第22回 サメ紹介 | サメ好き集まれ!サメ紹介のブログ!

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サメ!鮫!サメ!サメが好きでたまらない人々に見ていただきたいブログです。サメは凶暴なだけなのか?サメの生態はいかなるものか?サメの魅力を面白く紹介していきます。あなたも明日からサメ博士!?




サメ紹介の時間です。サメについて多くの方が興味を抱いてくれることを祈り、このブログを書いています。サメは誤解されている生き物です。知れば知るほど面白い生き物です。それが伝わればいいなと思いっています。本当ですよ。

さて、今回紹介するのはシロワニです。

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⬆︎もちろん、サメですよ。




シロワニ
ネズミザメ目 オオワニザメ科

サメなのにワニ?と思われた方、多いと思います。ですが、間違いではなくワニはサメの別称なのです。ややこしいですよね。まぁワニもサメっぽいっちゃサメっぽいですけどね。顎とか、顎とか、顎とか。
シロワニは、シロサメみたいなものです。ちょっと白っぽいですね。




特徴
最大全長は3.2mほど。3mを超えると大型のサメに入りますね。
ネズミザメ目なので、ホオジロザメの親戚みたいな奴です。結構歯も鋭くて、魚や、イカ、タコ、エイを捕食します。肉食です。しかし、このシロワニは温厚なサメでして、人間を襲ったりはしないそうです。餌をとるために力を使い、無闇に振りかざしたりはしない。そういう武士道精神を持ってそうです。

前回のサメ紹介の時に書いたように、やはり私はデンジャラスなサメを紹介したいのです。このシロワニも、結構大きくて歯も鋭くて、危ないサメなのかなと思いましたが、温厚な奴ということで。まぁ危ないサメは少ないに越したことはないんですけどね。





しかしですね、調べてみると、シロワニにも割とデンジャラスな部分がありました。実は、シロワニの子供は共食いをします。子供同士が戦って、勝者のみが生き残れるのです。より強い者が生き残るのが自然界の道理ですが、産まれたもの同士が殺し合うのはとても酷ですね。兄弟はいなくなってしまうのです。サメはこういう産まれた瞬間から危険に晒されている種が多いです。このシロワニもその一種。恐ろしいサメですね。人間には手を出しませんが。




感想
シロワニの生存競争を考えると、どうもやるせなくなってきます。産まれた瞬間から食うか食われるかの世界に放り出されるなんて、なかなか考えがつかないです。平和ボケというやつなのでしょうか。
けれど、生存競争ということで言えば、私たちが生きているこの社会も生存競争の繰り返しなのではないかと思います。何か自分の武器を見つけなければ、厳しい戦いが待っている。シロワニの生態そのものが、何でしょう、私自身に何か鋭いものを突きつけてくるようで。頑張らなきゃなって思いました。
人間もサメも勝ち続けなけなきゃならないのでしょうか。だとしたら、私たちもなかなか酷な世を生きていますね。




「シロワニから学ぶ、社会の厳しさ」