この日のブログ の最後に書いたように、マイカー参号機のロドスタは、その後のカーライフと人間関係に大きな変化をもたらした。
まずは、筆者自身のカーライフのスタイル。筆者のカーライフの基本は走らせてなんぼの世界で、とにかく車の運転が好きだった。特にライトウェイトスポーツのCR-Xでワインディングを走るのは最高に楽しかった。
で、車をいじる事、いわゆるモディファイには興味はなかった。エアロパーツさえ、公道レベルのスピードでは空気抵抗と重量を増やすだけの邪魔者扱いをしていたwww
唯一、交換していたのがタイヤとホイールくらい。まぁ、HONDAのCR-Xの完成度が高かった事もあるが。
足回りも、動力性能も地元の峠レベルなら、ノーマルでも十分だった。
後は、夜の峠用に高出力の補助灯を追加していた程度。
しかし、ロドスタに乗り換えて、オープンの楽しさを知った代わりに、走りの物足りなさを感じたのは確かだ。
CR-XのZCに比べて、もっさりとしたB6のフィーリングと6,000rpm当たりから、頭打ち状態になるエンジンの回り方。
軽快で、ひらり感のあるハンドリングはまずまずだったが、やはりCR-Xと比べると低いと言わざるを得ないコーナーリング性能などなど。。。
そこから、それまでにはなかった愛車のロドスタのモディファイが始まった。
しかし、基本スタイルは変わらないので、見た目の変化が大きな改造はしなかった。
足回りも、敢えてノーマル車高である純正のハードサスキットを選んだくらいだから。
で、その他にもちょこちょこと弄ったりしていたが。。。
とある日に、久しぶりの友人が訪ねてきた。ロドスタのVスペを買うとの事だった。
筆者は県内のユーノス店で購入したが、友人は隣県の店で購入を決めていた。
その納車に付き合って行った時だったと思う。店の駐車場に1台のハードトップを付けたVスペが佇んでいた。
そう、止めてあったと言うよりも、佇むとの表現がピッタリの車だった。
一見するとノーマルのVスペに見えるが、よく見ると細部の小物パーツなどが替えてあり、ブリティッシュ風のモデファイが加えてあり、筆者の好みと良く似てると思った。
そのオーナーが、今に続くこのクラブ の創設者となり、筆者の友人となる人物だった。
時を同じくして、当時、同居していた兄夫妻の娘が保育園から一通のを持って帰って来た。
その保育園の保育士さんからの手紙で、ツーリングの誘いだった。
そのツーリングが、今なおこうして続いている ツーリング仲間との出会いだった。
こちらのツーリング仲間はクラブなどではなく、その都度、参加メンバーが変わるというアバウトなもの。
そのアバウトさこそが、この歳になるまで続いた理由だと思う。
こうして、マイカー参号機 ユーノス・ロードスターは筆者にかけがえのない宝物を与えてくれた。