たまたま、新聞に載っていた本を探しに寄ったのだが、目的の本は見つからなかった。
店内をブラブラしていたら、懐かしい名前が目に飛び込んできた。
森山泰行…Jリーグ開幕当初からグランパスを応援してきた人なら忘れられない名前ではないか。
本の背表紙に、この名前があった。。。
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森山泰行/監修 六川亨/著 六川則夫/写真
日本代表で決定力不足、ストライカー不足が言われ続けているが、そのひとつの回答が書かれている。
南アW杯の得点シーンを、森山がストライカーの目から、分かりやすく解説しストライカーに必要な資質が書かれている。また、この大会でメッシがなぜノーゴールに終わったかも。
森山自身がリアルストライカー(と、筆者は思っている)だっただけに、説得力がある。
興味のある方は、一読をお勧めします。
で、現役時代の森山を知らない世代もいるだろう。
名門 帝京高校から順天堂大学を経て、グランパスに。
Jリーグ開幕から5シーズンで146試合出場51得点(移籍チームでなど最終的には215試合66得点)・・・この数字だけなら、並のFWだが。。。
あのベンゲル時代にはスーパーサブとして使われていた。
途中出場でJ1通算23ゴールは、今だJリーグ記録だ。
この短時間で、キッチリと結果を出す・・・これが筆者が森山をリアルストライカーと認めるところだ。
当時、選手交代でピッチサイドに背番号15が立った時のスタジアムの異様な雰囲気は今でも覚えている。必ず、『何かが起きる』と思わせるオーラが漂っていた。
いわゆる、記録よりも記憶に残る選手だった。
チャントとしては、そのニックネームから
ゴリ、ゴリ、ゴリ、ゴリ、ゴ~~ル ゴリゴ~~ル ゴリゴォ~~ル
が、馴染みだが、筆者は初期の
も~りやまやすゆ~き も~りやまやすゆ~き も~りやまやすゆ~き 森山泰行!! ゴリゴ~ル!!
の方が好きだったな。