7月13日の鹿島戦の一週間ほど前だろうか、一通のハガキが届いた。
それは、ネットから応募しておいた鹿島戦での豊田スタジアム見学ツアーの当選の知らせだった。
今回は、その見学ツアーの模様を。。。
試合当日、ハガキに記載されていた集合時間16:40の5分ほど前に場外インフォメーションに向かった。
そこにはすでに数人の方が日差しをよけて待っていた。
インフォメーションでハガキを提示して、筆者も一緒に待つことに。。。
集合時間から10分ほど遅れて、スタジアムの案内係の人がやってきた。
名前をお伺いしたのだが、申し訳ないことに失念してしまったm(u_u)m
一旦、スタジアム内のコンコースに入り、当選ハガキを確認のため、回収された。
記念にしたかったので、回収されたのはちょっと残念だった。
一通りの人数確認が済むと、いよいよツアーのスタート
13エリアの入口横の関係者以外立ち入り禁止区域に入る。ちょうど、レッズ戦であだっちぃーと遭遇した場所だ。
あだっちぃーが乗り込んだエレベーター前を通り過ぎて、隣のドアから階段に出る。
これから地下2階に向かうとのこと。長い階段を降りた先には、ピッチへの入場口へ向かう通路だった。
入場口を横目に見ながら、最初に案内されたのが、選手のロッカールーム。
新しいスタジアムだけあって、非常に綺麗だった。ここで、他の参加者の方々が遠慮がちだったので、筆者が係の人に聞いてみた。
「こちらは、写真を撮ってもいいですか?」と。
すると、
「置いてあるものに触らないようにして頂ければ、どうぞご自由にお撮りください。係の者に言って頂ければ記念写真もお撮りします」と・・・
そこからは、完全に撮影大会状態にwww
各ロッカーはこんな具合です。選手ごとにお気に入りの場所があるようで。。。
で、中ではあちらこちらで、記念写真を撮るツアー参加者の皆さんが。
ロッカールームはかなり冷房が利かしてありましたが、意外にも中央にはこんなものが・・・
やはり、夏場の試合ともなるとハーフタイムなどでのクールダウンに必要なんでしょうね。
それから、ガムや飴、飲み物も用意されていました。
また、ホワイトボードがあり、お馴染みのフォーメーションなどの確認用のピッチの図形と番号が振られたマグネットが。
そのボードには、試合日のスケジュールと相手チームのメンバー表も貼ってありました。
ロッカールームを後にして、次に案内されたのがウォーミングアップ用の部屋。
結構な広さがあり、全面に人工芝が敷き詰められていました。
ここでは、クラブの好意で練習用のボールを使わせてもらうことができました。
サッカーボールを蹴るのは、中学、高校の体育以来の筆者が一番驚いたのが、その軽さ
サッカーボールと言えば、白と黒の六角形と五角形の皮を張り合わせたものしか知らなかったので、現在の合成皮革で出来たボールが、こんなにも軽いとは・・・
この軽さが、あの無回転ブレ玉シュートを生み出したんですねぇ。
表面にも、細かなディンプルが付けられているし、表面自体の材質も滑りにくいものでした。
素人なりに、体育で習ったインサイドキックやインステップ、アウトサイドにかけたりと色々と試してみましたが、大した経験のない筆者でも、面白いようにスピンがかかるボールです。
このボールとスパイクの進化により、GK泣かせの時代になったんですね。
一方で、その軽さ故にGKも、指先で触れば、軌道を変えてはじき出すスーパーセーブが見られるのかもしれません。
続いて、ピッチサイドに出ました。ちょうどホーム側メインスタンドよりのコーナーフラッグが見える通路から。
ここでの注意事項として、ピッチには入らないことと、芝生に触れないことがありました。
正直、芝生は触って見たかっただけに残念でしたが。。。
ピッチレベルからゴール裏のサポーター席を見上げるとこんな感じに見えます。
で、ピッチは地下2階に位置するので、スタンドで感じた風がほとんどなく、ちょっと蒸し暑い状態。
この風通しが悪いことが芝生の養生に悪影響を与えるとの言うことで、普段は大型の送風機を使って風を送り、芝生の手入れをしているそうです。
それから、芝生はまだ冬芝で、この日の試合が終わったら夏芝に張り替えるとのことでした。
はがすのに5日間、植え替えに5日間ほどかかるそうです。
監督、控え選手の座るベンチです。右側の写真が監督の座る側です。
ここでは、秋田豊氏とすれ違いました。引退したとは言え、やはり迫力があります。
なぜに階段の写真なんかを撮ったかと言うと、この黄色の階段を使えるのは監督だけだと言うことでw
テレビでよく見るインタビュールームでした。
ここでは、たっぷりと時間を取ってくれて、インタビュー席の椅子に座って記念撮影ができました。
まぁ、筆者は写真を撮るのは好きですが、撮られるのは苦手なので、記念撮影は遠慮しましたが。。。
最後に案内されたのがVIP席。
写真は取り損ないましたが、VIP席へのエントランスは絨毯が敷き詰めれ、受付嬢をスタンバイしていて、ホテルのロビーを思わせるものでした。
そして、VIP席へ。メインスタンドの中央、やや上に位置します。
意外だったのは、シートがシートヒーター付きのメインのカテ1とほぼ同じものだったこと。
若干、隣の席との間が広く、ちょっとしたサイドテーブルがあると感じかな。
シートには、それぞれ来賓者のネームが貼ってありました。
取締役社長の席と、プレカンでお馴染みの福島専務の席です。
そして、この人無くしては昨年の優勝はなかったであろう影の功労者。
VIP席の最上段がクラブ関係者の席になっていました。そこからピッチを見ると、
近すぎず、遠すぎず、試合全体を見るには最適な位置かと。。。
そして、この上にガラス貼りの貴賓室があります。この部屋の中は見ることができませんでした。
この部屋は、皇室関係者などのVIP中のVIPしか使えない部屋だそうで、今までに4回しか使われたことがないそうです。
このVIP席の横の出入口からスタンド1階フロアに出て、このツアーの終了となります。
30~40分ほどのツアーですが、非常に興味深いものでした。
ツアーの募集があったら、とりあえずは応募しておいて損はないと思います。
後、ツアーの時は遠慮せずに、先頭を切って係の人に付いて行って説明を聞いたり、積極的に質問をすることをお薦めします。非常に丁寧に対応してくれます。