アイシング防止経路変更 | taka@GH-AP1のグラとS2000とPerfumeと

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アラ還おじさんが名古屋グランパスとS2000とPerfumeをメインに仕事の愚痴、日々の出来事などを交えて、思いつくままに書き綴っていきます。

今回は、先日行ったS2000の夏場対策に伴う付帯作業になります。


非常に偏った車いじりの話ですので、いつのもように興味のない方はスルーでお願いします。



さて、8月3、4日+αにて行ったヒートインシュレーター取り付けに関しては、


夏場対策…その1


夏場対策…その2


こちらは、S2000の吸気温度上昇を抑制するための対策です。



同時にエンジンの冷却に関しても、


ローテンプサーモスタット&サーモスイッチ取り付け を行っています。




この夏場対策で使ったのはREYさんが販売しているインテークマニホールドのヒートインシュレーターキットになります。


このキットはエンジンヘッドからの熱伝導を抑制する断熱材をメインとして、更にAP1型に標準としてあるスロットルバルブとRACVのアイシング(凍結)防止のためのクーラント液が流れる経路を殺すためのメクラキャップが付属している。


冬場、それも寒冷地のエンジン始動時のみのために、スロットルボディからインマニ横に付いているRACVに熱いクーラント液を通して凍結したスロットルバルブはRACVのバルブを溶かして正常に作動させるためだけに必要なクーラント液の流れる経路になっています。



従って、夏場はスロットとインマニを熱くする(当然、吸気温度も上がる)だけで、百害あって一理なしの装置となる訳ですね。


で、キットでは、この経路の入口側であるブリーザーバルブに先の口と、


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出口側であるロアホースの先にある口を、付属のシリコンキャップで塞ぎます。


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ただ、今回はこのやり方ではない方法で、アイシング防止経路の変更を行いました。



そもそもは、インテークマニホールドの取り外し方をネットで検索していた時に見つけたものです。


RFYさんと同様にS2000のチューニングパーツを出しているCSOさんのところで販売している「ブリーザーヒート水路変更キット」なる物が目に付いた訳でして。


[S2000]CSOのオリジナルパーツ (CSOさんHPより)



ちょっと、面白いかなぁと。が、税込み8,190円もする。


当然、これに振込手数料や送料もかかる・・・・・・



でも、ネットの写真を見ると構成部品は、どれも市販品のように思えた。


まず、このキットの本体となる部分は、ラジエターのアッパーホースに水温計用のセンサーを取り付けるアタッチメントとほぼ同じ。と言うかアタッチそのものだろうと推測した。


で、本来、センサーの付く部分にホースニップル(いわゆる、タケノコってヤツ)が付いている。


後はブリーザーバルブの先の口とホースニップルを繋ぐシリコンチューブ。


アッパーホースへアタッチメントを取り付けるホースバンドとシリコンチューブを止めるホースクランプ。




いずれも、市販品がある。


じゃあ、ちょっとアイディアを拝借しちゃおうと。


本体となるアタッチメントはネットで安売り品(多分、中華製)がある。


ホースニップル、シリコンホース、ホースクランプはモノタロウさんで揃った。


買い揃えた部品類。


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センサーアタッチメントは、内径φ32mm用のもの。


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ちと、ホースバンドがちゃちいのが気になったが・・・




ホースニップルは、9mm径で、アタッチメントのネジサイズに合わせてPT1/8。


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シリコンホースは内径8mm、外径12mmを使用、当然ホースクランプは外径12mmに合うものを。


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まず、ニップルにシールテープを巻いて、アタッチメントのネジにねじ込みます。


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アタッチメントの取り付け位置を決めて、ラジエターのアッパーホースを切断。


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さすがにアッパーホースを切るのは、ちょっとドキドキ(笑)



アタッチメントの幅分だけ、ホースも切り取ります。


切断したホースにアタッチメントを差し込むのですが、先端の太くなっている部分が入りにくです。


そこで、ホースの内側にクーラント液を塗って滑りを良くしてねじ込みました。



あっ、ホースには予めホースバンドを通しておきますよ。


そして、ホースバンドでアタッチメントにホースを締め付ける訳ですが・・・・・・



まぁ、予想どおりと言うか・・・


1本は締め付ける事が出来たのですが、もう1本は。。。。。


一発で、ネジを舐めましたorz さすが、中華製www



そんな訳で急遽、ホースバンドを調達。


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左が新たに調達したホースバンド。作りが全く違うよなww


このホースバンドは会社からゴニョゴニョして、まぁ、いいでしょ(笑)




これで、切断したアッパーホースにニップルを付けたアタッチメントを固定できました。


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ホースニップルにはシリコンホースを差し込んでクランプで固定します。



シリコンホースの反対の先は、


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このようにブリーザーバルブの先のパイプ先端に差し込んで、同じようにクランプで止めます。



完成の図。


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これで、今までのアイシング経路を通っていたクーラント液をアッパーホースに戻す事ができます。



このアイシング経路の変更方法にはバイパスして、ブリーザー側から、ロアホース側を直接つなぐ方法とRFYさん推奨のメクラ栓で殺してしまう方法の2つが、これまで良くやられたようです。


まず始めのバイパス方法だと、熱いクーラント液がそのまま戻る事になりますし、殺す方法は流れの一部を遮断する事になり、熱だまりの可能性もあるようです。



その点、このCOSさんの方法は、エンジンヘッドからのクーラント液をアッパーホースに戻すので、ラジエターへ行く事になり冷やされます。



結構、理にかなっているかと。


但し、エア抜きが大変でした。


通常のエア抜きでは、シリコンホースに中々、クーラントが流れません。


何度か走って、減った分をリザーブタンクに足すと言う作業を繰り返します。


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この写真では、まだエアが残っているのが分かります。



大体4~5回、200kmくらい、走ってリザーブタンクの液量を見て、継ぎ足しを繰り返しました。


これで、今はほぼエアが抜けて、変更した経路にもクーラントが回っています。




効果のほどは、正直???です(笑)





それにしても、アメーバさんはメンテナンスを本当になったのかな?


相変わらず、画像のアップがうまくいかないけど・・・