CATVの録画中継を見ようと思ったのだが、PM9:00から妹にチャンネル権を取られて、ドクターズ2を見ていた。
で、中継を見始めたのは、前半の30分過ぎから。
前半7分の直志のビューティフルなロングループシュートで1点を先制した状態。
この時間帯の印象は、1点をリードして、既に守りに入っているような試合運びを見せていた。
無理にプレスに行かず、2ラインで凌ぐような・・・
それにしても、DFラインが引きすぎだろう。
試合終了間際なら分からないでもないが、前半からはないな。
守備的にしている割には、楔のパスを簡単に入れられていたのも如何なものか?
確かに、一昨年までは、それで逃げ切りが出来ていた。
と言うのも、闘莉王の抜群の読みや対人の強さと楢崎がしっかりとゴールマウスを守っていたから。
今シーズンは、その頼みの闘莉王のパフォーマンスがイマイチなんだなぁ。
昨年までなら、ブロックしきれなくても、シュートコースを限定させるポジションが取れていたが、今シーズンはそれもできない場面が増えている気がする。
シュートコースを切りきれないから、楢さんも防ぎきれないってパターンでやられている。
後半に入っても、同じような展開が続く。
やはり、簡単に縦パスを通されていた。
ボランチのところで、うまく使えきれていないし、パスコースも消せていない・・・
それでも、何とか凌いでいたが。。。
失点シーンは、大宮陣内で泰士が攻撃のスイッチとなるパスを入れようしたところをカットされ、そこから一気にカウンターを受ける。
このあたりのスピードが今の名古屋にはない。
ラストパスが前線のノヴァコビッチに入るのだが、この時点で既にノヴァコビッチはトップスピード。
綺麗にDFの間を抜かれ、角度のないところから楢崎の脇の下を抜くシュートがゴールに突き刺さる。
中断前にも、何度も見た失点パターン。
そして、その3分後にはダニエルと隼磨の間に空いたスペースを使われて、長谷川にシュートを打たれる。
楢崎が触ったが、弾ききれずに逆転のゴールを許す。
これも、同じく中断前に良く見た失点シーン。
今シーズンは、ちょっとしたミスの多くが、失点に結びついている。
その後、変わって入った矢野が淳吾のスルーパスに反応して抜け出し、PA内で倒されたが、これはノーファールの判定。
まぁ、微妙な判定ではあったが、それは言っても仕方がない。
ケネディに対するマークも厳しく、中々仕事をさせてもらえてなかった。
コンディションは良くなってきているが、得点王を取った時の状態には、まだまだ遠いかな。
攻撃の面でも、闘莉王の不調、と言うかゴールを引き寄せる強さが影を潜めている。
ビハインドで見せる闘莉王大作戦を、この日の大宮戦でも使ってきた。
いいタイミングでシュートを打ってもGKのファインセーブやDFのブロックで止められている。
15試合消化して、闘莉王の得点は未だ、無いような状態。
それでも、失点シーン以外は中断前よりは、間違いなく良くなっていると思う。
後は如何に90分、集中力を切らさないか。
攻めるべき時、うまく時間を使う時の使い分けをしっかりとチーム全体でやらないとね。
まだまだ、意思統一が不十分だな。
土曜日には15位の鳥栖との一戦が控えている。
勝ち点差は僅かに1。この試合を落とせば、残留争いが厳しさを増すな。