Jリーグ 第21節 広島vs名古屋@J SPORTS3 | taka@GH-AP1のグラとS2000とPerfumeと

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アラ還おじさんが名古屋グランパスとS2000とPerfumeをメインに仕事の愚痴、日々の出来事などを交えて、思いつくままに書き綴っていきます。

CATVで、試合を満た後、妹に釣られて「斎藤さん2」見ていました。


そして、そのまま恒例の寝落ちしましたが、何か?



昨日の試合を振り返って見る。


スタメンは、


GK 楢崎  DF 隼磨、闘莉王、増川、阿部

MF 淳吾、泰士、ダニルソン、小川  FW 矢野、玉田



出場停止の直志に変わって田口泰士が、トップのケネディのところには矢野貴章が入った。



試合の入りは、まさに先週の浦和戦を見ているようだったな。


いや、浦和以上に広島が守備的な戦術で、どっちがホームチームかって言うくらいに引いていた。



名古屋ボールになるとウィングバックが最終ラインまで戻り、トップの佐藤の残して前線の選手も下がって、5-4の2ラインで守備のブロックを作る広島。



名古屋は、小川、淳吾がトップと並ぶ位置まで上がり、阿部、隼磨の両SBが高い位置を取る。


中央には泰士、もしくはダニルソンが。


最終ラインは闘莉王、増川の2人のDFにプラス、ボランチのどちらかが残ると言う陣形。


これは、ここ最近の名古屋の遅攻の時に見せるフォーメーション。




こうして見ると、名古屋の前線4人に対し、広島のDFラインを5人。


2列目の3人に対して、広島は4人。


常に数的優位を作って、攻撃を組み立てさせない守備のブロックになる。


事実、前半は名古屋がボールを支配しつつも、殆どチャンスらしいチャンスを作る事はできなかった。



後ろで、ボールを回している限りでは、全くと言っていいほど、ボールを取りに来ない広島だった。


完全に我慢比べの状態か。



それでも、何度か得点の機会はあった。


開始早々の3分には阿部のクロスの淳吾が飛び込み、ボレーで狙うがこれは枠の外。


10分にも阿部からのクロスが入るが、中には合わず。


やはり、アーリークロスでは、広島に守備のブロックを崩し切れない。




ケネディ不在が大きく、攻撃の形が作れない。


ポストプレーがない(矢野はポストプレーヤーではないからな)から、2列目が飛び出す時間も作れない感じかな。



広島はマイボールになると手数をかけずに速い攻撃を仕掛けるが、名古屋が中盤で潰し、カウンターを許さなかった。ここはうまく守れていたと思う。



34分には、久々に阿部が深い位置まで上がってグランダーのクロスを入れるが、矢野はスルー、その後ろにいた玉田、淳吾には合わず・・・



38分、隼磨のクロスを矢野がヘッドで落とす。それを泰士が胸トラップからシュートを試みるがミートせず。


唯一、矢野が仕事のできたプレーだったような・・・



そのまま前半は0-0で終える。


解説の水沼氏が、評価しづらいですねぇと言っていたのが印象的な前半だった。




後半に入っても、試合展開は変わらず。


やはり、ケネディの頭とか、足元に入れてのポストプレーがないため、攻撃のバリエーションのなさを露呈する事に。


ケネディ不在時の攻撃、特に引いてカウンター狙いのチームをどう攻めるかが課題だな。



63分、FKのチャンスを得る。蹴り込まれたボールは一旦、クリアされるがこぼれ球をダニルソンが拾い、クロスを放り込む。上がっていた闘莉王をゴールを狙うが、これも枠を外す。



65分、この日始めてだろう。中央からダニルソンがドリブル突破を図り、玉田へ。


玉田から淳吾へボールが出るがシュートはGKに阻まれる。利き足の左でなかったからか・・・・・・




68分、泰士がボールをロストするとカウンターを受けるが、これは何とか凌ぐ事ができた。


この日の泰士は、あまり無理な攻撃は避けていたように見えたが・・・・・・


たぶん、指示が出ていたのだろう。



72分、矢野⇒永井の交替。何とか、流れを変えようと言うところか。


しかし、永井のスピードを生かせるようなスペースがないんだけどなwww




その直後の76分、一瞬の隙を突かれる。


右サイドのミキッチにドリブルを許すと、そのまま中に切れ込まれてシュートを打たれる。


楢崎を横っ飛びで伸ばした手の先を抜けて、ゴールマウスの中へ。



阿部が付いてはいたが、縦を切るのが精一杯。


中に切れ込まれた時点で、カバーする者がいないあたりが名古屋クオリティーww




相変わらずのパターンで失点。


広島に取って見れば、うまく戦術がハマったと言うところだな。



80分、小川に替えてダニエルを投入。


闘莉王を前線に上げる。小川のポジションに永井が下がる。


闘莉王大作戦で、パワープレーに出る。ケネディがいないと結局は闘莉王頼みか。




84分、闘莉王大作戦がゴールの片鱗を見せる。


淳吾からサイドの隼磨へ、そこからクロスが上がる。闘莉王が競り合ったこぼれ球に永井が反応。


シュートを放つが、これはGK 西川が弾き出す。



90分、泰士⇒ヤキモフスキー。闘莉王の高さを生かすため、ヤキの精度の高いクロスに期待か。



後半もアディショナルタイムの3分を残すのみとなる。




そのAT1分に、キタ━(゚∀゚)━!


阿部のクロスに競り勝った闘莉王が何とか中央に落とすと、そのこぼれ球を永井が倒れながらも繋ぐ。


その繋いだボールを闘莉王が豪快にゴールネットに突き刺す。


91+1分、闘莉王の今期初ゴールで、同点に。



その後、広島のCKを凌いで試合終了。




何とか、勝ち点1をもぎ取る。


負けていれば、後味の悪い試合だっただろうな。



ようやく粘り強さも戻りつつあると見ていいか。


闘莉王のゴールで追いついたのも大きいね。


攻撃陣が良くなっているだけに、これでセットプレーでの闘莉王の強さが加わってくれば・・・




順位は落としたものの、広島も首位を陥落。


痛み分けと言った試合だったか。