現象には必ず理由がある。 | taka@GH-AP1のグラとS2000とPerfumeと

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アラ還おじさんが名古屋グランパスとS2000とPerfumeをメインに仕事の愚痴、日々の出来事などを交えて、思いつくままに書き綴っていきます。

昨日、2本のボルトを緩めるために格闘した後遺症で、筋肉痛に襲われております。


取り付けたパーツのインプレッションは、その内に。




えぇ~ 時々、このブログでも書いていますが、筆者の仕事は品質管理です。


が、実務としては管理そのものと言うよりは、管理システムの構築と言ったところですかね。



よく顧客監査の話なども愚痴っていますが、昨今の品質管理はスペックに入っていればOKと言う時代ではなくなって来ています。



先日も某社から、検査成績書のデータが普段より高いが、何か異常はなかったかとの問い合わせがあったばかりですわ。



この普段より・・・


と言うのが、また厄介でして。。。




いわゆるSPC(傾向管理)の管理線を超えた場合を言うのですが。


一般的には、この管理線には20~30のサンプルの平均±3σが使われてます。



アッ、σは標準偏差の事で、データのバラツキを表す指標とでも言えばいいかと。




まぁ、筆者も統計はあまり得意ではなかったので、この歳になってから、改めて正規分布とは何ぞやとか、正規分布と標準偏差の関係を勉強し直すとは思いませんでしたが(苦笑)



で、前述した某社は、以前にも管理線から外れていると言ってきた事がありまして。


当社で、過去のデータを解析しても、そのデータは平均±3σの範囲に入っている。


その某社に管理線の算出方法を確認すると、過去1年間の納入実績からとの回答。



思わず、え゛~!?



いや、その製品はその時点では過去1年間に4回しか出荷してないんですが???


n=4で、標準偏差出して、それで判断するってどうよ???




と、まぁ、某社はかなりの大手なんですけどねぇ・・・


筆者なんぞより、よっぽどいい学校出ている人達がいるはずなんですけど。




それはそれとして、今、取り組んでいる、とあるデータ群がこれまた、厄介なヤツで。


普通の数値であれば、大抵は正規分布かそれに近い分布をするので、標準偏差による判定が使えるんですけどね。


こやつは、うまく正規分布してくれないと来ている。


時々、変な値が出るので、データをプロットすると正規分布にならない。


その要因が未だ分からず・・・ 


現象には、必ず理由がある。。。。はずなんでね、湯川准教授?




そんな中で、如何に傾向管理を運用するか。。。



日々、エクセルを使って色々とグラフを書かせて、関係性を探している状況ですね。



正直、当社の中でも、このSPC(傾向管理)を理解している人間は(ry


そうは言っても、時代のニーズですから、ついて行くしか生き残る道はない訳です。



ちと、愚痴っぽくなってしまいましたので、この辺で。





♪ 苦しいこともあるだろさ かなしいこともあるだろさ

  だけど僕らはくじけない 泣くのはいやだ笑っちゃお ♪