アウェーでのG大阪戦。未消化だった第9節、勝てば首位 仙台との勝ち点差を5に縮める事ができる大事な試合。
CATVのJ SPORTS1にて生中継で観戦。
スタメンは、先日の磐田戦のメンバー。
GK 楢崎 DF 隼磨、ダニエル、闘莉王、阿部
MF 小川、泰士、淳吾 FW 永井、ケネディ、夢生
試合開始早々にビッグチャンスが訪れる。
左サイドでボールを受けた夢生がドリブルで持ち上がり、中に切れ込んでクロスを上げる。
中には、上がっていた闘莉王が。。。
放ったヘディングシュートは惜しくもクロスバー。
思えば、これがこの試合を象徴するシーンになった訳だが・・・
G大阪は遠藤をトップ下に置く布陣。だが、肝心の遠藤にボール渡らないから、攻撃の組立ができない。
8分に試合が動く。
名古屋の右サイド 隼磨がシンプルに中央へクロスを放り込む。
中で、ケネディがヘッドで、落とすと走り込んできた永井が豪快に蹴り込んでゴーーール
永井の3試合連続のゴールで、先制点を奪う。
その後も、試合の流れは名古屋ペースで進む。
18分、今度は左サイドの淳吾にボールが渡るとそこから中央へアーリークロスが入る。
ケネディが胸で、DFラインの裏のスペースへボールを落とす。
そのスペースに、再び永井が。
落ち着いてゴールに流し込み、本日2点目。
この時点では、今日のG大阪の出来なら勝てるなと思ったが・・・
G大阪の遠藤が本来のポジションのボランチの位置に下がると、試合の流れは徐々にガンバに傾く。
遠藤のボールタッチが増え、そこを起点に楔のパスが前線に通るようになる。
名古屋のウィークポイント、アンカーの両サイドのスペースを使わる。
そして問題のシーンが。
ガンバのCK。一旦は跳ね返すが、そのこぼれ球を拾われ中へ。
ガンバの中澤が抜け出してヘディングシュート。ボールはゴールネットに突き刺さる。
オフサイドをアピールする名古屋の選手たち。
確かに微妙なタイミングだった。
スロー再生もアングルが悪く、今一悪く良く分からなかったが、オフサイドに見えた。
まぁ、贔屓目と言ってしまえばそれまでだが・・・
これで、1点差に迫ったガンバが更に勢いづいてしまった。
それでも前半は、五分の試合展開。
35分にCKのチャンスを得る。小川が中央へ。飛び込んだ闘莉王にドンピシャで合う。
が、放ったヘッドは、僅かにバーの上・・・
それでも、前半は1-2のリード終える事がで来た。
後半開始からガンバがメンバーを1人替えてきた。内田 達也 → 阿部 浩之
すると、中盤をほぼ支配され流れは完全にガンバに。
そんな中でも何度かのチャンスは生まれる。
54分には右に流れた永井のクロスに夢生がヘッドで合わせるも、これまたクロスバーに・・・
67分、名古屋が交替カードを切る。金崎 夢生 → ダニルソン
連戦を考えて夢生を休ませるのと、中盤をダブルボランチにして守備を固めるためと見たが。
この交替で、淳吾がトップ下、小川が前線に上がる。
しかし、徐々に名古屋の足が止まりだし、押し込まれるシーンが増える。
必死のクリアもCKに逃げるのがやっと(not 遠藤ww)な状態。
ガンバのCKのチャンスが増える。
辛うじて、制空権は名古屋に分があるので、何とか凌いでいたが。
しかし、73分にCKのこぼれ球を先に触られ、外に戻されるとそこから二川に決められ同点に追いつかれる。
あれだけCKを与えてはねぇ。
72分 田口 泰士 → 巻 佑樹への交替。いや、だから巻を入れて何がやりたいの?
73分 G大阪 二川 孝広 → 金 正也。
この辺からは、試合はオープンな展開に。互いのゴール前を行ったり来たり。。。
83分 G大阪 倉田 秋 → 横谷 繁、名古屋 永井 謙佑 → 増川 隆洋。
名古屋は増川をDFラインに入れ、闘莉王を前線に上げるパワープレーに出る。
正直、このバクチのような戦術(と言えるかどうか)は好きではない。
結局は、2点のリードを守りきれずに2-2のドロー。
アウェーで勝ち点1なら本来OKだが、上位争いに食い込むためにの勝ち点2を取りこぼしてしまった。
試合後、闘莉王がかなり怒っていたが、そりゃそうだろうな。
後半からは前線、中盤の守備がまったく出来ていなかったから。
今年は、やはり運にも見放されているような・・・
昨年まで、ここぞと言う時に貴重な点を取ってくれていた闘莉王のシュートが決まらないからぁ。。。
土曜日のこれまたアウェーでの横浜F・マリノス戦。
厳しい戦いはまだまだ続く。。。