S2000を車検に出したが、1日で完了する予定が、ちょっとした手違いからパーツが入らず、もう1日車を預けること・・・
と言う訳で、代車生活は2日間に。。。なんか、最近は代車づいてるような・・・
今回の代車は、HONDAのロゴ。走行距離74,000kmほど。
初期モデルなので96年~98年式と思います。
HONDAのロゴと言えば、ホンダ党なら周知の事実だと思いますが、HONDA車史上に残る失敗作として有名ですね プラットホームを共用したキャパも。。。
車として見た場合は、そんなに悪い車ではないのだが、良くも悪くもHONDAらしさがなく、いわゆるホンダファンからは、そっぽを向かれた悲運の車。
また、当時の自動車雑誌からも酷評されていた
まず、エンジンは低中速域のトルクをアップして、町中での走りを重視した事。
で、問題は足回り。それまでのHONDA車は基本的に乗り心地を多少犠牲にしても、スポーティーな味付けにしていた。これは、軽から高級セダンまで変わらない基本設計だった。
ところが、ロゴは街乗りの乗り心地を優先したのだ。そう、TOYOTA車の後を追うような設計だった。
そのために、コーナリング時のロールは、それまでのHONDA車から比べると大きいとの評価。
スタイルも写真を見て分かるとおり、ユーティリティを優先したオーソドックスなものになった。
ようは、没個性な車になっていたのである。
実際に乗って見て、確かに40~80km/hの中間加速はいい。高回転はそこそこ回るが、HONDAのエンジンかと言うと、ちょっと違う感じがする。
乗り心地はいい。筆者のLIFEよりもいいと言える。が、やはりコーナリング時のロールは大きく、不安になる。ステアリングも軽すぎて、高速では不安定感がある。全体的にふわついた感じだ。
完全にエンジンが足に勝っている車になっている。
たしかに、元来のHONDA車に乗ってきたHONDA党がそっぽを向くはずだ。ここまでTOYOTAテイストな車では。。。HONDA党には、なぜかアンチTOYOTA派が多かったりするwww
ただ、このロゴでの失敗(売り上げ不振)が、後の(と言うか今も)ヒット作、フィットを生み出すきっかけとなった事もHONDA党には常識である。