夏がきますね、
今日はくもりでそんなに気温もあがらなくてぬるい風も吹いているし油断するとお腹をこわしてしまいそうなそんな天気だけども、
なんとなく夏がくる予感がする
太陽がやたらギラギラしていて空が遠くて、風も吹かない、雲も動かない、地面はゆらゆらとゆれ、茶色い皮膚の猫背のおじさまでさえ、じっとりとそのポロシャツははりつき乳首をうかせ、パンツのなかは風通しがいっそう悪くて、布一枚に股間が居心地の悪さを訴え、道は歩いても歩いてもどこまでも続き、蝉の音と車の音と自動販売機の炭酸を買わないか？と誘う稼働音と女の子は足の親指から薬指までを誇張する靴をはいて、膝の裏だとか肘の裏だとかには曲げたままでいるとじとうっと汗が滲み出てきて、男の広い背中には満遍なく汗、手を繋げば暗黙で、股間から取り出されたそれはむんっとにおうけど、緑も決して優しくなく、かさかさとした清潔さは失われ、小川はただ下の方で面白くもなくちょろちょろと流れ、デブは嫌われ、女子は貧血、セックスは汗だく、まつげもはがれ、タオルを常備、パンツを交換、音楽とお香とタバコと麻のパンツとミサンガ
今年は花火を観たいんですよね、
地元の8月の終わりの花火大会は近くの漁港が一般開放されていてちょっとした穴場、
吸い込まれるように花火観れるのはたぶんあそこだけ
でも今年は絶対花火観ようと言ったのは確か去年の12月ごろ
はやく夏こないですかねぇ
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