【BLCD感想】憂鬱な朝 5(2017年/日高ショーコ/羽多野渉×平川大輔) | twilight

twilight

space night, day light, night flight

【BLCD感想】憂鬱な朝 5(2017年/日高ショーコ/羽多野渉×平川大輔)

「どこに行っていた」「ならば勝手に動くなよ」と詰める前野さん。
どちらの立場が上なのかわからせるように思いっきり高圧的でクる。
「出て行けよ!」と悔しくて怒鳴るのもイイねえ。
これだけ感情が伝わってくる演技は、前野さんで初めて聴いたかも…。
上手くなったなあ…。

今回は、二人の絆を感じられる内容。
「暁人様…あなたならばどうするだろうかと考えていました」という桂木の素直な言葉。

万感の思いで始まる絡みは…

「一度出したい。我慢できないよ」の清潔な青年ぽさ。
上擦った声。こんなにやわらかい羽多野さんも珍しい。
「~くせに」も可愛いね。
「返事してくれなきゃ動かない」「ずるい。けど…それでもいいよ」
甘いなあ…。
安心しきっているのがよくわかる。
ここまで来たんだなあ…。

「そう長くは一緒にいられません」
厳しい現実を突き付ける言葉にnoblesse obligeを感じる。
不穏ではあるが、余韻を残して〆。