とある日のこと。
時刻は夜12時過ぎ・・仕事を終え、minipopbeeで自宅に向け帰宅途中、自宅まであと僅かというところで、後方から赤色灯を点灯させパッシングしてくる車・・ まぎれもなく警察車両。パトカーです。 停止を促してきています。
ん? なんだ? スピードか?
走行していた道は道幅が広いにもかかわらず(15M道路)30キロの指定速度(そもそも、これとて訳わからん)。たしかに10キロ程オーバーしていたかもしれん。 ここで取り締まりとは、なんて卑怯な! とはいえ、例え1キロオーバーでも違反は違反。法治国家の住人として勝ち目は無い。 仕方ない。くそ思いっきり文句を言ってから、サインはしてやろう。
覚悟を決め、左によって停止し、ウインドウを開けて待ちかまえます。
『急がれていましたか?』
お決まりのセールストーク?で声をかけてきたのは女性警察官
『いや別に?』 と、少しふてぶてしく答えてみます。
『私たちからすると少しスピードが出ていたような感じなんですよ』
『おいおい、俺の前車はもっと出ていたぞ! どんどん離されていたのを見ていただろ?』
ここで、パトカーを運転していたであろう男性警察官も加わってきました。
二人の制服からすると交機ではない感じ。所轄のパトロール?
『今日は、スピードの取り締まりとか、切符を切るとかじゃないいんですよ。車内に何か危ない物とか持ってないかだけ確認させてください』 と女性警察官
『どこを見たい?』 『とりあえず後部を見させてください』
速度違反の検挙ではなかった安心感と、今回は、なにも怪しいものを積んではいないので、胸を張って 後部ドアを開け、中を見せることにします。
『お金かかってますね~』
『結構かかりましたよ。ところであなた方は○○警察署の方?』
『いえ私たちは、警察署の人間ではなくて、警らと言いまして・・』
『ああ、自ら(自動車警ら隊)ね』
『お詳しいですね!』
『運転席も見させてください』 と男性警察官
そんなやり取りをすること数分。特に怪しいものが見つかるはずもなく・・・
『お気をつけてお帰りください』 と・・・
さて、ここから考えていきたいと思います。
なぜ彼ら(警察官)は、私の可愛い、小さなキャンピングカーを停止させようと思ったのでしょう? ひとつ思い当たる節があります。
それは・・・
そうです。まさに私がそうでしたが、minipopbeeを購入して間もない頃、車内調理をする予定はありませんが(軽キャンですしね)キャンプに行ったときに使うから。ということで、常時、こんなものをシンク下に積んでおりました。
ユニフレームのキッチンセット(funツールセット)
これ、本当にキャンプに行くときに積んでるのは問題ありませんが、もし今回(通勤時)積んであったら銃刀法違反(第二十二条)で検挙。も、あり得たんですね。
オートキャンパー(キャンピングカーではない)が、キャンプから帰ってきて、調理セットをうっかり積みっぱなしにしていたりしたときに、運悪く職質にあい検挙された事例も聞いたことがあります。
おそらく、キャンピングカーもそこそこの確率で、包丁や果物ナイフ等を積みっぱなしにしている車両があるということを知っている?(現に以前の私がそうでしたし)ので、もし積んでたら、しめしめ。検挙率UP!だぜ! と思ったのかもしれません。
キャンピングカー乗りの皆さん! 積載物には十分注意しましょう!