【BLCD感想】ごめんねアイドルくん(2015年/小嶋ララ子/野島裕史×下野紘)
芸能界もの(しかもアイドルもの!)は鬼門&ゆるふわな話を覚悟して聴いたら…悪くないですね?!
野島兄下野組64分、佐藤代永組16分。
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野島兄下野組→
下野さんが15歳新人アイドル役!元気っ子でヘタレ!
野島兄は先輩アイドル役。
コミカルに寄りすぎないのは、佐藤さんの低音色気に時々引き戻されるから。
ガキでネガティブで聴いていてイライラ…するほどでもない可愛い話。
キス止まりでイイヨイイヨーと思ったが、最後に少しだけBまであります。
下野さんの喘ぎが絶叫系じゃない…。吐息系で色っぽい…だと?!
それ以上に「もうどうにかされたいです」が可愛くて微笑ましい…。
下野さんはこれくらいが丁度良い。
野島兄は終始穏やかでやさしい声。
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佐藤代永組→
こちらはエロ担当組。
佐藤さんがドS!カッコイイ…。
代永さんは女子か?天使か?久々のBLですが、いやー…凄いね。いたいけな声。
可愛い玩具、ド淫乱、頭おかしいんじゃないの?とまで言えるのはむしろラブい。
受けちゃんは自己肯定感の低い依存体質、この子の不安定を分け合って成立する関係。
攻め→受けは、かわいそかわいくて仕方ないんだね。業ですね。
喘ぎ声というより苦しそうな細い声◎劣情を煽る。これは好みでしょうね。
原作未読。アイドルもの&可愛いタイトルと絵だったので、
軽い気持ちで聴いたら、思いのほか考えさせられる話だったが、私は大好きです。
ええ?!ここで終わるの?という終わり方も余韻を残してアリですね。
佐藤代永組は、もっと続きを聴きたい。
閉塞感のある共依存メリバの予感。美味しいです。