この前の事故 で、通勤快速ライク君ことHONDA LIFEを修理に出していた。
代車は、保険で用意されたレンタカーだったが、その車もLifeだった。
年式の違いで、ライフの英語表記がLIFEとLifeになる。
筆者のがH16年式でLIFEと表記される。形式で言うとJB8(4WD ターボ)となる。
代車はH20年式でモデルチェンジした現行モデルの初期型でLifeと表記が変わった。形式はJC1(FF NA)となるが、この型はNAとターボは同じ形式記号のJC1となる。
上の写真が前後から見た様子。なぜか、三重ナンバーだったwww
代車に乗って最初に感じたのが尻に馴染まないと事だった。どう言う意味かと言うと、自分の好みの運転姿勢が取れない時に、筆者はこの表現を使う。
つまり、ベストなドライビングポジションが取れず、しっくり来ないのだ。得てして、このような場合には、乗り味にも違和感を覚えることが多い。要は、筆者好みの車ではない場合が多いのだ。
実際に運転して見て、まずはステアリングが軽すぎるのが気になった。パワーステアリングのアシスト量が多すぎて、異様に軽く安定感やステアリングからのインフォメーションがない。
乗り心地は、JB8に比べるとソフトになっている感じがした。で、一番の違いがコーナリング時のロールの仕方。。。筆者のJB8は比較的踏ん張った感じで全体的にロールするのだが、代車JC1は、早めにしかもフロントのロールが大きく、恐怖感を覚えるロールの仕方する。
走りも全体的にかったるい感じがした。加速がとろいのだ。ターボとNAの違いかと言うと、筆者がライフを買おうとした時に乗った試乗車がNAのFFモデルで、軽のATにしてはそこそこ軽快な走りだったので、ライフに決めた覚えがある。
それと比べても、妙にもっさりとした加速感だった。
気になって、主要緒元を比べて見た。ホールベース、トレッドは同じ。足回りの形式も同じで、エンジン形式も同じP07Aだった。従って、下回りは共通と思われる。
まず、コーナリング性能の違いは、スタビライザーの有無にあると見た。筆者の形式のモデルが全車種のフロントにスタビライザーが装備されているのに、JCでは、ターボ以外はスタビは外されていた。
これが、フロントから大きくロールするコーナリング姿勢の要因と思われる。
走りの方としては、エンジンは同じNAで比較すると最大出力は52psで同じだが、最大トルクが6.2kg・mから6.1kg・mと僅かに落ちている。
また、その発生回転数がかなり違っている。出力が6,700rpmから7,100rpm、トルクが3,800rpmから3,600rpmに変更されている。エンジンのマネジメントの変更があったようだ。
全車種とも燃費は良くなっている・・・所謂、エコカーに振ってあるようだ。
ATの変速比にも違いがあった。JCは1速が低くなり、1速と2速が離れている。これは1速の出足を良くして、すぐに2速の変速して加速時の燃費を良くする手段だと推測する。
車重も同じモデルで比較すると30kg軽量化されている。
インパネ周りも、代車はベースモデルと言うこともあるが、筆者の形式に比べるとチープな感じがするのは否めない。
カーステはケンウッドのCDプレーヤーが付いていたが(笑)。
一つ、ギミックはあり、流行のECOランプが点灯するのだが、それに合わせてメーターパネル内にあるラインの色も変わるようになっている。
発進などの加速中で燃費が良くないときはオレンジに光る。
で、巡航速度で燃費が良くなるとECOの表示と同じグリーンに変わる。最近のHONDAのエコカーの手法が取り入れられている。
そうそう、インパネで思い出したが、たとえ軽のベーシックモデルとは言え、最近の車にしては、ウィンカーのリレーのカッチ、カッチと言う音が妙に耳障りだった。
このあたりも、安っぽさを感じさせる要因だった。。。コストダウンの弊害か。
正直、このモデルだと買ったかと言われると微妙なところか。ただ、ターボモデルはスペックに変わりはないので、走りはそんなに違わないかも知れない。車重は軽くなっているので、若干燃費も良いようだ。
ステアリングの軽さはタイヤの影響もあるかも。それにしてもちょっと軽すぎて頼りない。
昨日、修理が終わってディーラーまで取りに行って自分のLIFEに乗って、ホッとした。
クリスマスを知らせる文字が表示されていました。
このLIFEには、もうしばらく乗ることになると思います。