引き続き、S2000のネタになります。
車に興味のない方はスルーしてくださいねwww
ヒートインシュレーターを取り付けるにあたってクーラントを抜き、インテークマニホールドを外すのなら、一緒にやっちゃえって事で、サーモスタットとサーモスイッチをローテンプの物に交換しました。
ちなみに、サーモスタットとは一種の弁で、ある温度になると開き始めて、クーラント液をラジエターに送り、ラジエターで冷やすためのもので、エンジンの温度をなるべく一定に保つためのパーツ。
サーモスイッチは、走行風だけではラジエターが冷えない(渋滞などで)時に電動ファンを回して強制的にラジエターを冷やすためのスイッチ。クーラントの温度でオン・オフするものです。
で、ホンダ車のアフターパーツと言えば、無限が妥当なところかと。
しかし、他も気になってHPのあるショップなどで、ローテンプサーモスタットを販売しているところのデータをチェックしてみた。
無限製;開弁温度…68℃、全開温度…83℃(HPより)
Spoon製:開弁温度…68℃、全開温度…83℃(HPより)
J's製:開弁温度…65℃、全開温度…83℃(HPより)
RFY製:開弁温度…68℃、全開温度…表記なし(HPより)
COS製:開弁温度…68℃、全開温度…表記なし(HPより)
M&M製:開弁温度…表記なし、全開温度…表記なし(HPより)
純正;開弁温度…78℃、全開温度…90℃(無限HPより)
以上がネットから拾った情報。
まぁ、サーモスタットを作っているメーカーなどは数が知れているだろうから、出所は同じと見て、間違いないと思いますね。
そんな訳で、ディラーで注文できる無限製に決定!!
同じくサーモスイッチも無限製です。
サーモスタットです。
サーモスイッチ。
無限純正部品って、意味不明www
取り付けは、オルタネーター、テンショナー、インマニが外してある状態からですww
ここまで、バラシてあるとエクステンションバーとラチェットレンチで簡単に外せます。
ソケットは確か10mmだったと。
下からだと、こんな感じに。
ミッション側から見たところです。
前側です。
下からアクセスするには、エクテンションとユニバーサルジョイントが必要でしょうね。
ボルトを外しただけでは、蓋部は固着していて外れません。
プラスチックハンマーなどで、軽く叩けばカパっと外れてきます。
この時に、中に残っているクーラント液がドバっと漏れてきますので、下の受けを置いておきます。
車の下にもぐって作業する場合には、くれぐれもかぶらないように注意して下さい。
サーモスタットも固着しているので、軽く叩いて外します。
外した純正のサーモスタット。
開弁温度が刻印されています。78℃ですね。
純正と無限製の比較。
スプリングが少々、違うようです。
無限製には、68℃の刻印があります。
で、取り付けは、ピンがある方が上。パッキンの突起を合わせてはめるだけです。
後は、元どおりに蓋をボルトで固定して終わりです。
周りのものが取り外してあったので、チョー簡単に終わりました。
続いて、サーモスイッチの付け替え。
サーモスイッチは助手性側のラジエターの下に付いています。
こちらもエアクリーナーボックスが外してあるので、上から行けました。
コネクタを外して、24mmのメガネレンチ、45°オフセット以上がベストです。
オフセットが少ないと電動ファンのカバーが邪魔になります。
レンチで緩めて、純正のスイッチを外します。ここでも多少、クーラントが漏れてきます。
で、外したところに新しいスイッチをねじ込んで、
コネクタをつなげば完了です。
効果のほどは、純正で町乗り、通勤で88~90℃。
ちょっと、渋滞にハマると簡単に100℃になっていました。
ローテンプを入れたところ、大体80℃あたりで落ち着きます。
ただ、遅い車に引っかかった場合には86、7℃まで上がる事があります。
今回はラジエターを変えてないので・・・
最終的には、ラジエターの熱交換能力が限界点になるので、サーキットなども走るならラジエターの交換も必要でしょうね。
その場合は、冬場の町乗りではオーバークールの対策が必要になるかと思いますが。
それでは、恒例の
これを参考にされる方は、
あくまでもオウンリスクにてお願いします。
今回のローテンプサーモスタット&サーモスイッチの取り付けだが、作業の方法、人選は全て君に任せる。例によって、君、もしくは君の友人が怪我、あるいは車を壊しても当局は一切関知しないから、そのつもりで。成功を祈る。