きょうこの部屋

きょうこの部屋

アラフォーの働く母です。読んだ本や漫画、観たドラマや映画のレビュー、2017年生まれの4歳男児の子育て、たべたものについての備忘録としてブログにまとめています。

 

前から小説をガンガン読むタイプではなかったのですが、出産後は小説からかなり遠ざかっており、年に一冊くらいしか読めてません。

 

そんな中話題の柚木麻子さん著『BUTTER』読みました。いつから読んだのかな。4か月くらい?😂空き時間にだらだらと…。

 

柚木さんの小説は雑誌『文藝』のシスターフッド特集で短編を読んだことがありました。コロナ禍の子育ての閉塞感をいい感じに昇華したシスターフッド小説だった気がします。タイトル失念しました。

 

本題の『BUTTER』ですが、なんかあまりハマらなかったな。主人公の里佳が不器用だけど真面目な優等生、容疑者のカジマナが手料理で男の胃袋をつかんで弄んでいたふくよかな女、ってなんだか少女漫画みたいなキャラが対峙してて。

 

一番読みどころあったのは里佳の親友、玲子が暴走するところでした。彼女は他のキャラより読めない感じはあった。でも、全体的に事件らしい事件が間接的に描かれているばかりで、ある人物の死や、ベッドシーンもあっさりしてて、「これで終わり…?」感が否めない。

 

昔、名脚本家の山田太一さんがインタビューで殺人やセックスを書かない、と言っていて、なぜかというと、それらは簡単に話を刺激的にしてしまうから、というような旨を話していました。

 

でもこの小説の場合、どっちも描きながらストーリー刺激を与えていないような感じがしてしまった。

 

たぶん英語で読んだら全然違う読み応えがありそうです。

 

もう一つ川上未映子さんの小説も積んだままなので読もうと思い出しました…。

 

 

☝️これはBTSの"Butter"

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すごくご無沙汰してしまいました。

 

東京はもう6月くらいから灼熱です🔥

 

そんな猛夏の中、7月の週末の夕方、家族のリクエストに応え東京ディズニーランドに行ってきました。

 

前回行ったのは2022年コロナが微妙に落ち着いてきたかな?くらいの冬でした。その時も空いていましたが、異常な暑さと7月5日世界滅亡陰謀論(?)が被っていたためか今回も割と空いていました。

 

子がスター・ウォーズ(と言っても主にレゴ版とディズニーアニメ版)が好きなので、スターツアーズに乗りました。私にとっては数十年ぶり...。

 

もう前回を覚えていませんが、マンダロリアンとかアソーカとか、ニューキャラも出てました。

 

並ばずに1日2回も乗れるとは。

 

めちゃくちゃ楽しかったです!

 

 

うちの7歳がスプラッシュマウンテンに乗りたいというので列を飛ばすために課金してプライオリティパスで乗りました。お財布は痛いけど、活発な男子と行列に耐えなくて済むの最高...。

 

内容ぜんぜん忘れてたけど楽しかったな。

 

スプラッシュマウンテンの入り口のアプローチでパシャリ✌️

 

 

時間を潰すためにマーク・トウェイン号という大きな船にも乗りました。アナウンスでアメリカ先住民という意味で今でも「インディアン」って何度も言っててかなりびっくりしました。

 

ジャングルクルーズでもヨーロッパの入植者目線が色濃くて、先住民が野蛮な感じで描かれていて驚きましたが。自分が子どもの時から変わってなくてすごい。。

 

近年のディズニー映画はかなり多様性を重視していると思いますが、ランドのこの旧態依然な価値観はなんでしょうね。

 

という思いもありましたが、終盤花火を見て、エレクトリカルパレードで締めました。

 

 

 

 

 

気づけば3月、年度末。子は小学校1年生を終えようとしています。

 

我が家の場合は小1の壁は私が仕事を減らした(結果的に少なかった)から、意外とそこまで苦労なく走れた感じです。

 

周りを見ていると、共働きかつ子が2人以上いるお家は結構大変だろうな、と思いました。結局、多くの育児家事の負担をお母さんが担うことでなんとか生活が成り立っているな...と思いますチーン

 

現在の日本の小学校、自分が在籍していた数十年前と大きく変わってなくてびっくりします真顔

 

もちろん、タブレットや電子黒板などが導入されたりの違いはあります。給食も全部食べないと居残りとかはないみたいですが、担任の先生によってはお残しは厳しく指導されている様子。

 

私が気になっている小学校の指導は...

 

・ひらがな、漢字などの文字を美しく書くことにこだわりすぎている

 

書き順を含め、書字の際の留意点が多すぎて、子どもによっては文字を書くことが苦手になっているんじゃないかと思っています。さすがに数字の書き順くらい自由に書いてもよいのでは。

 

・授業で生徒に質問をする際、正解の解答を求めすぎ

もちろん確固たる答えがある質問もあると思うんですが、もっといろんな意見が言える質問とかしてもいいのでは。

 

作文の型を教えずに作文を書かせる&評価の基準が不明確

 

これは結構つらいなと思ったんですが、原稿用紙の使い方と段落分けのことを説明したら「じゃあ、書いてみて」と日記の作文がほぼ毎週出ました。導入、本文、結末(起承転結でもいいけど)みたいな構造や5W1H(でしたっけ?)などの説明はいっさいなし。先生の⭕️のポイントは「気持ちや様子をくわしく書けています」だけ...。

 

できる子はいいんですよ...。

何したって自力でこなすから!

問題は読み書き中位〜下位の子たち、これだけでOJT的に放流されてもできないよなぁ...ゲッソリ

 

文字を書く練習、というならありかもしれないけれど、せっかくなので先を見越してAIへの質問の精度を上げるべく、文章力を培ってほしいものです真顔

 

作文をする子ども

土曜日に授業参観があり、振替休業日となった月曜にひさびさにサンシャイン水族館に行ってきました。

 

家から行きやすい立地なんですが、今回で4回目の訪問。意外と行ってないのは大人1人と子ども1人でチケット4000円くらいかかるからですね。平日行くなら国立科学博物館や上野動物園に行くことの方が多いです。

 

サンシャイン水族館は水槽の見せ方や大きすぎない広さが結構すきです。

 

 

クラゲコーナーが充実してます。動画ばかり撮って、静止画はあまり撮っていませんでした。

 

 

 

グレートバリアリーフの海を再現している水槽でした🐠

 

 

 

最後にアシカちゃんのショーも。めちゃくちゃかわいかったけど、今後は動物のウェルビーイングが配慮され、こういう動物のショーはなくなるんだろうな...と考えながら見てしまいました。

 

 

 

 

 

 

『後ハッピーマニア』5巻を読みましたが、今回面白さを更新した気がします...!

 

経営者として成功して夫と不倫相手と静かなバトルをするフクちゃん、勘のいいクズの三島とか、脇役のキャラやセリフも滋味があるというか、中年に魂に滲みるものがあります...

 

フクちゃんの仕事できる経営者感というのは作者の安野モヨコ先生のシゴデキ感と通じるものがあると思います。

 

子ができて全然居酒屋に行く機会がなくなりましたが、シゲタと伊澤が魚真(文字隠れてるけど)に行くとかディテールが細かくてウケましたうお座

 

私も乃木坂や渋谷の魚真、時々行ってました生ビール

 

シゲタもフクちゃんも中年女性にパワーを与えるキャラクターですね。

 

 

東京ライフってことでありし日に訪れた東京タワーの近くの芝生広場。(と寝そべるうちの6歳)

 

 

 

 

 

👇前に3巻についても書きました