【BLCD感想】ギヴン given 2 Live edition 限定盤(2017年/キヅナツキ/斉藤壮馬/古川慎/内匠靖明/日野聡)
ポエムのようなモノローグが多い作風なので、
漫画原作だけど小説原作のようにモノローグが多い。
通常BLCDは受けのモノローグで進行することが多いが、そういうわけでもないし、
登場人物が多く、受けは無口で感情表現に乏しいので、壮馬くんの台詞は少ない。
原作未読ではよくわからないシーンや場面転換が多いと思う。
特定のキャストを目当てに聴くことはおすすめできない。
BLCDとしての評価は難しいが…
原作ファンが原作片手に聴くCDとしては、一定の満足度は得られると思う。
キャストはそれぞれの魅力を発揮できる配役で、
台詞が足されたり、音声化に向かない作風ながら工夫はされている。
恋の話ではあるが、BLCDらしいBLシーンはない。
一般作でもOKな内容。
しかしながら今回から追加された若いキャストの演技は興味深いし、
非常に短いシーンではあるが、由紀×真冬の中島ヨシキさんが上手だった。
巻末トークで壮馬くんも言っていたが、
古川さん「初めて俺がステージに立った時~泣きそうだ」
なんて情感豊かなモノローグ!
説得力が違った。
唯一あるメインCPのキスシーンは、音では伝わらないと思う。
二人ともデキる方だが、唇が触れるだけだし、
このキャラこの場面では、こうなるとも思う。
巻末トーク。
ガヤで泣く増田俊樹。
古川さんはコメントが下手だと自認。
中島ヨシキをイジる壮馬くんが非常にいきいきしていたのが印象的。
そして歌。
想像していた曲とは違ったけど、ディティールが定まると実在感が増す。