なんだかんだと言いながらも、元日の午後は天皇杯決勝を見るのが、一年のサッカー観戦(TV観戦含む)の始まり。
名古屋が出ていないので、純粋にサッカーを楽しむことが出来る。
決勝のカードは鹿島アントラーズVS清水エスパルス
前半は、圧倒的に鹿島のペース。前線からの激しいプレスで清水にサッカーをさせない。
準々決勝で、名古屋がやられたのと同じだ。
清水も固いディフェンスで、最後のところで踏ん張り、ゴールを許さない。
そんな試合が動いたのがセットプレーから。26分、CKからフェリペ・ガブリエルが押し込み、鹿島が先制。リードするとさらに鹿島の試合巧者ぶりが際立つ。
1-0で試合を折り返し、後半へ。
清水が修正をしてくる。選手間の距離を近くすると、パスが回りだす。
だんだんと清水の時間帯が増えてくる。
縦にロングボールが入る。オフサイドをアピールする鹿島DF。。。
が、ヨンセンが抜け出すと、GK曽ヶ端も飛び出すが、ヨンセンが長い足で先にボールに触ると、そのままゴールへ。清水が1-1に追いつく。
その後もサイドを起点に崩しに掛かる清水。高い位置のプレスからボールを奪い、カウンターを仕掛ける鹿島。
激しい攻防が続く中、鹿島がゴール前でFKのチャンスを得る。
ボールには、小笠原と野沢が・・・
野沢の蹴ったボールは壁を越えて、鋭く落ちる。GKの手を弾き、ゴール左隅に。
77分、野沢の直接FKから、鹿島が勝ち越し。
後は、いつものリードした時の鹿島。。。憎らしいほどの落ち着いた試合運びに持ち込み、試合終了。
2011年元日の天皇杯は、鹿島の優勝で終わった。14冠目のタイトルだとか・・・
これで、今年のACLへの出場チームが決まった。名古屋、G大阪、C大阪、鹿島の4チーム。
最後に、天皇杯を掲げる役を、引退する大岩に譲った小笠原の粋な計らい。
で、2月26日に日産スタジアムで行われるゼロックススーパーカップの対戦相手は鹿島に決定
昨期は、リーグ戦、天皇杯で3戦3敗の相手。今期を占うためにも勝利あるのみ