雨の降る国立競技場。
優勝争いに残るためには、負けられない試合が続く。
スタメンは帰ってきた守護神 楢ネ申様。
DFラインは、隼磨、ダニエル、闘莉王、阿部。
中盤はアンカーにダニルソン、両インサイドハーフは小川、淳吾。
FWは、中央にケネディを置き、右に永井、左に夢生の4-3-3の布陣。
先制は名古屋。
前半9分、PAのすぐ外で永井がボールを受ける。
その後が圧巻だった。まさに一人スルーパス状態(笑
DFラインの裏のスペースにボールを蹴り出すと、一瞬でトップスピードに乗ってDF3人を置き去りに。
そして、自分で出したボールを拾うと、出てきたGKをかわして中央へグランダーのクロスを。
そのクロスを、これまたケネディがワンタッチで、オシャレなヒールキックでゴールに流し込む。
今日の名古屋はショートパスをつなぐ意識が高かった。
これが、効いたのかなww
ピクシー30分のゲキ「パスをつなげ」 (中スポ)
ただ、その後の前半17分にCKから失点。
ジョルジの精度の高いキックとレアンドロのニアで合わせた技ありにゴールだな。
どうも今年はセットプレーやそのこぼれ球をつながれての失点が多い気がする。
ゾーンディフェンスでのマークのズレが気になるが。。。
前半のアディショナルタイムは3分。
そのATを2分が過ぎたあたりで、ケネディのパスミスからレアンドロが抜け出そうとした時。
ダニルソンが後ろからユニフォームを引っ張ってしまいイエローをもらう。
ダニルソンは累積4枚目、次節の仙台戦は出場停止に・・・
ちょっと、不用意なプレーだったかな。
激しい雨の降る中で、前半は1-1で終了。
しかし、テレビ画面でのはっきりと分かる程の雨にも関わらず、水の浮くようなところがない国立のピッチは、スゲーなぁ。
後半も、ほぼ互角の戦いで進む。
互いのゴール前で決定機を作るもゴールは割れず。
後半18分に名古屋がCKを得る。
キッカーは淳吾。
その左足から放たれたボールは、綺麗な孤を描きゴールマウスの中へ。
CKからの直接ゴールか、と思ったが柏の選手が僅かに触れていたため、公式記録はオウンゴール。
ねぇ、あれは淳吾のゴールでいいじゃないの。
淳吾のゴールで。
あの軌道なら、触ってなくてもゴールに入っていたはずだから。
前半同様に、互いのゴールに迫るスリリングな展開が続く。
とても故障開け(6月28日に膝の手術をしているんだけど)と思えない安定感の楢崎。
相変わらず、パスを受けるまでの動きは一流ながら、その後で頭を抱える小川www
6分と言う長いATをしのいで、1-2で勝利。
うん、この勝ち点3は大きいな。
いよいよ、次節はホームに首位 仙台を向かえての直接対決。
アウェーでは4-0と大敗しているので、ここはリベンジを。