを改良した時に、出口側にステンレスたわしでフィルターを作り、よりオイルミストを分離できるようしてみた。



今回、再度組み付けるに当たって、このステンレスたわしのフィルターを入口側にしてみた。


早めにブローバイガスを障害物に当てる事で、ガスに含まれる水蒸気やオイルミストの分離がしやすくなるだろうと考えて。



これからは、気温も下がってくるので、問題なく分離できると思うが。。。


本当の性能は、来年の夏を待ってと言う事ですね。




オイルキャッチタンク、中々奥が深いねぇ。